2017年03月05日

Blind Spot ライブ@汐留BLUE MOOD フルレポート〜待望のオリジナル新曲とともに

2017年2月25日(土)。
ところは東京・汐留 BLUE MOOD。
ここで、2017年のBlind Spotはスタートを切る。

前回のライブも同じ会場だったが、ワタシは前回は参加できなかったため、こちらを訪れるのは初めて。『ライブハウス&レストラン』という肩書きの通り、規模はさほどではないが、飲食を前提としたテーブルと椅子が備え付けられた完全着席、ジャズライブなどが似合いそうな、大人の社交場といった雰囲気だ。

ワタシにとっては約1年3か月ぶりのお目通り、セガ・アンオフィシャルバンドであるBlind Spotのステージ。
今宵は、果たして何が飛び出すか。

難局(難曲)がバンドを苦しめる

ライブ前のステージでは、最近では恒例となった、ジャスティンによるセガ・ゲームミュージックのDJプレイが繰り広げられている。セガサウンドをBGMに、鳳凰美田 純米大吟醸を傾ける、これはこれで贅沢なことかも。

グラスのお酒が半分以上なくなったころ、メンバーがステージに登場。
会場のイメージを考えると、最初は控えめなナンバーから始まるかと思いきや、初っ端から熱い曲が繰り出された。

01. Tachyon (BLIND SPOT)
02. Wilderness (ゴールデンアックス)

この日、会場、および日中に行われた東京ゲーム音楽ショーにて販売された『From Ula 2』というBlind Spot初のミニアルバムが紹介された。それとともに、Blind Spotのアルバムを製作することが発表された。詳細はまだこれから、ということのようだが、兼ねてよりアルバムの発売を期待していたワタシとしては、ようやくBlind Spotの新たな一歩が踏み出されることに、感銘を受けずにはいられない。

この感動を噛みしめながら、次の曲へいってみましょう。

03. Space Harrier Main Theme (スペースハリアー)
04. Sword of Vermilion (ヴァーミリオン)

低音で響き渡るイントロだけで、ファンにはもはやお馴染みとなりつつある『スペースハリアー』、そして読みは違うがスペルの同じ競走馬がいた『ヴァーミリオン』、いつもな感じの2曲が続く。

次にお送りする曲は、最近珍しくなくなった、非セガ楽曲。
セガ・アンオフィシャルという立ち位置を使わない手はないとばかり、コナミから発売された音楽ゲーム『ギターフリークス』に並木氏が提供した中の一曲が披露された。泣きのギターが心にしみるナンバーである。

05. J-Staff (ギターフリークス)
06. Galaxy Force Medley (ギャラクシーフォース)
(Coin〜Scene Select〜Beyond The Galaxy〜Take Back〜Alone Fighter〜Defeat〜Try-Z〜Stage Clear)

『Last Wave』が定位置だったバラードナンバーの座を奪いかねない新星の次は、何やら聞き覚えのあるクレジット音。
これだけで『ギャラクシーフォース』であることは、多くの人が分かったことだろう。そして直前に「めんどくさい曲」(並木氏談)という前振りがあったことから、おそらくメドレーになるというのも、おおよそ予想はついた。

ただ、その『めんどくささ』は、およそ私の想像を超えていた。
ここまで完膚なきまでにギャラクシーフォースオンパレードになるとは。

演奏が終わった後の、メンバーの疲労感も半端ではなかったようで、

「死ぬかと思った」(森藤)
「もう少しテンポ下げない?」(斎藤)
「それはダメ」(並木&森藤)
「じゃあキー下げよう、キー」(並木)
「キー下げたって一緒でしょ!」(森藤)

ギャラクシーフォースは、林克洋氏(ファンキーK.H.)と並木氏の合作で、アレンジをした森藤氏をして「難しい曲軍団」と言わしめる楽曲の数々。しかしながら「難しい曲は難しくやる」(森藤氏)というポリシーが、このバンドの今後を宿命づけている気もする。

第一部の曲は次で最後。
ということで、前半戦ラストは、Blind Spotになってからの定番曲で締めくくった。

07. Outride a Crisis (スーパーハングオン)

去りゆく大将、お目見え新曲

30分強の休憩(お食事タイム?)を挟み、始まった第二部。
その幕開けは、ある種、オープニングナンバーのスタンダードであるこの曲で。

08. Wave Motion (BLIND SPOT)
09. Hyper City (ストライクファイター)〜Bass Solo〜Drums Solo

リズムソロでは、斎藤%TURBOくんが客席に移動して演奏乱舞。今回、初めてワイヤレスを導入したとのことで、本人も不慣れなのを認めつつ、ちょっと満足気。

ソロ演奏を存分に魅せた二人の名前を紹介したところで、便乗するかのようにメンバー紹介。
そのままMCに入るわけだが、いろんなことでいっぱいいっぱいの並木氏(ライブ中、何度も「メモリ(=記憶容量)がいっぱいいっぱい」を連発)

そしてすかさず斎藤氏、ここでも、

「とりあえず、テンポ下げようよ」

と、意味不明なツッコミ。
このMCパートは、斎藤氏の独壇場。テレビ番組(アメ○ーーク)で、自信初めて「スペースハリアーの画面を見た」とのこと。この方(と熊ちゃん)が、演奏題材であるゲームのことを何も知らないというのは周知の事実だが、S.S.T.時代を通じて、約27年越しの新たな接近遭遇。これを機会に、彼の中に何か芽生えるものがあるのだろうか。いや、ないだろうな……。

じゃあ、次行きましょう、ということで、紹介されたのは、

「セガの社歌です」

10. 若き力 (セガ社歌、Guest Vocal:小林楓)

イントロが流れ始めると、どうも様子がおかしい。
メンバーがみな、怪訝そうに大将(松前氏)の方を見る。
やがて、イントロの段階で尻すぼみに終わってしまう演奏。

直後の大将のコメントが、痛快だった。

「テンポ下げましたけど……」

場内、メンバー、大爆笑。
いや、面白い。すばらしい。
Blind Spotは、いつからこんな小ネタを仕込むようになったんだ(註:かなり以前から)。

仕切り直しで、ハイテンポナンバーに生まれ変わった社歌が演奏される。最近ではもう、皆さんおなじみのナンバー。
ボーカルで小林楓さんが出てくるのも、これまたおなじみ。近年では売り子に、ゲストにと八面六臂の活躍を見せる彼女。もちろん、本業の歌手業もバリバリ、昨年末にはセカンドミニアルバムを発売している。

MCパートでは、これも毎回恒例、楓嬢をめぐるセクハラ問題。
周辺から巻き起こるセクハラ発言の数々だが、一番ヒドイのは、

「ドラムの人」(小林楓嬢談)

とのこと。

ちなみに、この話の流れで、彼女自身がぜひ一度歌ってみたい曲として「御旗のもとに」(サクラ大戦3オープニングテーマ)を挙げていた。当然のように、バンドメンバーは誰も知らない(元セガ社員のギターの方も)。
ワタシも大好きな曲だが、元がオーケストラサウンドを基調とした演奏なだけに、バンドアレンジをどのようにするか、森藤氏の力量が問われるところだ。難しい作業になるだろうが、これは次回公演に期待だ。

せっかく楓嬢がステージに立ったということで、ボーカルをもう一曲。
こちらも以前に一度演っている、森藤氏曰く「セガ史上最大の名曲」だ。

11. Dreams Dreams (NiGHTS、Guest Vocal:小林楓)

並木氏と森藤氏がコーラスで参加。この曲、元々はデュエット曲である。できれば、英語ボーカルも流暢にこなす光吉氏あたりとのデュエットを聴いてみたいものである。

ここでBlind Spotから重要なお知らせ。
次回ライブとなる、4月29日のステージをもって、S.S.T.BAND時代からのオリジナルメンバーとしてバンドを支えてきた松前公高氏が、ステージの場において最後の出演となることが発表された。

理由は、松前氏だけが大阪在住であることなど、リハーサルなどにおける負担も影響してのことのようだ。とはいえ『脱退』ではなく、あくまでステージに参加しないというだけの話。バンド運営やレコーディングにおいては、今後も参加するし、大阪公演の際は、ゲストとしてのさんかもあるとのこと。なんとも複雑なところではあるが、このバンドをここまで育ててくれたことに対して、松前氏にはお礼を申し上げたい。

しんみりとした空気を吹き飛ばすべく、次の曲は「いつものヤツ」と新曲。
さて、そのナンバーとは。

12. Magical Sound Shower (アウトラン)
13. Coconuts Beach at the time (オリジナル)

12曲目については、もはや解説不要だと思うので、省略。
新曲は、この日販売された『第二の海賊版』とも言われる『From Ula 2』というCD-Rに収録された曲。曲調としては爽やかなフュージョン路線で、矩形波倶楽部やT-SQUAREを彷彿とさせるもの。

Blind Spotとしては初のオリジナルナンバー。既存ゲーム曲のアレンジではないのだが、作曲者:森藤氏のコンセプトとしては、

「アウトラン1面の舞台であるココナッツビーチをイメージして作った」

とのことらしい。
こういった、曲としてはオリジナルだが、そのイメージはセガのゲームを元に作られる、というのは非常に面白い。ちなみに、曲を作ったのは、熱海ビーチラインを走っているときだったとか。

14. Like The Wind (パワードリフト)
15. Final Take Off (アフターバーナー)

ラスト2曲は……例によって解説省略。
S.S.T.BAND時代を考えると、『Final Take Off』がこの順序(メイン部のラストナンバー)として披露されるのは、隔世の感がある。かっこよくフィナーレというよりも、明るく楽しく終われるナンバー、といったところか。

おなじみ「S.S.T.!!」「ほぼ!!」の掛け声に続いて始まったアンコール曲は、こちら。

16. Qualtet Theme (カルテット)
17. After Burner (アフターバーナー)

私自身、久々に聞くこととなった『カルテット』は、この時間に聴くには清涼感ありすぎ。アンコールは、どちらかというと定番曲が来ることが多いだけに、これはちょっと意表を突かれた。

大トリは……これも説明は不要だろう。
最後はじっとしてなんかいられないとばかり、着席していた人々が席を立ち、大いにノった。

海岸部にほど近い汐留の風は、冷たく吹きすさんでいたが、BLUE MOODの夜は、熱く燃え上がるうちに、大団円を迎えたのであった。

次は4月29日、渋谷決戦

アルバム発売と松前氏のステージ降板。
グッドニュースとバッドニュース、2つの大きなトピックとともに、今年初のBlind Spotライブは幕を閉じた。

S.S.T.BANDにとって、松前氏は生みの親のようなものである。その屋台骨的存在がステージから消えることの大きさを、我々はまだ十分に理解できていない気がする。今後、ステージには4人体制で臨むのか、あるいは新たなメンバーが加わるのか、バンドの今後の動向を注目していきたい。

楽曲面では、ついに新曲が発表され、アポロ11号月面着陸のごとく、大きな一歩を踏み出した。
特に『セガゲーム、およびセガゲーム音楽大好きっ子』である森藤氏が、楽曲制作に携わっている意味は大きい。彼がいるかぎり、Blind Spotから(非公式とはいえ)『セガ』の看板が取り外されることはないと思われる。

予定されている新アルバムは、セガ曲のアレンジが中心となるのか、あるいは『BLIND SPOT』同様、オリジナルナンバーが名を連ねるのか、今から楽しみ。

次のステージは、4月末の渋谷GUILTY。
出演者や内容を考えると、一も二もなく行きたいのだが、時期的に結構困難……
はたして!?

[2017年2月25日 Blind Spot ライブ@汐留BLUE MOOD・セットリスト]

<第一部>

  1. Tachyon (BLIND SPOT)
  2. Wilderness (ゴールデンアックス)
  3. Space Harrier Main Theme (スペースハリアー)
  4. Sword of Vermilion (ヴァーミリオン)
  5. J-Staff (ギターフリークス)
  6. Galaxy Force Medley (ギャラクシーフォース)
    (Coin〜Scene Select〜Beyond The Galaxy〜Take Back〜Alone Fighter〜Defeat〜Try-Z〜Stage Clear)
  7. Outride a Crisis (スーパーハングオン)

<第二部>

  1. Wave Motion (BLIND SPOT)
  2. Hyper City (ストライクファイター)〜Bass Solo〜Drums Solo
  3. 若き力 (セガ社歌、Guest Vocal:小林楓)
  4. Dreams Dreams (NiGHTS、Guest Vocal:小林楓)
  5. Magical Sound Shower (アウトラン)
  6. Coconuts Beach at the time (オリジナル)
  7. Like The Wind (パワードリフト)
  8. Final Take Off (アフターバーナー)

<アンコール>

  1. Qualtet Theme (カルテット)
  2. After Burner (アフターバーナー)
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2017年02月27日

たいにーの動静っ中年・11月第一週(10/31〜11/6)〜モラルが正義とは限らない世界

社屋が渋谷から飯田橋へ

ウチの会社の社屋が、神楽坂へお引越しとなった。
ワタシは出先へ常駐の身なので、あまり影響はないが、何かの折に訪れることにはなる。

それにつけても、神楽坂。
おしゃれな大人の街として定評のある場所だが、ついぞ縁がなかっただけに、いやがうえにもテンションは上がる。実際、所用で本部を訪れた際に、ちょっと街を歩いてみたのだが、気になる店がたくさんあるじゃないのさ。

当面の目標は、神楽坂ならではの『大人の隠れ家』的な店を探すことである。
疲れた仕事帰りに、ちょっと人目に付きにくい店にふらりと立ち寄り、杯を傾けながら、その日の疲れを酒と会話が癒してくれる。

なんと甘美な絵であろうか。
そんなことを想像すると、とても仕事なんかしてる場合じゃない。

……などとは、口が裂けても言えず。
頭の中では別のことを考えつつ、新しい職場で、仕事の話も(ちょっとだけ)する。
いや、むしろ仕事の話しろよ。

米大統領選、情勢は大勢を決したのか、あるいは

アメリカの大統領選、いよいよ佳境に入った。

女性蔑視発言やら、スキャンダルやら、TV討論惨敗やらで、敗色濃厚と言われていたトランプ氏が、ここにきてヒラリーを猛追。一時は、支持率で逆転するほどまでに、息を吹き返す。

とかく、大統領選はお互いのスキャンダル暴露合戦とも言われ、いかに相手の過去における決定的な汚点を引き出せるかが、勝負のカギを握ることもある。

その点から行くと、トランプ氏は、汚点ネタに事欠かないのだが、それでいてヒラリーと接戦に持ち込めるというのは、汚点を押して余りある魅力がトランプ氏にあるのか、あるいは、そこまでヒラリー氏がヒドイのか。

国民の支持は(局所的に)根強いトランプ氏だが、同胞である共和党内の反応は散々。中には『絶望的』とまで言ってのける党員もいるほど。もっとも、共和党の代表を決める予備選挙でのボロカスな言われ具合は、トランプ氏の右に出るものはおるまいて。ゆえに、党内に敵が多いのも理解はできる。

ただ、当確との話も出始めるヒラリー氏については、私的メール問題以外、取り立てて話題になるネタがなく、良くも悪くも、トランプネタが全米はおろか、日本をはじめとする世界中を席巻しているのも事実。

決戦は来週。
このまま壮大な茶番劇で終わらなければよいのだが。

何を目指しているのかが全く分からない韓国大騒動

一方、同じ大統領でも、ところは韓国。
前の週に、朴大統領の長年の友人である崔順実(チェ・スンシル)氏に対して、国の機密文書が流れた疑惑が報じられ、ソウルでデモが起こった。

明けて今週、崔順実氏は、容疑者として緊急逮捕された。
逮捕容疑は、朴大統領を介して国政に介入し、利益を得ていたことによるもの。

そこからはもう、国政大混乱一直線。
首相は更迭されるわ、大統領秘書官は職権乱用・強要未遂でとっ捕まるわ、デモは再び起こるわ、男が重機で最高検察庁に突っ込むわで、およそ『治政』という言葉とは無縁の世界。重機で突っ込んだ男は、

「崔順実が死ねるよう手伝ってやりたかった」

と供述しているようだが、なにがなんだかサッパリわからない。

それにしても、かの国はデモが大好きなようだ。
先週のデモは約3万人、崔順実氏逮捕後は20万人もの人が、ソウルで大統領の退陣を求めるデモを行った。

何が凄いって、それだけあっさりと弾劾を受ける大統領も凄いが、警察発表のデモ参加者が先週1万2千人、今週は4万5千人と、盛りすぎるにもほどがある主催者発表には、真実という言葉からは程遠い虚構が見て取れる。

まあ、デモの参加者を盛るのは、日本でもおなじみのものだが。
日本野鳥の会の方でも雇って、正確な人数を弾き出せばいいのに。
もっとも、数の正確さを求めている人なぞ、どこにもいないとは思うが。

 

今週のオマケ。
久々に通勤電車のお話。
ただし、帰り道。

電車の中では電話にでんわ

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2017年02月26日

Blind Spot ライブ@汐留BLUE MOOD プレレポート(本編は3月4日掲載予定)

2017年、最初のステージとなるBlind Spot(ほぼS.S.T.BAND)のステージ@汐留BLUE MOOD。
ステージは、無事終了した。

すでにベース・斎藤昌人氏のブログに綴られていたので、こちらでも書いてしまう。
キーボードの松前公高氏が、このツアーと4月末の植松伸夫、ゲーマデリック合同ライブでのステージが、Blind Spotのバンドメンバーとしては最後となってしまうことが発表された。
(脱退というわけではなく、演奏者として最後、という意味)

残りわずかとなったチャンスを見逃す手はない。
松前氏の勇姿を目に焼き付けろ!

名古屋、および大阪公演は、下記のスケジュールとなっている。
近隣の方は、ぜひお運びを。

名古屋公演
日付:2017年3月3日(金)
時刻:18:00開場 19:00開演

会場:今池 TOKUZO
住所:〒464-0850 名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F
電話:052-733-3709
Web:http://www.tokuzo.com/
E-mail:mail@tokuzo.com

大阪公演
日付:2017年3月4日(土)
時刻:18:00開場 19:00開演

会場:高槻 MUSIC SQUARE 1624 TENJIN
住所:〒569-1117 大阪府高槻市 天神町1−6−24 天神ビル地下1階
電話:072-691-1624
Web:http://www.mam-1624.com/
E-mail:info@mam-1624.com

例によって、フルレポートは、大阪公演終了後にアップする予定。
しばしお待ちを。

※後日駐
下記にアップしました。

posted by たいにー at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月22日

たいにーの動静っ中年・10月第四週(10/24〜10/30)〜無縁ではいられない『想定外』を考える

ポケモンGOで人が犠牲になる時代

愛知県一宮市で、小学4年生の男子児童がトラックにはねられ、死亡する事故が発生した。
事故の原因は、スマートフォンアプリ『ポケモンGO』をプレイしていたから。
運転していたのは、36歳の会社員男性。

未来ある命が事故でで亡くなったというだけでも痛ましいのに、事故の原因が、危険だと分かり切っているスマートフォンゲームのながら運転とあっては、遺族も悔やんでも悔やみきれないだろう。被害者の父親が「車の中では一切操作できないようにしてほしい」と考えるのも当然だ。

本件は自動車運転過失運転致死罪が適用されるが、刑罰は7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金となる。ゲームしながらの運転と考えれば、事故は予見しうるものであり、7年程度の懲役刑では、遺族の納得は得られまい。

そして、これだけ悲惨な事故が起きたとしても、おそらくは運転中にスマートフォンを使う人は、減らないのだろう。『使えてしまう』環境がある以上、おそらくこういった事故は、今後も発生する。

あるとすれば、法規制の改正(厳罰化)くらいだろうが、これもまた簡単ではない。
防ぎようがなく、それでいて今後増えることが見込まれる犯罪に対して、先手を打てないのは、性善説に基づく考え方ゆえの問題か。

問題発覚はともかく、重要なのはその処置

はごろもフーズが製造するツナ缶に、あろうことがゴキブリが混入していたことが発覚。ちょっとした騒動となる。

昔であれば、こういった事案は、個別の対応で片づけられたものだが、今や丸く収める前に、被疑者が勝手に情報を拡散してしまう時代である。問題が世間の知るところとなったと、企業側には然るべき対応力が求められる。

今回のはごろもフーズは、当初、公表を控えた。
だが、その対応すらも報じられたために、ネットは炎上。急きょ公式サイトに謝罪文を掲載し、事態の鎮静化に努めた。

前から何度も書いていることだが、日本人は、自ら反省する人には、同情の念を禁じ得ない。だが、反省しない人に対しては、とにかく叩いて反省させようとする。このタイミングを見誤ると、大変なことになる。

果たして、今回のはごろもフーズの対応が、遅きに失したのか、あるいは駆け込みセーフだったのか。
それは、のちの売上げ・業績が証明してくれることだろう。

まあでも、こんなことがあったあとだと。
ツナ缶……やっぱりメーカーとか、気にしちゃうよねぇ。

誕生日は同僚のおごりで

誕生日があった。
誕生日らしく、あちこちから各種トラブルをプレゼントとして持ってきてくれるという、実に最低な一日であった。

とどめに、Kさんがトラブル相談を持ちかけてきたので、22時を回ったのち、先週(勝手に)行きつけ認定した長崎料理のお店に行く。

それにしても、世の中はうまくできている。
仕事ができる人が異動すると、異動先に、相応の仕事が舞い込んでくる。
舞い込んでくる仕事は、まっとうなものから、尻拭い的なものまで、さまざまなわけだが。

お会計の際、ためしに言ってみた。

「そういえばワタシ、今日誕生日なんですよー」
「そうなんですか? それは知りませんでした。おめでとうございます!」
「ありがとー、別に嬉しかないけどね」
「わかりました。じゃあ、今日は私がおごります!」

結果としてワタシは『おごってもらう』という名目で、前回・前々回と貸しにしていた飲み代を、Kさんから返却してもらうのであった。

ま、こーゆーのは気分だからね。

「あ、たいにーさん、お金足りなかった。400円だけ出してもらえませんか?」

気分喪失。

 

今週のオマケ。
これはアホニュースに入れるべき内容だが。

宅配業者は暴力団より強し

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posted by たいにー at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月20日

ありそうでなかったイヤフォンの新体験、ambie sound earcuffs(アンビー サウンド イヤカフ)

イヤフォンに求めるもの。
それは音質であり、機能性であり、価格であり……と、人によってそれぞれだ。

機能性は、いかに音漏れがしないか、いかに原音を忠実に楽しめるか、いかに装着感が心地よいか、といった要素だが、いずれも特に目新しい要素ではなく、それぞれに秀でたからといって、際立って売り上げを伸ばす商品は、特にない。

だが今回、その『機能性』で話題となり、バカ売れ(死語)したイヤフォンが登場した。
それこそが、今回ご紹介するambie sound earcuffs(アンビー サウンド イヤカフ)だ。

ambie sound earcuffs(Toypu Brown)

この商品、発売から4日にして、初回生産分完売という事態に。
初回分として、どれだけの数をそろえたのかは不明だが、話題になっているのは確かだ。実際、ワタシが発売して最初の週末となった2月11日(土)に蔦屋家電@二子玉川店を訪れた際には、すでに在庫がないと言われてしまったほど。

なにが従来のイヤフォンと異なるのか。
それはズバリ、『耳の穴をふさがない』ことだ。

生活音になじむイヤフォンの音

ambie sound earcuffsは、耳の穴には装着しない。
耳の穴の直前に音の出力部が来るよう、耳に取り付けて使用する。
アクセサリのイヤーカフの音が出るバージョンという表現が一番近いだろうか。

ambie sound earcuffs装着時

耳の穴の直前まで音出力の小さなホースを伸ばしていくる、そんなイメージ。
たとえて言うなら、自分にしか聞こえないスピーカーを使っているような。

イヤフォンケーブルにはリモコンマイクも装備されており、スマートフォンでの利用を想定した作りとなっている。当然、使用中に接続されたスマートフォンで着信があれば、リモコンマイクを使っての通話が可能だ。

街中で使用していると、イヤフォンから聞こえてくる曲をBGMに、雑踏の音が別レイヤーで溶け込んでくる。
職場などでは(周りの音が聞こえなくなるため)、イヤフォンは絶対に使いたくないのだが、これだったら使っても迷惑にはならないかな、と思わせてくれる。もっとも、イヤフォンを装着しているという見た目の不快感(?)はどうしようもないが。

本製品の最大の特徴である、『耳をふさがない』点。
そのメリットは、二つある。

一つは、イヤフォンの音だけでなく、周囲の環境音が聞こえること。
普通のイヤフォンでも聞こえないわけではないだろうが、このambie sound earcuffsは、周りの音『も』聞かせるためのイヤフォンと言っていい。そのため、周囲の声も問題なく聞こえる。買い物のとき、レジのおねーさんの声を聴くために、イヤフォンを外さなくてもよくなる。

もう一つ、耳に密着しないので、耳孔が蒸れにくい。
ワタシ、できればジョギングするときにイヤフォンをつけたいと思っているのだが、周りの音が遮断されるうえに、耳の中が蒸れて、熱がこもりやすくなる感覚があるため、つけるにつけられなかった。だが、これならどちらの問題も解決されそう。

難点は付け慣れない耳輪への装着と低音、音漏れの心配は

音質的には、『ながら聴き』する分には、さしたる問題ない。
もともと『周囲の音とともに聴く』ことを前提とした商品なので、必要以上に音質にこだわる場合、このイヤフォンは向かない。

ただ、音量はいつも聞いているよりも大きめにする必要がある。
通常、MAX音量の50%程度で聴いているとすれば、70〜80%程度まで上げることになる。
加えて、低音が弱めに感じられるという点も、認識しておく必要がありそうだ。
中高域はしっかりした音作りなだけに、聴く曲によっては『軽く』聞こえてしまうかもしれない。

ぴったりと耳に装着するタイプのイヤフォンは、歩きながらだと、体の振動音が聞こえてしまうこともあるが、このイヤフォンでは、そういった問題は皆無だ。

電車の中での利用で気になるのが、音漏れ。
おそらく、通常の電車内、通常の音量であれば、さほど問題にはならないだろう。周りに雑音のない、静寂な環境で、ようやく何かが鳴っていると分かるレベルだ。

一方で、装着感の方だが。
イヤーカフを付け慣れているという人であれば、さほど問題はないと思う。
だが、ちょっと前まで、イヤーカフというアクセサリの存在すらも知らなかったワタシのような人は、付け始めはともかく、しばらくすると、装着箇所に圧迫感を感じるかもしれない。この場合の圧迫感は、鈍い痛みとも言える。

ま、それもこれも、慣れの問題だとは思うが。

そうだ、もうひとつ。
このイヤフォン、音が出力される部分(イヤーピース)が取り外せるようになっているのだが。

これが、意外と外れやすい。
イヤフォンを耳から取り外そうとしたときに、無意識のうちにイヤーピースが外れてしまうことも。
家の中ならともかく、歩きながら外れてしまうと、そのまま紛失……となる恐れも。

ambie sound earcuffs(本体とイヤーピース)

そのあたりを懸念してか、パッケージの中には、イヤーピースのスペアがワンセット同梱されている。
ただ、この構造は2度、3度と無くす可能性大だ。
イヤフォンとして機能させるための小型化のためには、やむを得なかったところもあるとは思うが。
今後、アタッチメントとしての一工夫が必要かもしれない。

(目下の)最大の悩みの種は、販路の狭さ

ambie sound earcuffsの現時点における最大の問題は、販路の狭さと言っていい。

『欲しい!』と思ったら、通販なんてまどろっこしいことは言ってられねぇ、足を延ばしてでも買いに行くぜッ! という人もいるだろうが、今のところ、販売しているお店は、

  • セレクトショップ・ロンハーマン (みなとみらい、大阪、千駄ヶ谷、京都、福岡)
  • 新宿伊勢丹・チャーリーバイス
  • 二子玉川・蔦屋家電
  • ambie オンラインショップ(通販)

という、ヒジョーに限られた場所でしかお目にかかれない。
そのへんの家電量販店に行けば買える、というシロモノではないのだ。

このあたりは、生産量もさることながら、商品コンセプトと、そのターゲット層が影響しているかもしれない。
取扱店舗は、いずれも価格や流通量よりも、商品の付加価値やセンスなど、従来の量販店とは一線を画した魅力を打ち出す店舗である。

今後、販路を積極的に拡大していくかというと、おそらくそれはなさそう。
少なくとも価格で勝負する路線には走らないはずで、ほかが作らないような独自のメリットを、より濃くしていく路線に終始しそうな気がする。そして、多少お値段が張ったとしても、そこに魅力を感じた人が購入する。あるべk市場の姿と言える。

今回のambie sound earcuffsに関して言えば、お値段は5,500円(税抜き)と、そこまでお高いというほどのお値段でもないのだが。

製品に注入されたソニー技術とWiLのノウハウ

このイヤフォン、開発したのは、『ambie』(アンビー)という会社。
2017年1月11日に設立されたばかりで、今回のambie sound earcuffsは、同社の製品第一弾となる。

効きなれない会社名だが、設立したのは、ソニービデオ&サウンドプロダクツとWiL(ベンチャーキャピタル)となれば、少しは背景がイメージしやすいだろうか。両社の共同出資で、『人と音の、関わり方を変えていく。』をコンセプトに、それぞれのノウハウを結集させる形で、この会社は生まれた。

上記のレビューをあらためて眺めてみると、メリットよりもデメリットが多いようにも思える。
だが、この製品の魅力は、数々のデメリットに目をつむって余りあるものがあると、私は思う。
もちろん、感じ方は人それぞれだが、正しく商品を理解したうえで買えば、決して損はしないはずだ。

前述のとおり、現在は品切れ状態となっている、この商品。
今のところ、予約受付中の段階で、配送は3月以降になるとのこと。

欲しい人にとっては『じれったい』日々が続くことになるが、とにもかくにも『ほかにはない』イヤフォンなのは確か。
できることであれば、購入前に蔦屋家電などで試聴してみて、実際にその聞こえ方を確かめてみることをお勧めする。そのうえで購入ボタンをポチっと押せば、あとから『こんなはずでは……』となる可能性も、低くなるというもの。

音質よりも『聴き方』にこだわりたい人に。
ぜひともこのイヤフォンで、新しい音の聴き方、聴こえ方を楽しみたい。

posted by たいにー at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする