2015年04月23日

150万人都市へのカウントダウン、東京を除く政令指定都市人口で、川崎市が第7位に

ワタシが忙しさにかまけている間に、川崎市の人口が全国第7位となった。
『東京を除く政令指定都市の中で』というエクスキューズはつくものの、7位である。なかなかに縁起のいい数字では、ある。

  1. 横浜 (面積:437.49km2
  2. 大阪 (面積:225.21km2)
  3. 名古屋 (面積:326.44km2)
  4. 札幌 (面積:1,121.00km2)
  5. 神戸 (面積:557.02km2)
  6. 福岡 (面積:343.38km2)
  7. 川崎 (面積:143.00km2)
  8. 京都 (面積:827.83km2)
  9. さいたま (面積:217.43km2)
  10. 広島 (面積:906.53km2)

の順ですな。

産経新聞の記事によると、川崎市が誕生した大正13年当時は、人口約5万人。その後、昭和48年には100万人を突破し、昭和50年には全国8位の人口を数えるまえに成長した。

上記のランキング、各市の面積に注目すると、川崎市の面積が際立って小さいのが分かる。地理的にも東西に狭く、南北に広い地形は、他の市と比較しても、かなり特異だ。正直なところ、川崎市に移り住むまでは、こんな地形だとはまったく知らず、市としてうまく機能しているのかと、ひそかに心配したものだ(結果としては、何の問題もなく機能しているわけだが)。

以前、別の記事でも書いたが、川崎の人口は、今後も右肩上がりを続け、2030年あたりにピークとなる152万人を超えると試算されている。

2015年4月1日現在の川崎市の人口が、146万6444人。
2030年4月1日時点で、152万人になると仮定すると、年間、約3,570人増える計算となる。
そこで、4年前の記事のデータと比較し、一年当たりの人口増減数を見てみた。

平成19年〜平成23, 27年の川崎市・区別人口推移

川崎区 幸区 中原区 高津区 宮前区 多摩区 麻生区 市全体
H19 210,138 146,282 218,830 209,778 211,107 207,073 160,611 1,363,819
H20 212,939 149,514 223,195 212,032 214,519 210,430 163,682 1,386,311
H21 215,706 152,958 229,231 214,744 216,370 211,576 166,251 1,406,836
H22 217,228 154,444 231,564 216,041 218,918 212,234 168,805 1,419,234
H23 217,552 155,093 234,656 218,807 219,751 213,803 170,771 1,430,433
H27 221,321 159,065 246,006 226,179 224,785 213,997 175,091 1,466,444
増減 +3,769 +3,972 +11,350 +7,372 +5,034 +194 +4,320 +36,011

4年間で約3万6千人増ということは、一年あたり、およそ9,000人増。
そう考えると、年間3,570人増という数字は、あながち非現実な数字というわけでもなさそう。
もちろん、先のことはワカランが。

それにしても、中原区の増加ペースは、相変わらず突出している。
年間、およそ3,000人弱の増加ペース。未だ複数の高層マンションが建築、および計画中であることを踏まえると、このペースは、しばらくは落ちそうにもない。

以下、かなり乱暴な仮説。
うち1,000人が武蔵小杉駅圏内に住まうとして、半分が労働人口だとする。
7割を電車通勤、その中の半分が都心に通勤するとしよう。

結果、年間で武蔵小杉駅を利用する人は、年間175人増。
ここには、川崎各区の増加者による武蔵小杉駅乗り換えは含まれていないから、実際は、当然もっと多い。最大で倍(350人)くらいにはなるかもしれない。

これをJRと東急で折半したとしても、やはり年間200人弱くらいは増えることになる。
自分と同じ電車に乗る人と考えると、微増なのかもしれないが。
じわじわと、電車内空間の密集度が高まっていくのは、避けようがない。

できることなら、鉄道事業者に具体的な策を講じていただきたいところだが。
現実的に考えるのであれば、乗る電車を数本早めたり、ラッシュに耐えうる強靭な体を作る、などを検討した方が、よいのかもしれない。

posted by たいにー at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年10月20日

川崎市の路上喫煙防止条例・重点地域拡大、過料徴収は8年半(実質2年)で計16件

川崎市内で、少しずつそのエリアを拡大している、路上喫煙禁止区域。
2015年度(来年4月)より、新川崎駅、および鹿島田駅周辺が、この路上喫煙禁止重点区域に指定される。朝日新聞より。

神奈川)新川崎・鹿島田駅周辺を路上禁煙に 来年度から (朝日新聞デジタル)

来年4月からJR新川崎・鹿島田両駅周辺での路上喫煙を禁じます――。川崎市は市路上喫煙防止条例の重点区域を拡大し、両駅周辺を指定する方針を、市議会市民委員会で示した。指定後に路上でたばこを吸うと、2千円の過料を取られる可能性がある。

毎度繰り返しのこととなるが、この書き方だと、(今回新たに重点地域指定された)新川崎駅、鹿島田駅周辺『以外』は、さも路上喫煙が認めらているかのように受け取られかねない。

条例では、重点地域以外では『路上喫煙をしないよう努めるものとする』としているが、この書き方に効力があるとは微塵も思えない。なおかつ、これでポイ捨て禁止条例を並行運用しているのだから、沙汰の限りである。歩きたばこしてる人の半分以上は、ポイ捨てするに決まってるじゃないか、と思うのは私だけではないはずだし、統計としても間違っていはいないハズ。

ところで今回の記事、ワタシはもう一つ、気になる点があった。

幸区にある両駅一帯では再開発が進められており、市民要望も多いとして、追加で指定する。市は2006年に同条例を施行。現在、川崎、新百合ケ丘、武蔵小杉、武蔵溝ノ口、鷺沼、登戸・向ケ丘遊園の7駅周辺(6区域)を重点区域に指定している。今年9月までに、悪質な喫煙者16人からは過料も取った。

条例が施行されたのが2006年。
違反者から初めて過料を徴収したのが、2012年。
2013年度終了時点での徴収総数が11件、そして上記記事の通り、2014年9月時点で16件。
おおよそ一年に5件のペースで過料徴収がなされている計算だ。

重点地域における実際の喫煙者が、この程度の数ではないことは、皆さんもご承知のことと思うが、過料徴収は『悪質な喫煙者』からと定義されている以上、数としては、妥当な線かもしれない。とりあえず、条例がきちんと機能している点は、評価すべきか(できればどの地区で、というのも出していただけるとありがたいのだが)。

川崎市は新しい住人が頻繁に流入している土地柄である。
そして新住人で、新居住区域の条例を丹念に調べるような人は、かなり稀だと思われる。
#まめに調べてるヒト、ごめんなさい。

法律と違い、条例は『誰かが教えてくれる』ことも『積極的に勉強する』ことも、ほとんどない。
条例の内容とその遵守度は、その街の品格を左右する両輪であると、心得るべきである。
自治体、市民、双方が。

posted by たいにー at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年10月08日

福田・川崎市長の公約『川崎まるごとWi-Fi化計画』に立ちはだかる、厳しい現実と見えない展望

市長! その計画は大丈夫ですか!?

福田紀彦・川崎市長が就任して、もうすぐ一年になる。

福田市長の公約として、弊ブログが追っかけてきたものに、『川崎まるごとWi-Fi化計画』がある。
今年4月の記事で、そのあらましはご紹介しているが、早い話、川崎市内のあちこちに無料のWi-Fiアクセスポイントを設置しようという試みだ。

この計画の見通しが、いまいち芳しくないという内容が、朝日新聞の記事で報じられている。

【ルポ かながわ】 まるごとWi-Fiできる? (朝日新聞デジタル)

(中略)

福田市長は「市内に1万カ所のアクセスポイントを置く」と語ったことがあるが、市の事務局は「数は未定。災害時を見据えて優先順位を決め、徐々に整備していく」と言う。また、使い方が難しければ利用は広がらないため、誰でも簡単に使える「川崎市アプリ(専用ソフトウエア)」の開発がカギになりそうだ。

ただ、こうした事業にかかる総額は、中間報告に明示されない見通しだ。竹田宣広市議(無所属)はこう反対する。「技術は日進月歩なので、整備が終わったころは時代遅れになる。こうした事業は民間に任せるべきではないか」

総務省の情報通信白書によると、神奈川県民のインターネット利用率(13年末時点)は約87%と高く、スマートフォンによるネット利用率は約46%にのぼる。だが、市が昨年11月、全7区役所に試験的に導入したWi―Fiへのアクセス数は、週平均で約150件にとどまっているという。
(以下略)

ポイントは、不透明になりつつある『アクセスポイントの数』と、導入における敷居の高さを左右する『川崎市アプリ(仮)』の動向だ。

市長自ら、1万カ所の設置を公言したアクセスポイントの数がここにきて濁りはじめたのは、投資効果、もしくは予算のめどがつかなくなってきているということか。当初、筆者も感じていた眉唾感を簡単に払しょくできるほど、現実は甘くはないらしい。

そして接続するのに必要となりそうな専用アプリ『川崎市アプリ』については、川崎市民以外が使うという点において、ものすご〜くハードルを高くしている気がする。アプリが日本の公共Wi-Fiアクセスポイント共用として使えるのであれば話は別だが、来日した外国人観光客が、わざわざ川崎市に入った際に、Wi-Fiアクセスポイントを使うために専用のアプリを入れてくれるのか、さらにはその方法をきちんと周知できるのか、なんとも怪しいものである。

試験利用者数のイマイチ感は、当然か計算外か

朝日の記事の中では、市内7区役所で試験導入したWi-Fiアクセスポイントへのアクセス数が、一週間で計150件にとどまったという。区役所を訪れるような層に、いったいどれほどの利用者数を期待したのかは知らないが、もう少し有効なサンプル数を期待できそうな場所があったと思うのだが。

ある市議が「技術は日進月歩なので、整備が終わったころは時代遅れになる」と指摘している点についても、何を指しての発言かは分からないが、規格(IEEE802.11acとか)の話だとしたら、むしろ今検討している規格が、導入の頃にはスタンダードと化している可能性が高い。後方互換性さえ確保できれば、何の問題もないはずだ。

……とはいっても、市がすべてを主導し、一からインフラを整備してもろくなことにはならないため、何らかの形で民間事業者の協力を仰ぐことは必然だ。指摘されている通り、既設のアクセスポイントの活用や、駅および商業施設等、大規模な集客を見込める場所に設置を限定するという選択肢も出てくるだろう。

市内をまるごとWi-Fi化したとして、その先には何があるのか?

今回の川崎Wi-Fi化の、そもそもの目的はなんだろうか。
大きなところとしては、2020年の東京オリンピックで訪れる多くの外国人観光客に、Wi-Fiの使える街としての川崎をアピールしたい狙いがある。そして、災害時のセーフティーネットたる通信インフラとしての役割もあるかもしれない。ひょっとすると、ITに強い街としての川崎を売り出す狙いなんてのが、あるかもしれない(あるの?)。

仮に観光客向けだったとして。
Wi-Fiが使えるからという理由だけで、観光客は、果たして川崎を訪れるだろうか。
Wi-Fi(インターネット)を使うのは、ネットワークを使って何かを調べたいときだ。『何かが川崎にある』、その魅力や可能性を訴求しない限り、そもそも観光客は来てくれないのではないか。利用者が訪れてくれなければ、用意したインフラは無用の長物と化してしまう。

以前の記事で、私は『(市内Wi-FI化が)外国人観光客に対するアピールポイントになる』と書いた。
だがこのままでは、アピールする材料にすらなり得ない恐れもある。

まずは川崎市を、訪問したくなる街にすること。
それは羽田から近い街としてでもいい。東京と横浜へのアクセス至便をうたうのもアリだろう。
それは『言わなくてもわかること』ではない。わかっているのは、そこに住まう人間だけだ。

Wi-Fiが人を呼ぶのではない。来た人々がWi-Fiを使うのだ。
Wi-Fiが、人を呼び込む打出の小槌だと思っている人が、少なからずいるのではないか。

 

この計画について、市長が、そして市議会が、どれくらい真剣味を持っているのか、ワタシにはわからない。
だから、ここまであれこれ考えるのも、意味がないと言われればそれまでかもしれないが。

あくまで当初の公約完遂を目指すか。
あるいは、『川崎市まるごと』という看板を架けかえるか。

理想を語る時期から、現実を見据える時期に移りつつある昨今。
一年生市長の真の力量が、問われ始めているのかもしれない。

posted by たいにー at 00:34 | Comment(7) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年09月10日

武蔵小杉以南のJR南武線の高架化&踏切撤去計画、新型車両導入、そしてFacobook開設

JR南武線、特に川崎市の南側における同線には、まだまだ踏切が多く存在する。
そして、これらが引き起こす渋滞や混雑も、日常茶飯事と化している。

南武線を取り巻く道路事情は、いつになったら改善されるのか?
その行方を左右するであろう計画が発表された。
読売新聞より。

開かずの踏切連続立体交差に…南武線13か所 (YOMIURI ONLINE)

川崎市は今年度から、JR南武線の尻手―武蔵小杉駅間(5・5キロ)の「開かずの踏切」解消を目指し、調査に乗り出している。今年度の国土交通省の補助調査に採択された。13ある踏切を撤去し、連続立体交差にする計画だ。早ければ2019年度の着工を目指す。ただ横浜市と連携する必要があるほか、東京五輪開催などに伴う建設費の高騰も懸念される。
(以下略)

南武線の踏切、および高架化工事というと、これまでは登戸以北を中心に展開してきたが、いよいよ川崎市南部にも手がつけられる。

詳細は上記の記事をご覧いただければ書いてあるので、ここではポイントのみを抜粋。

  • 対象となる区間はJR南武線・尻手〜武蔵小杉間(約5.5km)
  • 同区間にある13の踏切を撤去
  • これに伴い、矢向、鹿島田、平間、向河原の各駅を高架化
  • 総工費は約700億円、負担配分はJRが10%、国が55%、川崎市と横浜市が合わせて35%
  • 着工予定は最速で2019年度(完成年度は未定)

南武線を取り巻く踏切問題は、兼ねてから指摘されてきたもの。現在はまだ調査の段階だが、計画策定に向けた第一歩がようやく踏み出された格好だ。

踏切が撤廃されれば、交通渋滞緩和だけでなく、各駅周辺の再開発の呼び水になるかもしれない。それなりの経済効果も見込めそう。

ただ、課題は山積。
まずは費用の問題。未だ道半ばの震災復興や、2020年に迫る東京五輪の影響もあって、建築資材の高騰は当面の課題。昨年完成した同じ南武線・稲田堤〜府中本町間(約4.3km)の高架化工事に約600億円を投じていることから、今回の予算はその一割強の増額を見込む。

また、南武線南側は、実は一部の地域(矢向駅から尻手駅周辺まで)が横浜市鶴見区に該当するため、川崎市が単独で計画を遂行することはできない。当然、川崎・横浜両市での調整(主に費用面)が必要になる場面もあることから、一筋縄ではいかない……かもしれない。

道のりは平坦ではないが、その入り口が見えてきたことは、素直に歓迎したい。

向河原駅脇の踏切がなくなったら……
平間駅脇の踏切がなくなったら……
どんなにか便利なことだろう。
そう考えて止まない人も多いはずだ。

期せずして南武線は、きたる10月4日から新型車両・E233系が導入される。
従来の車両(205系)に比べ、乗客定員が一割増えるのが特徴だ。
南武線は、座席ひとつとっても窮屈なイメージがあったため、これを機に、状況が改善されることを期待したい。

そして気がつけば、南武線のFacebookまでもができているから、あらまあびっくり。

快速運転の復活、新型車両の導入、そして整備される高架化。
進化する南武線に、ご期待ください。
いや、ワタシが何かするわけじゃないけど……。

posted by たいにー at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年06月05日

多摩川河川敷・丸子橋付近のバーベキュー問題、禁止エリアがあいまいな理由

別記事にて、コメントをいただいた。
バーベキューの可能エリアと禁止エリアは明確になっているのか? という趣旨のものだ。

いただいたご指摘の通り、これらのエリアは、ハッキリしていない。
いや、正確には敢えてハッキリさせていないという方が適当だろうか。

それは、このブログにも言えるかもしれない。
市の表現を、そのままオウム返しのように引用し、敢えて明確に『ここが禁止区域』と図示することは避けてきた。

それには、一応の理由がある。
(めんどくさいから、ってのもあるにはあるけど……)

『市有地はバーベキュー禁止』の意味するところ

先日、タウンニュース中原区版に、バーベキューのゴミ問題に関する記事が掲載された。

上記記事にも書かれていることだが、このバーベキュー問題をややこしくしている原因の一つが『市有地では禁止』のくだり。裏を返すと、河川敷の中で川崎市が管理していない(=国有地)エリアについては、禁止区域の対象外ということになる。

あまり書きたくないのだが、東急線高架下は、バーベキューが禁止されている市有地の範囲外である。(国から?)土地を借り受けている東急としては、禁止はできないものの、鉄道運行に支障をきたす可能性があるため、マナーを守るよう注意を促しているとしている。つまり、遠回しにバーベキューの自粛を訴えているわけだ。

だが、自粛と禁止は大きく異なる。
だからこそ、ここでバーベキューをやる人は、後を絶たない。

すると、その周辺にも同種の人が群がる。仮に東急高架下がバーベキュー可能と定義されていたとして、現地に行ったらすでに埋まっていた。だから諦めよう……とはならないだろう。

すでにその場所が市有地かどうかは関係なくなり、「せっかく集まったんだから」「材料も準備しちゃったし」という、わがまま放題の理由で、禁止行為は決行されてしまう。人によっては、禁止エリアと知りながら、「あそこは禁止されてても大丈夫」と、はなから違反する気満々で来る人も。言語道断である。

改善されない現実

先にご紹介したタウンニュースの記事では、現状分析がつづられている。
丸子橋近辺で、2013年4月27日〜5月6日の間に、バーベキュー利用した方の総数は4,194人。そして『ゴミの持ち帰り』がこれだけマナーとして呼びかけられているにもかかわらず、ゴミはその場に放置され、地域のゴミ捨て場には包丁やコンロなどが置き去りにされていく。

検討される対策も、実に明解だ。

禁止場所と利用可能な場所を明確にすること。
そして、そのためには高津区(二子橋付近)のようなバーベキュー広場としての有料運営が最適なのではないか、ということ。

実際、地元では警察や東急電鉄を交えた対策会議が行われ、2014年度内の丸子橋駐車場の有料化を決定している。苦肉の策ではあるが、自分たちの生活が脅かされかねない住民としては、打てる手はすべて打ちたいというのが本音だろう。

旅先で恥とゴミを捨てていく人々

バーベキューに関する問題提起は、これまでにも弊ブログで繰り返してきた。

約4年間にわたり、問題提起を続けてきたわけだが。
問題の本質は、4年経っても、何も変わっていない。

そして、利用者のマナー意識も(程度差こそあれ)変わっていない。『禁止』の看板が掲げられていても、強行する人が増えていることを考えると、むしろマナーは悪化しているといえるかもしれない。

地元の人が大目に見るには、もう我慢の限界を超えているのだ。根気強くマナー啓蒙を呼びかけていけば、いつかは改善されると信じていた。だけどダメだった。改善されないなら、ルールで縛るしかない。当然の帰結である。

この記事は、丸子橋所定の位置におけるバーベキューの利用に、『免罪符』を与えるものではない。禁止されていない場所でも、地域に迷惑をかける可能性が高いので、ぜひやめていただきたいという『お願い』であることを、ご理解いただきたい。

他人の生活を害するレジャーは、もはやレジャーではない。
いまだにブログやTwitterで、平然と丸子橋バーベキュー報告をしている人々は、その被害拡大に加担しているとさえ思えてしまう。

一日も早い、有料『正規バーベキュー場』としての整備を

余談だが、バーベキューの機材・食材配送に加え、場所取りまでしてくれるという、下記のようなサイトがあった。

このページ、『川崎側の東急東横線の高架下付近のみのご利用』と書いてはいるものの、写真や地図は多摩川緑地を前面に映し出し、あまつさえ『丸子橋河川敷バーベキュー広場』という名前を勝手に称するありさま(もちろん、写真に『バーベキュー禁止』の看板は写っていない)。似たような営業をかけてるサービスはほかにもあるようだが、いったい、いつからそんなバーベキュー場ができたのか。

こーゆーサイトを見て、「多摩川河川敷って無料でバーベキューできるらしいよ」という口コミが蔓延するのかもしれない。人はみな、不正確な情報を、自分の都合のいいように解釈してしまいがちだから。

対応が後手になるほど、解決は困難を極め、いざ対処したときに、良識ある利用者からの反発も強くなる。そして、私の主張する『とるべき対応』は、以前から変わらず、『丸子橋有料バーベキュー場』の設置だ。

異論、反論は望むところである。

posted by たいにー at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年05月10日

川崎市の普通ごみ収集・週2回化で、普通ごみが大幅削減、資源回収は大幅増

川崎市の普通ごみ収集が、週3回から週2回に削減されたのが、昨年9月の話。

あれから約半年。
着実に成果は出ているようだ。
タウンニュースより。

川崎市 普通ごみ、大幅に減量 収集週2回への変更で (タウンニュース中原区版)

川崎市では、昨年9月から今年3月までの普通ごみの収集量が、前年同時期と比べ約1万6千トン少ない13万6811トンになったと発表した。ミックスペーパーなどの資源物の収集量は増えており、分別化も進んでいる。
(以下略)

普通ごみ収集・週2回化の前後で、その収集量の増減を、表にまとめてみた。

2012年9月
〜2013年3月
2013年9月
〜2014年3月
増減量
普通ごみ収集量 153,171t 136,811t 16,360t減
ミックスペーパー
収集量
6,228t 8,706t 2,478t増
プラスチック製容器
包装収集量
2,181t 7,251t 5,070t増

ご覧の通り、普通ごみの量は減り、資源物収集量が増えている。
実に明解な結果だ。

振り返ってみると、川崎市は2011年3月にミックスペーパーとプラスチックごみの分別収集を開始。その後の一年間で、約20,000tの普通ごみ削減に寄与している。今回の件と合わせ、市のごみ政策は非常にうまく機能していると言っていいと思う。

もちろん、その実績の裏には、市民の協力があってこそ。
おそらく、不便に感じた人も多いと思う。川崎市はごみ関連が寛容だと聞いていたのに、とがっかりした方もいると思う。でも、このごみ削減は、皆さんの意識と努力が生んだ結果なのだ。

さて、上記でご紹介したタウンニュースの記事では、他都市で関心の希薄化とともに、ごみの量がリバウンドするケースもあるとしている。

一番いいのは、定期的にごみ政策を変更し、ごみ収集のあり方を常に意識してもらうことだが、さすがにこれ以上普通ごみ収集の回数を減らされるのは、いささか非現実的。ごみ削減が市にもたらす恩恵を、定期的に広報していくよりほか、ないのかもしれない。

我々が今まで無差別に捨てていたごみの何割かが、今では姿かたちを変え、社会生活に役立っていると思えば、努力も報われるというものだ。ごみ総量が減り、ごみ処理にかかるコストが減り、ごみ処理センターの一部閉鎖(2015年度予定)によるCO2排出量も減る。

捨てればごみ、分ければ資源。
この精神を忘れずに、私は今日も、家庭内ごみをせっせと仕分けるッ!

posted by たいにー at 01:53 | Comment(1) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年03月08日

福田・川崎市長が提唱する『川崎まるごとWi-Fi化計画』、青写真とともに動き始める

新市長の公約は戯言にあらず

昨年、阿部孝夫前市長の後を受け、新たな川崎市長に就任した、福田紀彦氏。
その新市長が、公約として掲げていた内容の一つに『川崎まるごとWi-Fi化計画』というものがあった。

ご存知の方も多いだろうが、Wi-Fiとは大雑把に言えば、相互接続可能な無線LANサービスの規格(総称)。福田市長は、川崎市内全域に1万ヵ所のアクセスポイントを設置し、市内のいたるところでWi-Fiが使えるようにすることを提言していた。

昨年末、本公約に関するプロジェクトチームを年度内に発足させ、実現に向けた協議を始めることを公言していた福田市長。先日の市議会で、計画についての今後のスケジュールが発表された。東京新聞より。

記事の情報から抜粋すると、大まかなスケジュールは、以下の通り。

  • 4月に学識経験者、携帯電話事業者、電気通信事業者、インターネット接続事業者らによる(仮称)市公衆無線LAN環境整備検討委員会を立ち上げ。メンバーは10人前後
  • 整備手法などを審議の上、今秋までに中間報告を実施
  • 2014年度末に検討結果をまとめる
  • 環境整備は、2014年度以降

最初に公約を聞いたときは、眉に唾をつけたくなるような思いだったが、どうやら市長の意気込みは本気らしい。海外では、日本と比べるとフリースポット(無料のWi-Fiアクセスポイント)が多いと言われている。全国に先駆けて川崎市がこの計画を実現できれば、事業や公共サービスの可能性が可能性が広がるのはもちろんのこと、東京五輪に向けての外国人観光客に対するアピールポイントになる、他自治体のモデルケースとなるなどのメリットも見えてくる。

先進的な行政サービスなれど、課題・障害も多く

ただ、いいことばかりでは、ない。

一つはセキュリティの問題。管理の甘いアクセスポイントは、情報漏えいの温床にもなりかねない。

もう一つは帯域制御の問題。誰でも使えるのをいいことに、特定の人が大量のデータ通信を長期的に行うようなことになれば、他の人が使えないどころか、川崎市のネットワーク全体が、機能不全に陥りかねない。

そして三つめが、メンテナンスの問題。設置されるアクセスポイントは、半永久的に使えるシロモノではないので、故障対応や定期的な危機の取り換えが必要となる。1万ヵ所もあれば、毎日どこかで故障等のトラブルが発生するだろうから、常設の保守要員も欠かせない。費用(予算)の面でも、簡単ではなさそうだ。

自由(無料)というのは、実に耳あたりがよく、敷居も低い。反面、無線という目に見えない資源を共有するだけに、悪意を持って使われるケースを十二分に想定できる。とはいえ、セキュリティ向上のため、毎回接続するたびに、煩雑な認証手続きを必要とするようでは、そもそもの使い勝手が悪くなってしまう。

まだまだ発案の段階で、現時点では『これから検討に入る』というところ。
実現の可能性や、市民サービス向上の効果測定など、多角的に議論していただき、できれば、ぜひとも施行に漕ぎつけてほしいものである。

こーゆー発想は、やはり若い首長じゃないと、なかなか出てこない。
福田市長の実力は、まだまだ未知数だが、型にはまらない市政を目指し、がんばっていただきたい。

posted by たいにー at 17:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月28日

平成25年(2013年)川崎市の人口動態(と人口・世帯数)は、見ると意外と面白いデータ

先ごろ、川崎市の平成25年版・人口動態が公表された。

人口動態というのは、平たく言えば、一年間の間に、川崎市の人口がどれだけ増減したのか、そしてその増減は自然的なもの(出生・死亡)なのか、はたまた社会的なもの(転入・転出)なのか……といった情報を、数値化してまとめたものだ。

前年比、川崎市は全体で約1万人の人口増加

出てくるのは、とにかく数字の羅列、羅列、羅列……。
本家・川崎市のページには、グラフもふんだんに盛り込まれているが、なにせデータ量が多いので、見ているだけでめまいがしてきそう。

というわけで、本記事では、情報を絞って、眺めてみることにした。
それでも数字ばかりであることに変わりはないが、ざっと眺めてみると、なかなか興味深いデータでは、ある。

以下、概略的な情報に焦点を当てて、その数値を抜き出してみた。
まずは、川崎市全域における、平成25年の前年比人口増減だ。

平成25年 川崎市人口動態
項目 動態状況 対前年比
増減
人口増減 9,973人増 1,258人
自然増減 4,491人増 △267人
出生 14,575人 10人
死亡 10,084人 277人
社会増減 5,482人増 1,525人
転入 101,889人 1,847人
転出 96,407人 322人

一見して数値が分かりにくいかもしれないが、一番上の人口増減を例にとると、

  • 川崎市全体の人口は、前年に比べ、9,973人増加
  • 川崎市全体の人口変動数は、前年に比べ、1,258人増加
    (昨年は前年比で8,715人増加していたということ)
  • 自然増減だけに限ってみると、昨年に比べて4,491人増加
    ただしその増え方は、昨年よりも267人少ない(昨年は前年比で4,224人増えていた)

ということだ。

川崎市全体では、単純に昨年比で約1万人の人口増加。
その内訳は、自然増と社会増がほぼ半々となっている。他自治体に比べると、出生数も決して少ない数字ではないが、それ以上に他市・他県からの転入による増が大きいことが分かる。

この自然増減、社会増減と自然増減の内訳を、区別にまとめたのが、以下の表だ。

平成25年 川崎市・区別人口動態
地域 人口増減 自然増減 社会増減
全市 9,973 4,491 5,482
川崎区 1,108 △228 1,336
幸区 896 382 514
中原区 4,187 1,375 2,812
高津区 1,203 1,030 173
宮前区 988 905 83
多摩区 310 589 △279
麻生区 1,281 438 843
平成25年 川崎市・区別出生・死亡数
地域 自然増減 出生数 死亡数
全市 4,491 14,575 10,084
川崎区 △228 1,914 2,142
幸区 382 1,727 1,345
中原区 1,375 2,815 1,440
高津区 1,030 2,402 1,372
宮前区 905 2,232 1,327
多摩区 589 1,952 1,363
麻生区 438 1,533 1,095

区別で分けてみると、人口増については、中原区がダントツでトップ。
自然増もさることながら、社会増が大きいことを考えると、武蔵小杉を中心とした、大型マンションの建設・竣工ラッシュが影響していると思われる。

中原区はここ2年ほどは1,000人台の人口増にとどまっていたが、平成19年、20年には、今よりも多い5,000人以上の人口増を記録している。この平成19年〜20年といえば、レジデンス・ザ・武蔵小杉、ザ・コスギタワー、パークシティ武蔵小杉(SFT)などが相次いで竣工した時期でもあり、平成25年は、それに次ぐ第二次・武蔵小杉転入ラッシュの時期と言えるかもしれない。

自然増減については、各区とも、ここ5年ほどの傾向は、あまり変化していない。
最も増加数の高かった中原区に、高津区と宮前区が追従、次いで多摩区、麻生区、幸区と続き、唯一、川崎区だけが自然増減の減少傾向から抜け出せずにいる。

川崎市の転入・転出対象は、主に東京都区内が中心

ここからは、社会増減についてのデータ。
どこの地域から川崎市へ移り住んできたのか、あるいは川崎市を出てどの地域を目指すのか、をまとめた、転入・転出に関する数値が、次の表だ。

平成25年 川崎市 転入・転出数
地域 転入出
増減数
川崎へ
転入
川崎から
転出
東京都区部 1,096 19,064 17,968
東京都区部以外 △111 6,852 6,963
横浜市 △798 13,572 14,370
神奈川県
(川崎、横浜以外)
474 5,846 5,372

ステータスを気にされる川崎市民にあらせられましては、東京都区部からの転入者が多いという実態に、ご満足いただいているかもしれない。

東京都区内の中で、川崎市への転入者が多い区ベスト3は、世田谷区(3,962人)、次いで大田区(3,414人)、品川区(1,528人)となっている。言い換えれば『川崎市から距離が近い順』ということになるのかも。

ちなみに、転出者の順位も全く同じ。
世田谷区(3,665人)、大田区(2,536人)、品川区(1,222人)と続く。

一方で、横浜市に対しては、平成25年を含め、4年連続で転出超過となった。
やはり都市のブランド力という点で、川崎はまだまだ横浜に及ばないということか。

このほか、地方からの転入超過は、延べ6,000人を超えるが、これは進学や転勤、あるいは単身赴任といったケースが多いものと考える。トータルすると、冒頭で紹介した社会増減数よりも多くなっているのは、本数値に外国人居住者も含まれる関係上、日本国外への転出超過が多くなったということかもしれない。

あらためて、2014年2月時点での川崎市の人口を見てみると

ついでといってはなんだが……
2014年2月時点での、川崎市、および市内区ごとの人口、および世帯数もご紹介しておく。

平成25年2月現在 川崎市 人口・世帯数
地域 人口 男性 女性 世帯数 人口密度
(人/km2)
一世帯
平均人数
全市 1,450,365 736,704 713,661 678,956 10,048 2.14
川崎区 218,482 116,159 102,323 107,347 5,428 2.04
幸区 157,474 80,074 77,400 72,832 15,607 2.16
中原区 240,888 123,635 117,253 120,506 16,265 2.00
高津区 223,050 112,372 110,678 105,495 13,044 2.11
宮前区 223,455 110,282 113,173 94,547 12,014 2.36
多摩区 213,348 109,680 103,668 104,141 10,463 2.05
麻生区 173,668 84,502 89,166 74,088 7,515 2.34

川崎市の人口も145万人を突破。このペースが続いたとすれば、東京オリンピックが開催されるころまでには、150万人を突破する計算だ。人口減少時代に突入している現状では、甘い観測と言わざるを得ないが。

参考までに、人口を世帯数で割った、一世帯当たりの平均人数を算出したので、併せて記載してみた。あくまで可能性の話だが、数値の低い中原区(2.00)や川崎区(2.04)、多摩区(2.05)あたりは、単身者世帯が他地域よりも多い……かもしれない。

だからどう、というわけでもないのだが、例えば一人暮らし用の物件を探すときなどは、こういった地域を中心に探したほうが、物件数が多いという推論も成り立つ。

市全体の数字を見て、気になることがある。
男女比の人口差が2万人以上というのは、大きすぎやしないか?

これでは、川崎市内で結婚相手を探そうとする男性にとっては、いささかハードルが高いかもしれない(そんな人がいるかどうかはワカランが)。逆に女性にとっては、男性の方が1万人以上も多く、世帯人口数も低めの川崎区が、パートナー探しとしては狙い目なのかもしれない。

川崎区……。
あまりイメージよろしくないけどね(ラゾーナ川崎プラザは幸区だし)。

というわけで、川崎市に関する豆知識。
なにかの折に、お役立ていただければ、これ幸いである。

posted by たいにー at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月23日

東急東横線に続いてJR京浜東北線でも、衝突・脱線事故で蒲田〜鶴見が不通、長期化は必至か

先日、元住吉駅で東急東横線の電車が衝突・脱線事故を起こしたばかりの川崎市。
その恐怖も癒えぬこのタイミングで、今度はJR京浜東北線・川崎駅構内にて、同じ衝突・脱線事故が起こってしまった。

事故が発生したのは、日曜日未明の午前1時過ぎ。
京浜東北の上り回送列車が、線路上に停車していた作業車に衝突、その衝撃で脱線した。ニュース等でご覧になった方はお分かりの通り、一、二両目の車両にいたっては横転している凄まじさだ。
乗客を乗せていない回送列車だったため、負傷したのは34歳の運転士と、25才の車掌の二人のみ。幸か不幸か、いずれも打撲の軽傷で済んでいるとのこと。

作業車は、現在進められているJR川崎駅の改良工事に使用する鋼材を運搬していたのだが、本来は回送列車の通過後に、問題の場所に停車させる予定だった。JR東日本は2003年10月にも京浜東北線で、線路内に工事用重機を置き忘れ、ダイヤが大幅に混乱。同年9月には中央線で、工事中のミスによる長時間の運転見合わせを引き起こしている。この事故に際しては、国土交通省が、工事を委託する業者管理等についての業務改善命令を出しており、今回もそういった管理責任が問われることになりそうだ。

なお、この事故の影響で、JR京浜東北線は2月23日(日)の始発から、蒲田〜鶴見間で運転を見合わせ。復旧作業に伴う送電停止のため、23日10:00〜の約1時間、南武線の川崎〜武蔵中原間の上下線も、運転を見合わせた。

現在は事故原因の調査のため、国の運輸安全委員会から現場を維持する保全命令が出ているとのことで、復旧にはかなりの時間を要する模様。日曜日はもとより、月曜日の運転再開もかくやという状況に。運転見合わせが長引けば、月曜日以降の東海道線や横須賀線、あるいは京浜急行など、振替路線の混雑は必至となりそうだ。

関係路線を利用されている方、月曜・朝の通勤においては、覚悟されたほうがいいかもしれない。

それにしても、2014年になって、たて続けに襲いかかってくる、川崎市への呪い。
その勢いは、まだまだ、とどまるところを知らないようで。
これは、川崎市長あたりが、本格的に厄祓いを行ったほうがいいのでは……。

※2月23日 21:30追記

今回の事故は、工事の担当者が線路閉鎖作業(回送列車等、列車往来完了後に営業路線を閉鎖する作業)を行う前に工事車両を事故現場に進入させたのが原因とのこと。工事車両進入の作業前に、他の車両に送られるはずの停止信号も送られていなかったとのことで、かなりずさんな管理体制だったことが伺える。

なお、肝心の運行再開について、JR東日本は、24日(月)始発からの通常運行を目指すとしている。
いや、もう、なんとか、ぜひともお願いします。

posted by たいにー at 11:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年01月09日

緊急警戒、取り調べ中の20歳容疑者が川崎市から逃走中(2)〜横浜で犯人の身柄を確保

二日間の追跡劇の末、ようやく御用

警察官、約4000人。
パトカー、約900台。
ヘリコプター、2機。
船舶、4隻。
逃走から経過した時間、47時間。
捜査にかかった費用、プライスレス(んなわけはない)。

もはや残存しているのかどうかは定かではないが、残り少ない神奈川県警の『威信』をかけ、大江戸捜査網ならぬ『大神奈川捜査網』(ご存知の方は『あの』BGMを脳内再生してください)を張って捜査が行われた、杉本裕太容疑者の大捕物劇。

逃走から二日後に、身柄の捕獲(逮捕)という形で、ようやく決着した。
捕獲場所は、横浜市泉区和泉町の公園近く。

地理的イメージが全然つかめない私が地図で調べてみたところ、いずみ中央駅(相鉄いずみ野線)、もしくは立場駅(横浜市営地下鉄)。公園は、前者なら泉中央公園、後者なら作右衛門公園が該当しそう。

いずれも、逃げ出した横浜地検川崎支部(川崎市)からは、道路ルートで約27km。スクーターを入手した割に、さほど離れていなかったことを考えると、やはり居住地域や知り合いをつたった可能性が高そう。

最後まで逃走に執心した容疑者

発見時における容疑者の服装は、茶色の帽子、灰色のジャンパー、茶色のズボン。
衣服はどこぞから調達したとみられるが、靴を履いていないという点は、逃走開始から変わっていなかった様子。

注目すべきは、携帯電話を持っていたという点。
報道によると、これは知人のものだそうで、携帯電話の位置情報が容疑者の居場所特定につながったとみられている。

知人が犯人逮捕に協力すべく、発信器を付けるノリで杉本容疑者に携帯電話を手渡した……とすれば、刑事ドラマ的ですこぶる盛り上がるのだが、これまでの容疑者周辺人物の情報(交友関係やらツイートやら)を見る限り、その可能性はほぼ皆無だろう。むしろ犯人隠避罪に問われる可能性が高そうだ(2年以下の懲役又は20万円以下の罰金)。

また、発見後に一度は取り押さえられながら、必死に抵抗して再逃走を図ろうとしたことからも、容疑者に自首する気、反省する気は微塵もなかった模様。そのあたりは検察からの逃走でも明らかなわけだが、容疑の件も含め、ぜひとも裁判で勘考していただきたい。

県警、検察に「よかったよかった」で済ませてもらっては困る

当初、犯人にかけられた容疑は、強盗、集団強姦、逮捕監禁。
凶悪と形容するに十分な罪状だが、それでも反省して刑に服せば、社会復帰の可能性は十分にあった。だが一連の逃走劇のおかげで、その名前、写真は世の知るところとなり、己の反社会性を誇示する結果となった。これはもう、自業自得というほかない。

ただ、失効していた逮捕状は裁判所が再発行(逮捕容疑は最初の逮捕時と同一)したものの、逃走直前の段階が勾留手続き終了前だったため、逃走罪が適用されなかった。いささか腑に落ちない点ではある。

あらためて、取り調べは(厳重に)行われることだろう。
もともとの犯行内容に加え、犯人の逃走経路、逃走援助の実態、そして警察・検察の取り調べ体制など、つまびらかにすべき要素はたくさんある。

ともあれ、約2日間、川崎市周辺を不安に陥れた騒動は、一応の結末を見た。
いたずらに被害者を増やすことなく、そして平穏が戻ったということで、近隣住民の一人として、心底よかったと思う。

神奈川県警(警察庁)、ならびに横浜地検(検察庁)は猛省していただき、口だけでなく、実効力のある対策を行ってほしいものである。

posted by たいにー at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年01月07日

緊急警戒、取り調べ中の20歳容疑者が川崎市から逃走中、周辺住民は警戒せよ

これ、結構近隣かつ大事になりかねない事件なので、意識徹底の意味も込めて。

本日午後2時過ぎ、川崎市川崎区の横浜地検川崎支部から、強盗容疑で取り調べを受けていた容疑者が逃走した。この記事を掲載している時点で、なお逃走中の模様。

逃走犯の状況、および様子は以下の通り。

  • 20歳の男性
  • 逮捕容疑は集団強姦、逮捕監禁、強盗容疑
  • 身長167cm、体重64kg、中肉中背
  • 逃走直後の服装は、白色トレーナーと紺色のスウェットズボン
  • 靴下は履いているが、靴やサンダルは履いていない

この発表を受け、川崎区は区内の小学校、中学校、高校、特別支援学校など、全42校に対して集団下校の指示を出した。冬休みが終わっているのは一部の学校だが、至極当然の対応である。通学だけでなく、子供たちの外出には注意を払いたい。

逃走中に強硬な手段で窃盗や強盗、あるいは住居侵入などをはたらく可能性が十分にある。また、年齢から考えても川崎区を中心に、広範に逃げる可能性があり、川崎市はもちろんのこと、横浜市、大田区あたりにお住まいの方も、厳重な警戒が必要だ。

日中はどこかに身を潜め、深夜になってから凶行に及ぶ可能性もおおいにあり得る。
子供だけでなく、深夜に帰宅する女性も、周囲に十分気を配って帰宅するべし。
とりあえず、靴下で移動している怪しい若者を見かけたら、速やかに110番を。

それにしても、地検は何をやっておるのか……。

■追記1
容疑者は川崎市多摩区在住ということで、やはり川崎市内の危険性が高そう。川崎区〜多摩区への徒歩での移動は(時間はかかるが)十分可能。川崎市民の皆さん、ご注意を!

■追記2
逃走時に着用していた白のトレーナーは、22時時点で脱ぎ捨てられているのが確認された模様。
神奈川県警のサイトに容疑者の写真が掲載されていたので、転載しておく。
見かけた方は、川崎市麻生警察署(電話:044-951-0110)までご連絡を。

杉本裕太容疑者

posted by たいにー at 16:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年12月27日

2013年の川崎市10大ニュース発表、1位に輝いたのは武蔵小杉駅前再開発のアレ

川崎市が、2013年の10大ニュースを発表した。
この川崎市10大ニュースは、毎年行っているもので、一般からの投票によって決められる。

今年の10大ニュースは、以下のようになった。

1位 武蔵小杉駅直結の再開発ビルに『市立中原図書館』や商業施設がオープン 989票
2位 『福田新川崎市長』が誕生 928票
3位 震災の影響でつり天井が脱落した『ミューザ川崎シンフォニーホール』が待望のリニューアルオープン 838票
4位 『藤子・F・不二雄ミュージアム』の入館者数が100万人を突破 767票
5位 国内最大級のパレード『カワサキハロウィン』に約11万人の観客 599票
6位 JR川崎駅がさらに利用しやすくなる『北口自由通路』の工事に着手 594票
7位 資源循環型社会の構築に向けて『家庭ごみの収集方法を変更』 469票
8位 『川崎フロンターレ』がヤマザキナビスコカップでベスト4 459票
9位 川崎と名古屋・大阪などの各都市を結ぶ『高速路線バス発着場』が川崎駅にオープン 405票
10位 「川崎宿」の歴史や文化を学ぶ『東海道かわさき宿交流館』オープン、11月には来館者数1万人突破 399票

こうして見ると、なかなかにバラエティに富んだランキングとなった。

ここ数年のランキングにも言えることだが、都市開発の項目が多くなりそうな気がする中、意外と文化的な項目が多いことに気付く。企業の街、工場の街としての印象が今なお強い川崎市だが、内々においては、その傾向が少しずつ変化しつつあるようにも思える。

3位のミューザ川崎リニューアルオープンは、川崎市における最も大きな震災の爪あとが復活を遂げたとあって、関係者の喜びもひとしおだったに違いない。一方ではその復旧が祝福される傍ら、もう一方ではそもそものつり天井事故を巡って、川崎市が施工業者に損害賠償を求めた訴訟を起こしている。着地点がどこになるのかは分からないが、二度とこのような事故がないことを願うばかり。

2位には福田新市長誕生のニュースがランクイン。
前市長の後任(公認)、そして与野党相乗りの支援とあって、戦前から大勢は決していたかに思われたが、蓋を開けてみれば予想外の展開に。阿部前市長の市政が批判されたというよりは、川崎市長職が霞ヶ関の天下りポストになることに、市民の危機意識が働いた結果なのかもしれない。

そして堂々の1位は、武蔵小杉駅直結の中原図書館と商業施設(武蔵小杉東急スクエア)オープンの報。 実際に使ってみて、東急スクエアは自分で思っていた以上に立ち寄る機会が多く、また新しい中原図書館は、本の貸し借りという点において、格段に便利になった。ただ新しくなっただけじゃないというところは、大いに評価したい。

2010年の10大ニュース1位となった武蔵小杉・横須賀線駅開業もそうだが、武蔵小杉関連の話題が支持を集めるというのは、世間的な注目度もさることながら、川崎市民にとって、南北の中間に位置する武蔵小杉の存在価値が増しているということなのかも。今まで特段用事もなかったけど、いろいろオープンしたから、ちょっと武蔵小杉で降りてみた、なんて人も増えたのかしら?

参考までに、11位以下のニュースは、以下の通り。
来年も、いいニュースで川崎が彩られることを期待したい。

11位 『川崎市制記念多摩川花火大会』に約28万人が訪れる 331票
12位 『2013川崎国際多摩川マラソン』が開催、応募殺到で2日間で締切に 268票
13位 中原区に小児の急な病気に対応する『中部小児急病センター』が開設 263票
14位 失業等により生活にお困りの方の支援を行う『川崎市生活自立・仕事相談センター』を開設 229票
15位 羽田空港に近い立地を生かし、『川崎市・大田区が産業分野の連携協定』を締結 213票
16位 ヘヴィメタルでまちおこし、『MIYAMAE METAL CONNECTION2013』開催 200票
16位 東芝の『スマートコミュニティセンター』が開所、川崎駅周辺では実証実験をスタート 200票
18位 交通政策の戦略的な実施を目的に『川崎市総合都市交通計画』を策定 198票
19位 川崎駅周辺の自転車対策として『自転車通行環境や時間利用駐輪場』を整備 197票
20位 身体障害者や高齢者等だれもが快適に乗車できる『UDタクシー』に対応した乗場を川崎駅前に整備 195票
posted by たいにー at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年10月28日

2013年(第18回)川崎市長選挙を制したのは福田紀彦氏、大げさに言うなら『平成の桶狭間』

川崎市の舵取りを3期12年を勤めた阿部市政。
そのあとを引き継ぐ川崎市長選挙が10月27日に投票、即日開票された。

結果は、以下の通り。
接戦の末、約3,000票差という僅差で、福田紀彦氏が初当選を決めた。
(後日註:当初、票差を約4,000としていたのを訂正しました)

当落 候補者名 所属政党 新旧 年齢 得票数
当選 福田 紀彦 無所属 41 142,672
  秀嶋 善雄 無所属 44 139,814
  君嶋千佳子 無所属 63 85,475

約4年越しの本懐成就

まさに捲土重来。
前回選挙で獲得した10万票以上の票は、決してフロックではなかったということだ。

とはいえ、私は21時の開票直後に、秀嶋氏の当選確実が出てもおかしくないとまで思っていた。今回の結果は、福田氏大善戦の影に、秀嶋氏側の失策があったようにも思える。

公約や打ち出す政策は、阿部市長の受け売りや具体性に欠けるものばかり。
アピールできたのは中央とのパイプだけ。阿部・現川崎市長、黒岩・神奈川県知事、果ては菅官房長官(自民党神奈川県連会長)までもが応援演説に立ったものの、周辺の大物ぶりばかりが目立ち、当事者の存在感が希薄だったことは否めない。とにかく『担がれた感』が非常に色濃く出てしまった。

また、街頭演説の力の入れ具合も、福田氏に一日の長があった。
市長としての志をより強く伝えられていたのは、間違いなく福田氏だったと思う。
あるいは、唯一援軍として気勢を吐いた松沢参議院議員の神通力も功奏したか。

戦前の秀嶋氏優勢を見込んだ私の予見は、それは見事なまでに外れた。
福田氏は秀嶋陣営を『大連合艦隊』、自陣営を『手こぎボート』と形容しているが、護送船団の形をも成す強敵を打ち破った。その展開は『平成の桶狭間』と言えるくらいのインパクトではなかっただろうか。

惜しむらくは、投票率が低調で終わってしまったこと(32.87%)だが、組織票がモノを言いそうな低投票率で福田氏が勝利したことは、また違った意義を見出せそうだ。

勝敗を分けたのは、川崎愛の差か

さてさて、ここでは、区別の得票を見比べてみたい。

  福田紀彦 秀嶋善雄 君嶋千佳子
川崎区 16,204 30.61% 22,015 41.59% 14,714 27.80%
幸区 14,831 34.33% 17,528 40.57% 10,842 25.10%
中原区 22,068 35.35% 24,603 39.41% 15,761 25.25%
高津区 19,949 37.89% 20,624 39.17% 12,075 22.94%
宮前区 25,472 46.78% 19,114 35.10% 9,867 18.12%
多摩区 20,712 37.94% 20,409 37.39% 13,466 24.67%
麻生区 23,436 49.12% 15,521 32.53% 8,750 18.34%
合計 142,672 38.77% 139,814 38.00% 85,475 23.23%

それぞれの数字は、左が得票数、右が得票率を示す。

7つの区ごとで優劣を比べてみると、なかなかに興味深い結果が。
4つの区で秀嶋氏が、3つの区で福田氏が勝っている。

この数字だけ見ると、秀嶋氏に軍配があがっていても、なんらおかしくない。

では、なぜ福田氏が勝ったのか。
その象徴が、麻生区である。

各区で接戦を繰り広げた両者だが、こと麻生区に限っては、福田氏が秀嶋氏を約8,000票上回った。最終的にはこの差が、区別成績3勝4敗の劣勢を覆したといっても、過言ではない。

麻生区といえば、福田氏が中学時代までを過ごした、言わば『地元』。最終的に勝敗を決したのが、ホームタウンの熱烈な支持だったとすれば、福田氏にとってこれほど嬉しいこともあるまい。

結果的には、中央の傀儡市長にノーを叩きつけた川崎市民。
この判断が、正しかったかどうかは、いずれ答えが出ることだろう。
そしてもちろん、福田氏には、その判断が正しかったと市民が心から思えるよう、尽力していただきたい。

おめでとうございます。
そして、がんばれ。

posted by たいにー at 23:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年10月18日

阿部孝夫市長は引退、第18回川崎市長選挙の投開票日は10月27日

阿部孝夫・川崎市長が引退する。
3期12年、すべての政策が好意的な評価を受けたわけではないが、これだけ長期にわたる市政活動を支えたのは、それなりの支持があったからにほかならない。実際、今日における武蔵小杉の急激な発展の裏に、阿部市長の政策が噛んでいることは確かだ。

『市長任期は3期12年』とする多選自粛条例を制定し、自らこれをまっとうする形で、彼の市長人生は幕を引く。ただし本条例は時限条例で、適用されるのは阿部現市長のみということになりそうだが。

さて、12年の歴史を引き継ぐのは、新たに誕生する市長だ。
そしてその新・川崎市長は、10月27日に誕生する。

公式サイトをご覧いただければお分かりの通り、今回の選挙、イメージキャラクターに、パラパラマンガで一世を風靡したお笑い芸人・鉄拳を起用している。
となれば、当然、選挙の啓発にも、彼のパラパラマンガは登場する。短編ではあるが、公式サイトから鑑賞できるので、興味のある方はぜひ。

現職は去り、新人三つ巴の戦いに

さて。
未来の川崎市を背負うべく、今回は三人の立候補者が立ち上がった。
そのお三方を、簡単にご紹介したい。

秀嶋 善雄(ひでしま よしお)氏

44歳、無所属新人、自民、民主、公明推薦。
元総務官僚。
2004年から川崎市に出向し、川崎市財政局長を担当。
黒岩祐治・神奈川県知事のほか、現川崎市長である阿部孝夫氏も支持している。
そして、その構図が象徴するように、阿部市政の継承を打ち出している。
直近の政策目標は、子育てに力を入れるとともに、国家戦略特区指定への取り組みを進めること。

君嶋 千佳子(きみしま ちかこ)氏

63歳、無所属新人、共産推薦。
新日本婦人の会・中原支部長
川崎在住歴38年、まさに川崎を知る候補者。
大型事業よりも、むしろ子育て・福祉政策と雇用問題に力を入れ、阿部市政からの変革を訴える。

福田 紀彦(ふくだ のりひこ)氏

41歳、無所属新人。
元神奈川県議会議員で、松沢成文参議院議員(当時は衆議院議員、のちに神奈川県知事)の秘書を務める。
三人の中では、唯一の川崎市長選挙出馬経験者。前回選挙で、阿部市長の後塵を拝するも、117,456票(得票率にして約30%)を獲得している。
「霞ヶ関の天下り市長ではなく、市民市長の誕生を」 がキャッチフレーズ。
保育園待機児童ゼロを1年以内に実現し、県内一高い介護保険料見直しに着手すると公言。
長く市長選に携わっているだけあって、公約の具体性では、他の候補に比べ、一日の長があるようだ。

争点の見えにくい選挙、投票率減は必至か

今回の争点は、ズバリ、
『阿部市政を継続するか否か』
この一点に尽きる気がする。

県内最悪と言われる待機児童問題や、行政改革など、大筋の部分では三候補とも相通ずるものがある。とすれば、最も異なる点は、これまでの阿部市政に対する評価だ。

通常の選挙では、現職が圧倒的に有利となる。
その現職は、今回、身を引くわけだが、その現職が公認する候補が立候補している。言わば、現職の強みをも継承しているわけで、現時点において有利であることは否めない。

君嶋氏が勝てるとすれば、先の参院選で旋風を巻き起こした共産党への支持を追い風にすること。福田氏にとっては、政党アレルギーを持った無党派層の取り込みがカギとなりそう。

……と、長々と書いてきたが。
正直なところ、個人的には、かなり『結果の見えた選挙』だと思っている。

また、前述のように、争点が『阿部市政への是非』という、あいまいなものになってしまっていることもあって、有権者の興味が失われがち、ひいては投票率の減少につながるのではないかという危惧がある。

もっとも『争点が見えにくい』という指摘は、調べてみたら、前回の選挙でも、私は同じことを書いていた。
それから比べると、現職が出馬しない分だけ、今回の選挙の方が、より政策面で、各候補者の特色を吟味する必要があるかもしれない。

自分の住まう街、その長を決める選挙。
街の未来を託す、託せる期待の候補に、ぜひとも一票を。

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2013年09月01日

明日から普通ごみ収集が週2回に、川崎市のごみ収集スケジュール変更に気をつけられたし

明日、9月2日から、川崎市のごみ収集スケジュールが変更となる。
以前の記事にも書いた通り、普通ごみの回収が、かつては週4回だったのが3回に、そして今回はとうとう週2回となってしまう。
市民の皆様からすると、日に日に進む改悪……と見えてしまうかもしれない。

だが、これは喜ばしいことなのだ。
普通ごみ収集の週2回化は、それだけで済むほどのごみ排出量、そしてごみ処理能力なのだと判断された結果だ。ごみを収集するのも処理するのも、お金がかかる。そこにかかっていた経費の一部を、別の有効な市民サービスに回せると考えれば、納税者の立場としても万々歳だ。

川崎市の公式サイトにも、当然ながらその変更案内は掲載されている。
ただ、いかんせん、見やすい位置にあるとは思えない。市民生活に直結する内容であるだけに、本来なら市・公式サイトのトップページに、リンクだけでなく、概要情報だけでも載せておくべきなんじゃないかな〜と思うわけで。

というわけで、弊ブログでは、一つのページで、川崎市全域のごみ収集スケジュール(9月2日以降バージョン)を簡単にまとめてみた。

表は中原区を筆頭に、各区ごとにまとめ、並べているので、何らかの勢いでこのページにたどり着いてしまった川崎市民な皆さまは、是非お住まいの地域のごみ収集日程をご確認いただきたい。

川崎市中原区

普通ごみ・資源物
  • 普通: 普通ごみ
  • 缶ビン: 空き缶、ペットボトル、びん、使用済み電池
  • プラ: プラスチック製容器包装
  • 紙: ミックスペーパー
町名
上新城、下小田中、下新城、新城、
新城中町
普通 缶ビン プラ 普通 × ×
上小田中、宮内 普通 プラ 缶ビン 普通 × ×
上平間、上丸子山王町、上丸子八幡町、
北谷町、下沼部、田尻町、中丸子
プラ 普通 × 普通 缶ビン ×
上丸子天神町、小杉御殿町、小杉陣屋町、
小杉町、新丸子町、新丸子東、等々力、
丸子通
× 普通 缶ビン 普通 プラ ×
市ノ坪、今井上町、今井仲町、今井西町、
今井南町、苅宿、木月伊勢町、
木月住吉町、西加瀬、大倉町
缶ビン 普通 × プラ 普通 ×
井田、井田三舞町、井田杉山町、
井田中ノ町、木月、木月大町、木月祇園町
× 普通 プラ 缶ビン 普通 ×
粗大ごみ・小物金属回収
  • 粗大ごみ回収は有料
  • 収集日の3日前(土・日・祝日を除く)までに要申し込み
  • 粗大ごみの受付は044-930-5300まで(川崎市内共通)
    (受付日時は月〜金 8:00〜16:30)
回収日 町名
毎月第1・第3月曜 市ノ坪、今井仲町、今井西町、今井南町、今井上町
毎月第1・第3火曜 小杉御殿町、小杉陣屋町、小杉町、等々力
毎月第1・第3水曜 上丸子天神町、上丸子八幡町、新丸子町、新丸子東、丸子通
毎月第1・第3木曜 上丸子山王町、下沼部、中丸子
毎月第1・第3金曜 井田、井田杉山町、井田三舞町、井田中ノ町
毎月第2・第4月曜 下小田中
毎月第2・第4火曜 上小田中
毎月第2・第4水曜 上新城、下新城、新城、新城中町、宮内
毎月第2・第4木曜 木月、木月伊勢町、木月大町、木月祇園町
毎月第2・第4金曜 木月住吉町、上平間、苅宿、北谷町、田尻町、西加瀬、大倉町

川崎区(南部生活環境事業所管内地域)のごみ収集スケジュール

普通ごみ・資源物
町名
浅田1〜4丁目、大川町、小田1〜7丁目、
京町3丁目、白石町、田辺新田
普通 缶ビン × 普通 プラ ×
大島1丁目、大島上町、小田栄1・2丁目、
鋼管通4・5丁目、渡田1〜4丁目、
渡田山王町、渡田新町1〜3丁目、
渡田東町、渡田向町
普通 × 缶ビン 普通 プラ ×
浅野町、追分町、扇町、大島2丁目、
大島3丁目(1〜17、21〜32、36、37)、
大島4丁目(1〜4、14〜23)、
大島5丁目(1〜10、16〜31)、
鋼管通1〜3丁目、田島町、浜町1〜4丁目、
藤崎4丁目(1〜4、9〜16)、南渡田町
× 普通 プラ 普通 缶ビン ×

池上新町1〜3丁目、池上町、
大島3丁目(18〜20、33〜35、38)、
観音1・2丁目、桜本1・2丁目、
塩浜2・3丁目、台町(1〜7)、東扇島、
藤崎3丁目(1〜7)、藤崎4丁目(18〜35)、
水江町、夜光2・3丁目、
四谷上町(1〜7、10〜29)、四谷下町

缶ビン 普通 プラ 普通 × ×
伊勢町、大島4丁目(5〜13)、
大島5丁目(11〜15)、川中島1・2丁目、
大師駅前1丁目(1〜14)、大師駅前2丁目、
大師町、台町(8〜26)、中島1〜3丁目、
藤崎1・2丁目、藤崎3丁目(8〜15)、
藤崎4丁目(5〜8、17)、四谷上町(8、9)
プラ 普通 缶ビン × 普通 ×
浮島町、江川1・2丁目、小島町、
塩浜1・4丁目、昭和1・2丁目、
大師駅前1丁目(15〜18)、
大師河原1・2丁目、大師本町、
田町1〜3丁目、千鳥町、出来野、
殿町1〜3丁目、中瀬2・3丁目、
東門前1〜3丁目、日ノ出1・2丁目、
夜光1丁目
プラ 普通 × 缶ビン 普通 ×
粗大ごみ・小物金属回収
回収日 町名
毎月第1・第3月曜 藤崎1・2・3丁目、渡田山王町、渡田新町、渡田向町
毎月第1・第3火曜 小田栄、川中島、渡田、渡田東町
毎月第1・第3水曜 追分町、鋼管通、大師駅前、大師町、大師本町、台町、田島町、南渡田町
毎月第1・第3木曜 浅野町、扇町、大師河原、出来野、中瀬2・3丁目、浜町
毎月第1・第3金曜 池上町、桜本、四谷上町、四谷下町
毎月第2・第4月曜 池上新町、小田1・2・4丁目、藤崎4丁目
毎月第2・第4火曜 伊勢町、小田3・5・6・7丁目、観音
毎月第2・第4水曜 浅田、大川町、京町3丁目、昭和、白石町、田辺新田、東門前
毎月第2・第4木曜 江川、大島4・5丁目、田町、殿町、中島
毎月第2・第4金曜 浮島町、大島1・2・3丁目、大島上町、小島町、塩浜、千鳥町、東扇島、
日ノ出、水江町、夜光

川崎区(川崎生活環境事業所管内地域)、幸区のごみ収集スケジュール

普通ごみ・資源物
町名
【川崎区】旭町1・2丁目、砂子1・2丁目、
駅前本町、榎町、貝塚1・2丁目、境町、
新川通、東田町、富士見1・2丁目、
堀之内町、本町1・2丁目、港町、宮前町、
宮本町
普通 缶ビン × 普通 プラ ×
【幸区】遠藤町、河原町、
河原町団地1・2・3丁目、紺屋町、
幸町1〜4丁目、神明町1・2丁目、
戸手本町1・2丁目、中幸町1〜4丁目、
堀川町、南幸町1〜3丁目、都町
普通 缶ビン 普通 × プラ ×
【川崎市】池田1・2丁目、小川町、
京町1・2丁目、下並木、堤根、日進町、
南町、元木1・2丁目
【幸区】大宮町、柳町
缶ビン 普通 プラ 普通 × ×
【幸区】小倉、小倉1〜5丁目、
河原町団地4・5・6・7・8・9号棟、新小倉、
新塚越、塚越1〜4丁目、東小倉、古川町
プラ 普通 × 普通 缶ビン ×
【幸区】河原町団地12・13・14・15号棟、
小向町、小向仲野町、小向西町1〜4丁目、
下平間、戸手1〜4丁目、東古市場、
古市場1・2丁目
× 普通 プラ 缶ビン 普通 ×
【幸区】鹿島田1〜3丁目、新川崎、
北加瀬1〜3丁目、南加瀬1〜5丁目、矢上
× プラ 普通 缶ビン 普通 ×
粗大ごみ・小物金属回収
回収日 町名
毎月第1・第3月曜 池田、小川町、京町1・2丁目、下並木、堤根、日進町、南町
毎月第1・第3火曜 旭町、榎町、貝塚、境町、新川通、富士見、港町、宮前町、元木
毎月第1・第3水曜 砂子、駅前本町、東田町、堀之内町、本町、宮本町、大宮町、
河原町及び河原町団地、柳町
毎月第1・第3木曜 遠藤町、紺屋町、幸町、中幸町、堀川町、南幸町
毎月第1・第3金曜 小倉、新小倉、東小倉
毎月第2・第4月曜 鹿島田、神明町、塚越、都町
毎月第2・第4火曜 小向町、小向仲野町、小向西町、戸手、戸手本町
毎月第2・第4水曜 東古市場、古市場、古川町
毎月第2・第4木曜 南加瀬
毎月第2・第4金曜 北加瀬、下平間、新川崎、新塚越、矢上

高津区・宮前区

普通ごみ・資源物
町名
【高津区】野川
【宮前区】有馬、梶ヶ谷、野川、東有馬、
馬絹
普通 缶ビン 普通 × プラ ×
【宮前区】小台、鷺沼、神木、土橋、宮崎、
宮前平
普通 × 普通 プラ 缶ビン ×
【高津区】宇奈根、梶ヶ谷、上作延、久地、
下作延、溝口、向ヶ丘
普通 缶ビン プラ 普通 × ×
【高津区】北見方、坂戸、下野毛、末長、
諏訪、瀬田、久本、二子
× 普通 プラ 缶ビン 普通 ×
【高津区】明津、蟹ヶ谷、子母口、
子母口富士見台、新作、千年、千年新町、
久末
プラ × 普通 缶ビン 普通 ×
【宮前区】犬蔵、けやき平、五所塚、
潮見台、神木本町、白幡台、菅生、
菅生ヶ台、平、南平台、初山、水沢
缶ビン プラ 普通 × 普通 ×
粗大ごみ・小物金属回収
回収日 町名
毎月第1・第3月曜 梶ヶ谷(高津区)、坂戸、末長、久本
毎月第1・第3火曜 宇奈根、上作延、久地、下作延、向ヶ丘
毎月第1・第3水曜 北見方、下野毛、諏訪、瀬田、二子、溝口
毎月第1・第3木曜 明津、蟹ヶ谷、子母口、子母口富士見台、新作、千年、千年新町
毎月第1・第3金曜 有馬、梶ヶ谷(宮前区)、東有馬、馬絹
毎月第2・第4月曜 けやき平、五所塚、神木、神木本町、白幡台、平、南平台
毎月第2・第4火曜 犬蔵、潮見台、菅生、菅生ヶ丘、初山、水沢
毎月第2・第4水曜 宮崎、宮前平
毎月第2・第4木曜 小台、鷺沼、土橋
毎月第2・第4金曜 野川(高津区・宮前区)、久末

多摩区・麻生区

普通ごみ・資源物
町名
【多摩区】長沢、南生田、西生田
【麻生区】金程、高石、多摩美、千代ヶ丘、
細山、向原
普通 缶ビン × 普通 プラ ×
【多摩区】生田、菅、菅稲田堤、菅北浦、
菅城下、菅仙谷、菅野戸呂、菅馬場、
寺尾台、栗谷
普通 × 缶ビン 普通 プラ ×
【麻生区】片平、栗木、栗木台、栗平、
黒川、五カ田、白鳥、白山、はるひ野、
東百合丘、古沢、万福寺、南黒川、百合丘
プラ 普通 缶ビン 普通 × ×
【麻生区】王禅寺、王禅寺西、王禅寺東、
岡上、上麻生、下麻生、虹ヶ丘、早野
× 普通 プラ 普通 缶ビン ×
【多摩区】和泉、宿河原、堰、登戸、
登戸新町
缶ビン 普通 プラ × 普通 ×
【多摩区】中野島、東生田、東三田、布田、
枡形、三田、長尾
プラ 普通 × 缶ビン 普通 ×
粗大ごみ・小物金属回収
回収日 町名
毎月第1・第3月曜 栗谷、長沢、西生田、東三田、三田、南生田
毎月第1・第3火曜 和泉、中野島、登戸、布田
毎月第1・第3水曜 宿河原、堰、長尾、登戸新町
毎月第1・第3木曜 菅、菅稲田堤、菅北浦、菅城下、菅仙谷、菅野戸呂、菅馬場
毎月第1・第3金曜 生田、寺尾台、東生田、枡形
毎月第2・第4月曜 金程、多摩美、千代ヶ丘、古沢、細山、万福寺、向原
毎月第2・第4火曜 王禅寺、王禅寺東、岡上、虹ヶ丘、白山、早野
毎月第2・第4水曜 王禅寺西、上麻生、下麻生
毎月第2・第4木曜 片平、栗木、栗木台、栗平、黒川、五カ田、白鳥、はるひ野、南黒川
毎月第2・第4金曜 高石、東百合丘、百合丘

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2013年06月01日

JR南武線の連続立体交差事業、最速で2019年以降、開かずの踏切解消を目指す

首都圏の各地で、たびたび取りざたされる『開かずの踏み切り』問題。
死亡事故などの痛ましい事故が起こってから本格的に動き出すというケースが少なからずある本件は、鉄道各社のみならず、行政の問題でもあるだけに、できるだけ早く問題解決に向けて動き出したいところ。

こういったところは、私鉄に比べるとJRの動きは目に見えて鈍い。
さすがは元公社といったところか。

それはそれとして、兼ねてから問題となっていたJR南武線、武蔵小杉〜尻手間で、踏み切り撤廃を目指した連続立体交差化を目指す方針を、川崎市が発表した。

南武線立体交差事業については、弊ブログでも、およそ4年前に取り上げたことがある。
つか、4年も続いてたのか、このブログ。

当時は構想の域を脱しないレベルの話だったが、今回はかなり内容が具体化している。

連続立体交差の対象区間は、約5.5km。
カナロコ(神奈川新聞)によると、おおまかなスケジュールは以下の通り。

・2014年度から約2年をかけて事業調査
・その後約3年、詳細調査を実施
・最低でも約5年の調査が必要となるため、事業着手は早くても2019年度以降

となっている。
それもこれも、国の補助事業として認可される必要があるため、万が一これが遅れるようなことがあると、さらにずれこむという計算だ。

ちなみに、立体交差事業というと、選択肢としては地下化もあるのだが、今回は高架化案が有力とのこと。高架化が実現すれば、武蔵小杉〜尻手間の駅(向河原、平間、鹿島田、矢向)は、すべて高架駅となる見込みだ。

南武線は、ともすると地味なローカル線のようなイメージすらもたれがちだが、とりわけ朝晩の通勤・通学の足としての存在意義は非常に大きいものがある。話題になって久しい『よんれつ』(武蔵小杉駅・南武線ホームで乗車待ち列を4列で構成してくださいという、駅からのお願い)も、南武線利用者の増加があればこそだ。

前述の通り、事業申請や調査実施など、着工にはまだまだ時間がかかりそう。
その間に、深刻な事故がお子ならないことを祈りつつ、一日も早い立体交差化が実現されることを、そして武蔵小杉〜尻手間に8ヶ所もあるという『開かずの踏切』が解消されることを、願うばかりである。

posted by たいにー at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年03月22日

万が一の津波に備えた知識を身につけよう、川崎市が津波ハザードマップを配布・公開

川崎市が3月15日より、市の津波ハザードマップ配布を開始した。
マップはA1判フルカラーの大ぶりなものだが、PDFがWeb上でも公開されている。

最大クラスの津波を引き起こすとされる『慶長型地震』を想定したもので、市内の全建物総数の約8.9%に相当する22,300棟が全壊すると予測。交通の寸断に伴い、川崎駅や新百合ケ丘駅など、市内主要駅での滞留者は13万5千人にのぼるとのこと。

註:慶長型地震
1605年<慶長9年>に発生した南海トラフ沖を震源とする地震、マグニチュードの大きさに比べて津波の大きさや被害が大きかったのが特徴

このハザードマップでは、津波の高さは最大3.7mを想定して作られている。
マップを見る限り、被害は川崎区の中南部に集中している。
情報を鵜呑みにするならば、少なくとも京急線・JR東海道線よりも北に被害が及ぶことはない模様。

東日本大震災における新北上川(追波川)や名取川のように、多摩川が逆流して河岸地域に被害をもたらす可能性も考えられるが、川崎市は扇島や浮島など、南岸・埋立地の影響もあって、大きな被害は予想されていない。とはいえ、川の水位が上がるのは必至で、最北では幸区・小倉の多摩川脇にある川崎競馬練習馬場の水没があり得るようだ。

川崎市は縦貫する南武線はもちろん、東海道線、東横線、田園都市線、小田急線など、鉄道が市内交通インフラの基盤となっている。およそ地震が発生した際、これらが麻痺するのは目に見えているが、徒歩で移動するにしても、海岸からはもちろんのこと、川岸からの距離も意識しながら避難することが、求められることになるだろう。

被害想定地域、あるいはその近隣にお住まいの方にとっては気が気でない情報だと思う。
だが、想定地域外の方にとっても他人事ではない。
川崎市の生活インフラの機能停止は免れないし、避難者が北へ移動してくるのは明らか。

いつ襲ってくるか分からない地震、そして津波。
その日、そのとき、ひょっとしたら自分はこの浸水想定地域に足を運んでいるかもしれない。
万が一のとき、適切な行動をとるためにも、こういった情報は、頭の片隅に留めておくに越したことはない。

『正しく恐れる』の言葉が示す通り、情報を適切に収集・判断できるよう、心がけたいものである。

posted by たいにー at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年03月12日

青空から黄色い空へ、夏日から晩冬へ、一日でめまぐるしく移り変わった川崎の空

3月10日・日曜日、日中。
川崎は今日もいい天気。
そして実に暖かい。
食材の買出しに出かけた私は、さわやかな青空を見上げる一方、強い風に難儀しながら歩いていた。

いや、強い風なんて、ひとことで片付けられるもんじゃない。
ちょー強い風だ(ひとこと?)。

どのくらい強い風だったかというと、交差点では前に押し出されないよう、やや後ろのめりになって信号待ちせねばならなかったり、あちらこちらで横転している自転車の方を見かけたり、飛ばされた上着が生き物のように右へ左へと飛び跳ねたりと、およそ買い物に出かけただけでも、事故になっておかしくない事象がそこかしこに。

東急エクラスタワー前に植樹された木が、倒れまいと懸命に耐えていたように見えた。
そりゃそうだ。ここで倒れようものなら、風害を主張するマンション建設反対論者の方々には格好の呼び水になってしまう(実際、この植樹も防風の意味を兼ねているはず)。

買い物袋を抱え、来た道を戻る帰り道。
風はやや落ち着いたものの、気温はさらに上がり、24度ほどになったらしい。
そりゃ上着も飛ばされる……いや、脱ぎたくなるわけだ。

季節外れの暖かさと強風に苦しめられながら、買い物袋とともに帰宅。
家の中の方が、若干ひんやりする。外が夏日(最高気温25度以上)になろうか。実際、都内は夏日だったとか。

しばらくすると、ひんやり度がさらに増す。うむ、体が落ち着いてきたためか。
さらにしばらくすると、やや肌寒さを感じる。誰か冷房でも入れたか?
と同時に、なんだか暗くなってくる。時刻はまだ14時を回った程度。さきほどまであれだけ晴れ渡っていた空が、にわかに暗転するとも思え……

そう思いながら見た窓の外は、雨こそ降っていなかったが、すでに太陽の姿は見えず。
代わりに、盛大なほどのモヤ。
しかも、黄色がかっている。あきらかに『非日常的』なモヤだ。

空を覆いつくすほどの黄色いモヤとくれば、真っ先に思いつくのが黄砂。
だが、気象庁のサイトを見ても、近く黄砂が関東に到達するという予報は出ていない。

だとすると、『アレ』はなんだ?
花粉? PM2.5? それとも天変地異の前触れ?

原因不明の光景に頭を悩ませていたところ、NHKが速報で答えを出してくれた。

『煙霧』

というらしい。
その正体は国内の砂。先ほどまでの強風で巻き上げられていた関東平野の土ぼこりが空を覆い尽くしたことによるもので、かなり広範にわたって確認された様子。前述の通り、やれ黄砂だ、やれPM2.5だと警戒していた矢先のことゆえ、『ついに来たか』『ここまでスゴイのか』と驚嘆した人もいたに違いない。

この日の川崎の様子は、東京新聞のサイトでも紹介されているので、参照されたし。

実際、このあと気温は急激に低下。日中に『もう用なしか?』と思われていたこたつは、その夜には一転して現役(それも最前線)に復帰するという事態に。

季節の変わり目ということもあって、しばらくは不安定な天気が続きそう。
どちらさまも、風邪と花粉とPM2.5には、お気をつけあそばせ。

また、風が強いのは武蔵小杉の宿命という気もするので。
自転車を運転される方は、くれぐれもご注意を。
あ、駐輪禁止の場所で、自転車がなぎ倒されている光景は、ざまーみろ、ということでひとつ。

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2013年01月30日

川崎高速鉄道事業会計の閉鎖を発表、川崎市営地下鉄は事実上計画中止に

このネタは取り上げようかどうか迷ったのだが。
おそらくは今後、二度と日の目を見ることがないかもしれないと思い、ある種の節目ということで。

以前から至るところで話が挙がり、同じ川崎市民の間でも賛否が真っ二つに分かれていた川崎縦貫高速鉄道、通称『川崎市営地下鉄』の計画が一旦白紙化、事実上の計画中止となった。

川崎市公式サイトに掲載されている事業経緯ページから、大まかに情報を抜粋すると、以下のようになる。

2000年1月13日 運輸政策審議会答申第18号にて、新百合ヶ丘〜宮前平〜元住吉〜川崎を結ぶ川崎縦貫高速鉄道(仮称)が『2015年までに開業することが適当である路線』と位置づけられる
2001年5月11日 初期整備区間(新百合ヶ丘〜宮前平〜元住吉)について、国土交通大臣より第1種鉄道事業許可を取得
2003年4月 前年に開催した川崎縦貫高速鉄道線研究会の提言を踏まえ、事業計画の見直しを発表。京急大師線に加えて、小田急多摩線とも相互直通運転を行うことや、車両基地の新設を取りやめ、小田急唐木田車庫を活用することなど
2003年5月〜6月 川崎縦貫高速鉄道線について、5月に市民1万人アンケートを実施 6月に結果を公表。財政難を考慮してか、延期、もしくは中止を求める声が全体の7割を超える(賛成は約15%)
2003年6月16日 アンケート結果、および市の財政見直し、地方税財政制度改革の動向を見極める必要があるとのことから、鉄道着工を5年程度延期すると決定
2005年3月 川崎市事業評価検討委員会からの具申意見を踏まえ、現計画(元住吉接続)を中止し、路線を一部変更して武蔵小杉駅に接続する計画で、継続して川崎縦貫高速鉄道線整備事業を推進するという形で市の対応方針を決定
2005年4月〜5月 市内各区において、川崎縦貫高速鉄道線整備事業に関する市民説明会を開催
2005年5月13日 市の事業再評価結果を国土交通省鉄道局へ提出
2005年9月9日 国土交通大臣あてに第1種鉄道事業(新百合ヶ丘〜元住吉間)の廃止届を提出
2006年4月1日 第一種鉄道事業(新百合ヶ丘〜元住吉間)廃止
2006年7月 武蔵小杉接続計画を公表、事業の効率化に向け更なる調査検討の実施、事業化に向けた国等との協議調整
2009年12月 「新技術による川崎縦貫鉄道整備推進検討委員会」を設置
2013年1月28日 高速鉄道事業会計の閉鎖を発表(事実上の計画中止)

川崎市の高速鉄道事業会計が設けられたのが2001年。高速鉄道計画推進のために、事業会計、および一般会計から捻出された額は、約40億円にものぼる。結果的に見れば、10年以上に渡って無駄な公費を垂れ流しただけに終わったことになるが、この段階で踏みとどまったことが、まだ救いかもしれない。

川崎市の地下鉄事業計画は、採算性との戦いだったといっても過言ではない。

第1種鉄道事業の認可を受けた時点から、すでに採算性の問題は指摘されていた。おそらくは川崎市も認識していたに違いない。だからこそ、当初の元住吉ルートでとった認可事業を廃止してまで、接続性と再開発の勢いに勝る武蔵小杉経由に差し替え、再計画の道をたどった。

今ひとつは、武蔵小杉ルート提案後に阿部市長が掲げた『新技術による川崎縦貫鉄道整備推進検討委員会』も、計画の迷走に拍車をかけた。蓄電池、および燃料電池による走行、新たな交通システムの導入など、コスト削減のためのまだ見ぬ新技術開発に期待をかけたが、実現までの道のりの長さに白旗を揚げた格好だ。現実的な実用化は、蓄電池が2020年、燃料電池が2030年と言われる状況では、この決断もやむを得まい。

確かにJR南武線と平行して走るようなルートを辿る川崎市営地下鉄には、当初から『意味がない』とか『税金の無駄遣い』といった評価が絶えなかった。とはいえ、川崎市内の鉄道過疎地にとっては大きな期待を抱いたに違いない。とりわけ等々力競技場や市民ミュージアムへアクセスするための交通機関として待望していた人は少なくないように思う。

現時点において、川崎市の地下鉄計画は『なかったこと』になった。
だが、未来永劫、川崎が地下鉄と無縁であるかと言われれば、それは分からない。
技術革新が進み、低コスト運営の見通しが立てば、あらためて計画が打ち出される可能性はある。もちろん、早くても10年、20年先の話にはなるだろうが。

計画が頓挫してガックリくるという話ではないのだが。
それでも、一抹の寂しさを感じる話では、あった。

幻の川崎市営地下鉄よ、さようなら……。

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2012年10月04日

川崎市、路上喫煙防止条例施行7年目にして、初の過料徴収を実施

聞いて驚け。
名ばかりの路上喫煙防止条例で悦に入っていた川崎市が、ついに、ついに、初めて過料の徴収を行った。
んでもって、それがニュースになった。
ニュースになるくらいだから、どんだけ川崎市が(過料徴収に)臆していたかがうかがえる。

とりあえず、毎日新聞より。

川崎市:路上喫煙、初の過料徴収 担当者「注意啓発に重き」−−06年条例施行/神奈川 (毎日.jp)

川崎市は27日、06年4月の路上喫煙防止条例施行後、初めて違反者から過料2000円を徴収したと発表した。市の担当者は「過料の徴収が目的ではなく、注意啓発に重きを置いている」と話している。
(以下略)

おめでとう!
よくやった!
さすがは川崎市だ! 今までボロクソに叩いてきたけど、いつかこの日が来ると信じていたよ!

……とでも言うと思ったか!

条例施行から6年。
ようやく、ようやく、よーやくルールが機能した。
それだけのことだ。

似たようなことを何度も何度も何度も何度も書いているが、実効力の伴わないルールなぞ、あってなきが如し。罰則があったって、実際に罰を受けないのなら、守るわけがない。今の大人のモラルは、所詮その程度だ。

過料を徴収するのに、何をそんなにためらう必要があるのか(あったのか)。
今回の件にしても、小錦より思い腰をようやくあげて踏み出した第一歩だが、

「過料の徴収が目的ではなく、注意啓発に重きを置いている」

なとと、わけの分からない一言を添えているのが、こしゃくというかなんというか。
今回は例外的だといった印象を与える物言いをしたら、ルールの意味がないんだってば!

川崎駅前もひどいだろうが、武蔵小杉駅だってひどいぜよ。
駅前の『喫煙禁止』とでかでかと書かれたポスターの真ん前で、堂々とたばこふかしてる人が、どれだけいることか。徴収過料をすべて自己収入にしていいのであれば、私は喜んでやりたい。それくらい(十分な収入対象になるくらい)、違反者がいるのだという現実を、お願いだから市の担当者は直視してほしい。

重点区域ではないが、武蔵小杉駅・新南口(横須賀線口)前の交差点や、綱島街道と府中街道が交差する市ノ坪交差点に朝晩立ってみてほしい。信号待ちで歩を止めた足元には無数の吸殻が。そして、あとからあとから沸いて出る歩きタバコの輩。

継続的に新しい住民が増え続ける武蔵小杉のような街は、継続的に啓蒙活動しなければ意味がないということを、どうして私のような素人でも分かることが、エライ人には分からんのか。

  • 喫煙する方は、他の人に迷惑になり、危険な行為であることを理解し、路上喫煙をしないように努めてください
  • 特に、乗降客の多い、混雑している市内主要駅周辺を「路上喫煙防止重点区域」として指定し、この重点区域内では、路上喫煙を禁止します

川崎市の条例を紹介するページには、こんな文言が並んでいるわけだが。
この程度で、喫煙者が路上喫煙を我慢してくれると思う発想が、そもそもあり得ない。

もう一つ気になるのが、過料を徴収した後の対応である。
こちらは読売新聞より。

注意後も吸い続け、「払うよ」と初の2000円 (YOMIURI ONLINE)

(中略)
JR川崎駅西口バスターミナルの路上喫煙防止重点区域で喫煙していた横浜市中区の男性に指導員が注意。男性はたばこを吸い続け、指導員が「2000円の過料になる」と告げたところ、「じゃ払うよ」と言って、払ったという。

この文面を読む限り、『吸うのをやめたくなかったから2,000円払った』という風に読める。そうではないことを願いたいが、仮にそうだったとしたら、川崎市が何をしたいのかが、まったくもって分からなくなる。

『過料をとることは目的ではないが、この件は過料徴収で解決とした』

という一文に、大いなる矛盾を感じるのは私だけだろうか。

今回の過料徴収劇、経緯はどうあれ、とにかく『実行した』という点を評価してあげたいのは山々なのだが、先に紹介した毎日新聞の記事に書かれている以下のくだりを見ると、とてもその気にはなれない。

08年1月から同様に過料徴収を始めた横浜市は、喫煙を発見し次第、過料2000円を徴収している。今年3月末までに1万6923件の納付書を交付し、1万2830件で徴収している。

一概に比較はできないが、人口比率から計算すると、川崎市内でも、横浜の1/3程度の徴収対象者がいたと推察できる。だとすれば、それらがすべて見逃され、この7年間、街は汚され続けたということか。

そんなに過料徴収に抵抗があるのなら、いっそのこと、川崎市は路上喫煙者を見かけたら、携帯用灰皿をその場で強制的に購入させるというのはどうか。価格は2,000円ということで。

オマケとして、神奈川新聞からも本件に関する記事をご紹介しておく。

市路上喫煙防止条例、罰則を初適用 男性から過料徴収/川崎 (カナロコ)

(中略)
市は条例が周知されてきたため、巡回する指導員に制服を導入するなど、過料徴に本腰を入れていた。

制服って、アンタ……
そんなもん準備する前に、やることがあるだろう!?

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2012年09月11日

平日に役所なんか行けるかッ! 土曜日にドラえもん住民票は取得できるのか?

先日、川崎市が藤子・F・不二雄氏作のキャラクター・ドラえもんに対し、特別住民として登録。その住民票を発行し、枚数限定で無料配布を開始したというニュースをお伝えした。

上記の記事でも書いたが、この特別住民票は、川崎市役所、および市内区役所で配布。
ただし、ご存じのとおり、役所は基本的に平日営業である。一般的なサラリーマン、それも川崎市外で働いている人にとっては、ほぼ入手不可能な状況だ。

ここで私は、一つの疑問を抱く。
一部業務の窓口受付を行っている第2・第4土曜日であれば、ドラえもん特別住民票はもらえるのではないか。

案ずるより産むが易し。
悩むより行くが早し。
眠い目をこすって、朝早くから、のたくたと中原区役所で出かけたことよ。

中原区役所で『ドラえもん特別住民票』について訊いてみた

川崎市・中原区役所

久々の中原区役所。
早速中へ。

区役所内は、平日に来所できない多忙を極める人々が、貴重な休日を使って訪れていた。
その人数は、かなり多い。普通に順番を待っていたら、かなりの時間、待たされそうだ。

窓口をざっと見渡してみたところ、特にドラえもん住民票を配っている旨の案内は掲示されていない。
あれだけ全国的な話題になっているだけに、まったく案内を出していないとは考えにくい。
よもや、すでに配布が終了してしまったとか!?

しかし、ないものはない。
とはいえ、このまますごすごと家路につくのも、いささか寂しいものあり。
私は、嘲り笑われるのを覚悟で、受付案内の女性に、恐る恐る訊いてみた。

「あ、あの……、ド、ドラえもんの特別住民票の配布って、どちらに行けばよろしいんでしょうかッ!?」

私が予想していた回答は、

  1. 「ハイ、○番の受付窓口になります」(理想的)
  2. 「申し訳ありません、配布は終了しました」(一応覚悟)
  3. 「は? なんですかそれは?」(一番怖い)

しかし、返ってきたのは、そのいずれでもなかった。

「ハイ、少々お待ちいただけますか」

と、女性はおもむろに背を向け、後ろの棚から、一枚の紙を取り出した。

ドラえもん・川崎市特別住民票

「お待たせしました。こちらになります」

そう言って渡してくれたのは、あの夢にまで見た(ウソ)、ドラえもんの特別住民票。
これで私も、ドラえもんを川崎市民としてあたたかく迎え入れることができるというものだ。

土曜日に入手できるというのは分かったけれど

いやー、よかったよかった。
というわけで、土曜日の開所時間内でも、区役所でドラえもん特別住民票の入手は可能ということが判明した。平日に区役所なんか行けるかッ! と涙で枕を濡らす夜を過ごしていた方は、ぜひとも参考にしていただきたい。

ただ、次の開所土曜日は、第4土曜となる9月22日。
……って、しかも暦の上では祝日(秋分の日)となっているけど。

ちなみに、いただいた住民票の紙は、かなり上質ではあったものの、当然ながら印刷内容はPDFで配布されていたものとまったく同じ。もちろん裏面は真っ白のまま。

プリンタをお持ちで、ドラえもん住民票が入手できないという方は、高品位光沢紙などを用意し、インク代をケチることなく、高品質カラー印刷を施し、永久保存版として額に入れるなどして楽しんでいただきたい。ただし、ダウンロードできるのは9月30日までなので、くれぐれもご注意を。

また、区役所に足を運ぶ人は、封筒やクリアファイルなど、A4用紙を折り曲げずに入れられるものを持参して足を運ばれたし。さすがに区役所は、そこまでサービス精神旺盛ではないので、過度の期待はするべからずってことでひとつ。

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2012年09月10日

武蔵溝ノ口駅の指切断事故に思う、重傷者が出たから『罪』なのか?

武蔵小杉からも比較的近い、武蔵溝ノ口駅で起きた事故。

時は約9ヶ月前、2011年12月までさかのぼる。
このとき起こった事故というか事件というか、その原因を作ったヒトが、立件されるという話。
産経新聞より。

エスカレーター指切断事故 原因の空き瓶捨てた男を書類送検「無意識に捨ててしまった (MSN産経ニュース)

川崎市高津区のJR武蔵溝ノ口駅で昨年12月、エスカレーターを利用していた同区の女性会社員(56)が、捨てられていた空き瓶と手すりの間に左手を挟まれて指を切断するなどした事故で、神奈川県警高津署は10日、廃棄物処理法違反容疑で、ごみを捨てた同市宮前区の事務職員の男(48)を書類送検した。容疑を認めているという。

送検容疑は、昨年12月21日午前8時25分ごろ、JR武蔵溝ノ口駅南口のエスカレーターの脇に、ポリ袋と空き瓶1本を捨てたとしている。
(以下略)

この事故は、被害者の方にとっては気の毒という以外に言葉が見つからない。
それだけに、原因を作った容疑者が特定され、書類送検されたのは、せめてもの救いである。今後、賠償請求が可能になるなど、被害者女性にとっては、少しだけ救いの道が開けたといえる。

被害者が多少なりとも救われるのはよかった。これは手放しで喜んでいいと思う。
警察もよくがんばった。防犯カメラの解析などによって容疑者が判明したのは、素直に称賛に値すると思う。不祥事続きの神奈川県警の、ささやかな名誉挽回劇といったところか。

ただ、刑事的に見たとき、一つ疑問が残る。

重傷被害者が出たから『罪』なのか?
重傷被害者が出ていなかったら『罪』ではなかったのか?

容疑は廃棄物処理法違反。
早い話、『捨ててはいけない場所にゴミを捨てた』という罪状だ。

厳密に考えると、この容疑に問われる可能性のある人は、全国に山ほどいる。
にもかかわらず、今回は被害者が発生し、さらに重傷だったという理由で、あとづけのように刑事立件されるのは、いささか納得がいかない。私は法曹の世界には詳しくないのだが、果たしてこれが、正しい法律運用の形なのか。また、今回は被害が人に及んでいるのだから、むしろ過失致傷罪の方が適当なのではないか(こちらも無理があるとは思うが)。

実際、ゴミの投げ捨てや置き去りによって、被害を受ける人は少なくない。さすがに今回のような重篤な被害を被るケースは少ないだろうが、例えばタバコの投げ捨てなんてのは枚挙に暇がない。それが引火して燃え広がる可能性も十分にある。

こんなのを取り締まっていたら、「国民がすべて檻の中に入ってしまう」と危惧する人もいるが、それは違法投棄の意識が薄いがゆえだ。これが立派な犯罪なのだという意識が根付けば、投棄も立件も減るはずである。『悪いことだとは分かっていても、我欲に負けて捨ててしまう』という意識を、『立件される可能性があるとすれば、我欲を通すには割が悪すぎる』といった形に改善するだけの話なのだ。

そもそも、川崎市はポイ捨て禁止条例を施行しているはず。
違反した者には、科料(2,000円)が科せられるはずだが、おそらく徴収例はない。これは、弊ブログでもさんざんご紹介してきた路上喫煙防止条例と同様だ。こういった『名ばかり条例』の形骸化は、何も生み出さないどころか、市のやる気のなさだけを目立たせることに繋がる。

被害者をだしにするようで申し訳ないが、今回の事件を徹底的に利用して、ゴミの違法廃棄は不法行為であることを、存分にアピールしたらどうだろう。でもって、被害の代償にかかわらず、同等の行為については、せめて罰金刑を施行するくらいの風潮を作るべきではないか。

目指せシンガポール(シンガポールはゴミのポイ捨てが罰金刑に問われる)。

posted by たいにー at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年09月03日

川崎市がドラえもんを特別住民に認定、特別住民票をWebと区役所で配布開始

本日、2012年9月3日。
この日は『川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム』がオープンして、ちょうど一周年。
そして、知る人ぞ知る、未来からネコ型ロボット・ドラえもんが生まれた2112年9月3日から、ちょうど100年前。世に言う『ドラえもん生誕100年前記念日』である。

生誕100周年という言葉はよく耳にするが、100年前ってのは初めて聞く気がする。
無論、ドラえもんの誕生日はフィクションの話なので、現実にドラえもんが生まれる保証はどこにもない。
夢の域は脱しないが、それでも100年後にはひょっとしたら……と思わせる絶妙の年代に誕生日を設定したところに、作者・藤子・F・不二雄氏のセンスを感じさせる。

さて、このドラえもんの生誕100年前を記念し、川崎市はドラえもんを特別住民として登録し、区役所にて特別住民票の無料配布を開始した。

配布枚数は、129,300枚。
この数字を見てピンと来る人は、なかなかのドラえもんファン。
『1293』というのは、ドラえもんを構成する極めて重要な数字だ。

  • 誕生日が(21)12年9月3日
  • 身長129.3cm
  • 体重129.3kg
  • 胸囲129.3cm(頭周りも同値)
  • 力:129.3馬力

などなど。基本となっているのは、あくまで身長の数値。ほかにもネズミを見たときのジャンプ力(高さ)や逃げ足の速さなどにも、この数字は登場する。極めてドラえもんに縁の深い数字である。

どこぞの記事では『かなりの肥満が明らかに』なんて文字も躍っているようだが、別に本邦初公開の情報というわけではなく、ファンにとっては「何を今さら」と言いたくなるようなコメントだ。

また、一部では野比家が所在しているという設定の東京都練馬区こそ、住民票の登録地にするべきだという説もあり、ワカランでもないのだが、将来的にドラえもんが2112年に生まれるのが川崎市である……と考えれば(そんな設定があるかどうか知らないけど)、別によいのではないかと。

ドラえもんファンならずとも、ひじょーに欲しくなるこの住民票。
貰いに行きたいのは山々なのだが、区役所の受付時間内に足を運ぶなんて、絶対に無理……。なんとかならんものかいのう。

そんな平日多忙の方や、遠隔地在住者のために、ドラえもん住民票はWebでも配布している。
以下のサイトからダウンロード可能だ。

ただし、配布機関は約一ヶ月間(9月30日まで)。
そのうち入手しようと先送りにして、気がついたら配布が終了していた……と泣くことのないように。ドラえも〜ん! と叫んでも、誰も助けてくれませんぜ。タイムマシンでもあれば、話は別だが。

ああ、早いところ藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたいなあ。
川崎市民なら、一度は足を運んでおかねばウソというものだ。

ところで、川崎市の特別住民として登録されることになったドラえもんだが。
現在の川崎市の人口の一人に、きちんと数えられているのかしら?(それはない)

後日註:
現在、ネットオークションにも『ドラえもん特別住民票』に類する商品が、いくつか出品されているようです。
市が配布しているオフィシャルなものが欲しいという気持ちも分かりますが、敢えて本物を手にした立場から言わせていただければ(記事中でも書きましたが)、『市が配布しているものと自前で印刷したものは大差ない』です。

そもそも、オークションで出回っているものも、単純にPDFを印刷したものを販売しているだけかもしれません。『譲り受ける』レベルでなければ、このアイテムについては自前で印刷することをおすすめします。現在は印刷できる環境のない方でも、とりあえずPDFをダウンロードしておいて、あとで印刷することもできるわけですし。
繰り返しますが、ダウンロードは9月30日までですので、くれぐれもお忘れのなきよう。

posted by たいにー at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年08月31日

順調にごみ削減中、川崎市の普通ごみ収集3回→2回化は2013年9月から実施の予定

以前にご覧いただいた記事の中で、川崎市が普通ごみの収集回数を、現行の週3回から週2回に減らすことを検討しているという内容を、ご紹介した。

そして先日、川崎市はこの検討を具体的に実施に移す手はずを整えつつある。
神奈川新聞より。

普通ごみの収集回数を週2回に、来年9月めどに市が見直し/川崎 (カナロコ)

川崎市は来年9月をめどに、普通ごみの収集回数を週3回から週2回に見直す。一般廃棄物の減量化、資源化へ向けた取り組みの一環で、市民説明会などを開き周知する。週3回収集は2007年4月から実施している。改定した一般廃棄物処理基本計画の行動計画(13〜15年度)に位置付けた。

元々、週4回(も)実施していた普通ごみの回収を、週3回に減らしたのが2007年4月(市内完全実施は2010年)のこと。

あれから約5年。
ミックスペーパーの分別取り組みなども始まり、ごみ収集のあり方は、少しずつ最適化が図られてきた。

取り組みは結果にも表れる。
2010年度における川崎市内の一人1日あたりごみ排出量は、1,041gとなった。
これは、7年前(2003年度)の数値、1,308gから267g減った計算だ。大雑把に川崎市の人口を140万人とした場合、7年前に比べて市全体のごみの量は、単純計算で1日あたり370トン以上の削減ということになり、これは手放しで喜んでいい数値だと思う。

以前の記事にも書いたが、我が家のごみ事情を考えたとき、やはりプラスチック分別の効果が非常に大きい。家庭ごみの中で、最も多くの割合を占めるのがプラスチックごみで、その分、普通ごみの量は極端に減ってしまった。生ごみの処理など、懸念材料もなくはないが、週2回というペースは、今の生活にとって、ほとんど支障のないものだと考えられる。

この7年間で削減できた、一人1日あたりのごみの量、267g。
川崎市は、向こう五年間で、これをさらに53g減らす計画だ。
ごみは完全にゼロになるという類のものではないため、減量のペースは間違いなく落ちるだろう。それでも、まったく減らす余地がないかといえば、そんなことはなさそうだ。習慣づけがきちんとできれば、まだまだごみを減らすことは可能だと思う。

詳しい内容を知りたいという方は、後日、市民説明会が開催されるとのことなので、目的や取り組み方法などを確認されるといいと思う。反対派の方は、ダメもとで『週3回収集死守!』を訴えるという手も……ダメでしょうな、やっぱり。

できることから、コツコツと。
野菜や食べ物の廃棄部分を、なるべく減らすところから始めましょかね。

まずは、ウチの家人に魚の皮とししゃもの頭を食べさせるところからだな。
美味いのに。もしゃもしゃ。

posted by たいにー at 01:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年06月05日

2012年夏直前、川崎市の古着回収に協力しよう 6月9日(土)まで

中原生活環境事業所での古着回収(2011年11月撮影)さあ、またまたやってまいりました、古着回収の季節。
まあ、やってきたというよりは、気がついたら始まっていたというのが正しいところなのだが……。

期限は6月9日(土)まで。
衣替えの季節ということも合って、この際、整理してしまえ的な衝動に駆られているアナタ。使わなくなった衣類を、寄付してみてはいかがだろうか。

ただし、古着の回収はあくまで東南アジア方面への輸出を前提とした再使用を目的としたもの。
以下の回収条件をきちんと確認し、できれば洗濯した状態で、快く使ってもらえるようにしたいところだ。

回収日:平成24年6月1日(金)〜平成24年6月9日(土)
回収時間:9:00〜11:30、13:30〜15:30
回収場所 住所 電話番号
南部生活環境事業所 川崎区塩浜4-11-9 044-266-5747
川崎生活環境事業所 川崎区堤根52 044-541-2043
中原生活環境事業所 中原区中丸子155-1 044-411-9220
宮前生活環境事業所 宮前区宮崎172 044-866-9131
多摩生活環境事業所 多摩区枡形1-14-1 044-933-4111

回収対象品(例)

  • Tシャツ
  • Yシャツ
  • ズボン
  • 下着類
  • 靴下(破れていない左右揃ったもの)
  • ネクタイ
  • ハンカチ
  • スカーフ
  • シーツ
  • タオル
  • 着物・和服(どてら・丹前を除く)

など

冬物衣類もOK
家庭から出る古着類で次のもの以外は全ての布類を回収します。

回収できないもの

  • 臭い、汚れなどのついた不衛生な布類
  • 穴が開いている、破れている及び濡れているものなど状態の悪い布類
  • 会社の制服、仕立てくずなど再利用が困難な布類
  • カーペット、布団、シューズ、ぬいぐるみなどの織物でないもの
  • 名前入りのもの

このあたりは、いつもの通り。
持ち込む際は、ハンガーをはずし、ポリ袋に入れてお願いいたす。

私も、ぼーっとしてると忘れそうなので、備忘録に6月9日の古着持ち込みを登録。
使えそうなものであれば、捨てるよりはずっと有効に活用できるはず。
例えば、お正月に買った福袋に入っていた、サイズの入らないパンツとか……

posted by たいにー at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする