2018年06月22日

キミは知っているか?『バトル・オブ・ストII』を、『バトル・オブ・ベーマガライターズ』を

『バトル・オブ・ストII』
この響きに心が動く人は、間違いなくおっさんである。

『バトル・オブ・ストリートファイターII』、元は電波新聞社が刊行していたマイコンBASICマガジンの1コーナー『山下章のホンキでPlayホンネでReview!』に掲載された連載企画。当時、人気の絶頂にあった対戦格闘ゲーム『ストリートファイターII』を使い、べーまが編集部の猛者の中で、誰が最強なのかを総当たりリーグ戦で決めよう、というものだ。

バトル・オブ・ベーマガライターズ(限定版)

この連載、1991年7月号からスタートし、1992年4月号の掲載を最後に連載が中断。「いつしか再開するぞ」とオオカミ少年が何匹も登場したものの、ついに再開の日の目を見ることのないまま、ついにはベーマガそのものが休刊の憂き目を見ることに。

もともとベーマガ編集部は個性的なメンバーが多いことで知られていたが、この連載は各メンバーの性格や人となりとともに、各対戦における駆け引きなどの(それなりに大げさな)描写も相まって、毎月の連載を楽しみにしている人も多かった。もちろん、私もその一人。

しかしながら前述の通り、連載は途中で中断。関係者以外、誰もその結末を知ることのないまま、25年もの歳月が流れた。

驚くべきは、25年の時を経て、完結版ともいえる本書籍『バトル・オブ・ベーマガライターズ』が刊行された……ことは言うまでもないが、25年物間、この書籍と大会の結果を心待ちにしていた人が、思いのほか多かったということ。

少なくとも、私の周りには二人いた。
おそるべきはベーマガ愛である。ベーマガがなければ、今日の日本のIT業界は成り立っていなかったはずだ(と私は思っている)。

編さん本田が三連勝
リュウケン部屋の創設
虎の穴、ベガ・コネクションの存在
トーナメントが進む一方で、一向に姿を見せない赤烏龍吉

……一般の人には、何を言っているのかさっぱり分からないこれらのフレーズも、この記事に共感を抱いてくださった方には、ぐいぐい突き刺さっていることだろう。

文体はドキュメンタリー風に仕上げつつ、かなり誇張表現やいわゆるフィクション(演出)がちりばめられている。純粋だった当時の私は、

「虎の穴なんていう、ゲームに命をささげるようなおっかねー組織があるのかぁ」
「ベーマガライターって、基本的にゲームがうまくないとなれないんだなぁ」

などと、想像をめぐらせたものである。

ベーマガ編集部という、超局所的な空間で繰り広げられた大会、それがいかなる終焉を迎えたのかは、ぜひとも書籍を手に取って確認されたい。

なお、今回紹介したこの『バトル・オブ・ベーマガライターズ』には、バトル・オブ・ストIIのほか、『バトル・オブ・F-ZERO』や『バトル・オブ・ぷよぷよ』も併せて収録されている。『436キロスタート』や『1分58秒台への道』といったくだりは、読み返しているだけで、もう超懐かしかった。

古参のベーマガ読者必携の本署(古参じゃないベーマガ読者がいるかどうかはさておき)。
購入手段は、通販かBEEP秋葉原店に限られており、一般書店では手に入らないので、そこんとこだけご注意を。

posted by たいにー at 00:44 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月21日

担々麺じゃない、タンタンメンだ! 川崎市民は元祖ニュータンタンメン本舗を知るべし

約半年越しで、ようやくこの記事を投稿することになろうとは。

長年、川崎のローカルフードとして親しまれてきたにもかかわらず、私が未だかつて、一度も手を出さずにいたもの。
それこそが、元祖ニュータンタンメン本舗だ。

未経験だった理由は後述するとして、先日、ついに、とうとう、ようやく、ありつくことができたので、その喜び(?)を記事にしてみたい。

ニュータンタンメン本舗(新丸子)

今回のご注文は、いたってノーマルなタンタンメン・辛さ普通。

知る人ぞ知る、同店ナイズされたタンタンメンは、いわゆる中華の担々麺とは一線を画す、『イメージだけで担々麺を再現してみたらこうなった』的な一品だ。ただ、それが決して失敗ではなく、非常に斬新な方向で成功を遂げた、まさに奇跡の一杯と言える。

タンタンメン(ニュータンタンメン本舗)

第一印象。
スープ、赤っ。
麺に覆いかぶさる卵の水面が、その赤みを際立たせている。

これはなんとも実に辛そうなことで、飲んだら辛いんだろうな……って、食べてみると、あらそれほどでもない。これは食べ進めていくうちにどんどん辛くなっていくのだろうな……いよいよ辛くなっていくのかな……

というのが、最後まで続いた。

見た目ほど、というか、普通レベルではほとんど辛くない。
辛さが楽しめるのは、おそらくは中辛レベルからだ。

タンタンメン(ニュータンタンメン本舗)

……と思い、後日、中辛を試してみたが、これも「辛そう」の域を脱しなかった。
辛さにあまり免疫力のないワタシをもって『大辛』でようやく辛味を感じるレベル、ということで、皆さんの参考になればと思う。

で、肝心の味だが、ふらの・なだれ攻撃(by キャプテン翼)をも彷彿とさせる、卵とひき肉、そしてニンニクの波状攻撃。特にニンニクは、この一杯でいったい何個使っているのか、と想像しちゃうくらい、粗みじんのニンニクが、これでもかと攻め立ててくる。

麺はつるつるストレート。あまりのつるつるっぷりに、すすった麺が噛む前に喉奥に到達してしまうという場面も(げほっげほっ)。

とにかく独特な味わい、というほかない。万人受けというよりも、とがったタイプで、好き嫌いがハッキリと分かれそう。お店の母体が焼肉屋ということもあってか、焼肉屋で供されるクッパスープに麺が入ったイメージ……というのが、一番近い気がする。

振り返って、これまでニュータンタンメン本舗に行ったことがなかった最大の理由は、小杉店、元住吉店といった近隣店舗が、夜のみの営業だったから……だと思う。新丸子店は比較的最近オープンしたばかりなので、昼営業しているとは気づかなんだ……って、もうオープンしてから4年以上経つのね。

とにもかくにも、ランチで行けるのはありがたい。
ただし、とにかく容赦のないニンニクの量である。
いただく際は、その後の周囲への影響を十分考慮の上で、ぜひ。

気休めかもしれないが、ブレス○アは必須かもしれない……。

posted by たいにー at 01:14 | Comment(2) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月19日

サッカーW杯・ロシア大会2018 日本ーコロンビア戦で起こる一億総手のひら返し

6月19日(火)午前、職場での会話。

「サッカーワールドカップが今後盛り上がっていくはずなんですが……」
「盛り上がりませんねぇ」
「今日、日本の試合なんですけどねぇ」
「盛り上がりませんねぇ」
「なんで盛り上がらないんですかねぇ」
「ワールドカップ開幕直前でゴタゴタしましたからねぇ」
「あと、直前の親善試合とかで全然勝てませんでしたからねぇ」
「西野監督の評価もズタボロですしねぇ」
「今日(コロンビア戦)も難しいでしょうねぇ」
「0-3(でコロンビアが勝つ)でしょうかねぇ」
「できれば日本に勝ってもらって、評論家全員に手のひら返ししてほしいんですけどねぇ」
「日本が勝ったら『西野サイコー!』『日本の名称ここにあり』とか称賛されまくるんだろうけど」
「まー、難しいでしょうねぇ」
「でしょうねぇ」

そして試合開始。
試合終了。

日本、勝ってもた。

さあ、手のひら返しの時間だ!
皆、思うままに日本代表をほめたたえるがよい!

勝てば官軍、負ければ賊軍。
西ドイツの皇帝、カール・ハインツ・シュナイダーのセリフが脳裏をよぎる。

「サッカーは強いものが勝つんじゃない、勝ったものが強いんだ」

そう、この大舞台で勝つために、皆、努力し、調整してくる。
勝った日本が強かった。そういうことだ。

つまるところ、なんだ。
西野さん、ごめんなさい。
そして、次戦も頑張ってください。

なお、知らない人のために補足。
カール・ハインツ・シュナイダーは、漫画『キャプテン翼』のキャラクターなので、あまり深く考えないよーに。

posted by たいにー at 23:19 | Comment(0) | 健康・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月18日

天中殺その2:クビが吹っ飛ぶ直前のトラブル勃発

3月、実家の相続関連手続きに奔走している最中に、その事件は起きた。

ざっくり書くと、会社のスタッフが、顧客の機密情報書類を紛失してしまったのだ。

一文にまとめてしまうと、「あー、それはタイヘンねー」で終わってしまいそうだが、その実は筆舌に尽くしがたいものあり。

客先への謝罪は言うに及ばず、紛失物の捜索、報告書類の作成、事件当時者からの事情聴取とメンタルケア、再発防止に向けた組織内への注意喚起と再教育……などなど。5月までの2か月強は、本件の事態収束に身をささげたといっても過言ではない。

機密情報の持ち出しは、やってはいけないこと、というのは皆、共通認識として持っていると思うが、それでも起きてしまう。意識に頼らず、仕組みとして防ぐ必要があり、結果として以後の情報取り回しは、なんとも窮屈なものとなってしまった。

一方で、問題を起こした当の本人の落胆ぶりも凄まじく、自殺を考えるのではないか、と周りが真剣に心配するほどだった。現在はなんとか持ち直し、通常業務に戻っている。

機密情報の紛失による具体的な損害は出ていないものの、問題への対策と客先への対応は、現在進行形で続いている。将来的には、客先との契約問題にも発展しかねない不安をはらんでいるが、こればかりは人事を尽くして天命を待つよりほかない。

クビの皮一枚のところで踏みとどまったのは、果たして幸か不幸か。
いっそのこと、このときクビを切られていた方がよかった、なんてことにならないことを願いたい。

posted by たいにー at 23:44 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月17日

天中殺その1:父、天に還る

1月30日、私は新丸子のラーメン屋の記事をアップした。

その翌日、ニュータンタンメン本舗の記事(現時点で未掲載)の掲載準備をしなきゃなー、と思いながら家路に就く道中、一本の電話が鳴る。

発信元は実家の母親。
「父親が亡くなった」とのこと。
まるで現実味のない話に、すぐには事態が呑み込めず、頭の中を整理するのが精いっぱいだった。

自分は何をすべきか。
明日(金曜日)は仕事に行ってもよいものか。
そもそも亡くなったというのは本当なのか。

いわゆる日本人の平均寿命に照らし合わせると、ウチの父の享年は明らかに若い年齢だった。
100%健康体とはいかなかったものの、特に持病があったわけでも、予兆があったわけでもない。
とにもかくにも、この目で確かめないことには始まらない。

翌朝、旅支度を整えた私は、一度会社に出向いて関係者に事の次第を説明。および業務の引継ぎを雑多に済ませ、その足で新潟へと向かった。

実家に到着したのが、お昼ごろ。
部屋の片隅に、横たわる人の姿が。父だった。
打ち覆い(顔にかける白い布)を取り、何年かぶりに見るその顔には、すでに精気はなかった。

死因は、急性心臓死、とのこと。
初めて聞く死因だが、一般的にはかなり多いらしい。
こたつで眠るように、苦しんだ様子もなく息を引き取ったようだとは、葬儀屋さんの見解。

亡骸を見たとき、納棺されるときは、比較的冷静だったが、告別式で親族が集まってくださったときは、自分の父のためにありがたいという感謝の気持ち、火葬される直前はこの顔にもう二度と会うことがないのだという根性の別れを思い、さすがにこみ上げるものがあった。

その後、葬儀や火葬などを執り行い、やっとひと段落……と思ったのもつかの間。
次に襲ってきたのが、各種相続問題。

ウチは名家でも大資産家でもないので、相続内容は取るに足らないものばかりだが、それでも『しない』というわけにはいかないのが法治国家。雪の降る中、銀行、郵便局、役所と奔走し、書類の手配から記入まで、時間と労力を要する日々。

実は、この相続に絡んで、一つ思いがけない展開(お金周りの話ではない)があったのだが、それはまた別の機会に。

そんなこんなで、緊急の帰省から一週間。その後、相続絡みで何度か、新潟を訪れた私。
だが、これは天中殺(?)の序章に過ぎなかったのである。

posted by たいにー at 23:15 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする