2017年03月20日

あえて網焼きで勝負する独自のジンギスカン、羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

武蔵小杉に、新たなジンギスカンのお店がオープン。
地味ながらも、なかなかに心揺さぶられる報に接したのは、2月の下旬ごろだっただろうか。

新たなお店の名前は『羊肉酒場 悟大』という。

羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

『庄や』、『やるき茶屋』、あるいは『とり家 ゑび寿(えびす)』といったチェーン店を持つ大庄グループの羊肉酒場という業態の店舗である。武蔵小杉以外では、水道橋や用賀、佐賀(九州)など8店舗を構える(2017年3月現在)。

武蔵小杉界隈のジンギスカンは『どぅー』があり、立地としても非常に近いところに位置している。ある意味、真っ向から戦いを挑んだ格好だ。

先駆者である『どぅー』の対抗馬として、『悟大』はいかなる存在たるのか。
早速行ってみた。

見よ、そして食らえ! この肉の分厚さを!

まずは、ナニはなくともビール。
そして生ラムをオーダー、臨戦態勢を整える。

生ラム・特上肩ロース(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)生ラム・ショルダー(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

上の写真は、左が特上肩ロース、右がショルダー(いずれも2人前)なのだが……。
なんだか、一切れが大きく、そして分厚くはありませぬか?

実際食べてみると、確かに大きい。
普通の人は、とても一口で頬張れる大きさではない。ワタシも、焼きあがったものから、箸でちぎりつつ食べていったほどだ。

ただ、お肉自体は柔らかさも十分、箸での裁断が難しかったとしても、噛み切ることは容易。
『想定以上に大きい』以外に、食べづらさを感じることはない。
肉々しい噛みごたえとジューシーさは、重文に満足感を与えてくれる。そんじょそこらの薄切りラム肉とはワケが違うぜ。

ビールと網焼き鍋(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)網焼き鍋(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

ところで、上の写真を見て、何か違和感を持たれた方は、いらっしゃらないだろうか?
ジンギスカンというと、特徴的な鉄鍋の上で、野菜、そして肉が焼かれるのが一般的だ。

だが、こちらのお店では、鍋は使わず、網焼きによる調理。
そういえば、お店の看板にも『あみやき』と書いてあったような……
ま、美味しければなんでもいいんだけど(こだわりなし)。

しかし、網焼きでもなんでも、ジンギスカンともなれば、やはり野菜は欲しいところ。
メニューのおススメに『特性野菜炒め』があったので、これを頼んでみる。
で、やってきたのが、コレ。

特製野菜炒め(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

ワタシは『焼き野菜』のつもりで注文したのだが、これはなるほど、確かに野菜炒めだ。
しかも、やたら量が多い。
ちなみに、これ以外にも『焼き野菜』はきちんと存在するのだが、野菜はこれで充分であった。

ところで、羊肉メニューは、通常の生ラムのほかに、味付けジンギスカンがある。
せっかくなので、ラムロースの味付けを注文してみる。

味付けジンギスカン(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)味付けジンギスカン(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

うん、色はまさに、味付けジンギスカンのそれ。
味わい的にも、甘さと旨みを感じさせる特製ダレで、年齢問わず楽しめそう。大人の皆さまは、ピリ辛旨ダレでもいいかもしれない。

……と、今回の注文は、これにて終了。
決してお腹が減っていなかったわけではないのだが、なにせ最初の分厚いお肉群(軍)の破壊力がすごかった。〆のごはん類などの出番なく、クローズとなった。野菜炒めの威力もすごかったが……。

『ジンギスカン』というよりも『羊肉焼肉店』として楽しめ

結論から言うと、『悟大』はあくまで『羊肉酒場』であって、ジンギスカンのお店ではない、というのが、ワタシの率直な感想である。羊肉専門焼き肉店、といった方が適切だろうか。

ただ、いわゆるジンギスカン鍋ではなく、網焼きで提供するのは、あくまで同社の『意図したこだわり』によるものとのこと。実際に出てくるラム肉は、どれも臭みなく、ジンギスカンに抵抗のある方でも、試してみる価値は十分にありそう。なにより、その食べごたえ感は、ワタシの予想をはるかに超えていた。

注文量は、比較的少なめとなってしまったが、こちらのお店は、ほかにも羊肉餃子、羊肉の希少部位(特上タン、せせり、ハツなど)、ラム茶漬けなど、面白いメニューがいろいろある。これらは、ぜひとも次回、ためしてみたいものだ。

羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

全体的な満足感は高く、コストパフォーマンスも非常に良いのだが、難点も。

行ったことのある方は分かると思うが、こちらのお店、各テーブルから生じる網焼きの煙が、店内に充満する。見通しが悪くなる(煙たくなる)のもさることながら、衣服に匂いがついてしまうのは、不可避となる。一応、上着などはビニール袋に入れてもらえるのだが、それ以外の衣類や荷物には、ある程度の焼肉臭がついてしまうのは、覚悟しておく必要がありそうだ。

気の置けない友人たちと、一緒の煙にまみれながら、楽しくラム肉をつつく。
この店は、そんな楽しみ方がピッタリな気がするのだ。

posted by たいにー at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年03月12日

グランツリー店舗紹介(11)〜グランツリーにも、つけ麺専門店登場、つけ麺や 武双

世の中、どうにも店が入れ代わり立ち代わりになる区画というものはある。
原因はいろいろだ。店の方向性と客層のアンマッチ、価格帯、流行りの問題……などなど。

ことショッピングモールにおいても、それは例外ではないようだ。
グランツリー武蔵小杉において、オープン時にはマウイマイクス(ロティサリーチキン)、その一年半後にはハオツァイ(スープ春雨)が入っていた区画が、これにあたる。レストランエリアの中でココだけが、二年ちょっとの間に、すでに二度も閉店の憂き目を見ている。

(スープ春雨はともかく、マウイマイクスは、ワタシは割と好きだったのですが……記事も書いていたのですが、掲載の日の目を見ずに終わってしまいました)

そして三店舗目となる今回、入居したのは、つけ麺のお店。
『つけ麺や 武双』、入場である。

つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店

ワタシが感銘を受けたのは、麺の上に乗るチャーシュー

こちらのお店の売りは、言うまでもなくつけ麺。
そしてスープが、鶏魚介、鶏白湯の二本柱を軸に提供されること。
原則、どちらかを選ぶことになるが、欲張りな方には、二つのつけ汁を一度に楽しめるセットもある。

つけ麺・大盛り(つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)つけ麺・普通盛り(つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

こちらは、つけ麺大盛り(麺400g)。
参考までに、右の写真は、普通盛り(麺300g)。
追加料金なしで大盛りにできちゃうのは、ちょっと嬉しい。
なお、今回選んだスープは、オーソドックスに鶏魚介。

家系ラーメンばりの海苔に加え、チャーシューの見栄えがインパクト大。

つけ麺というと、スープが濃い味という印象が先入観としてあるのだが、こちらのスープは意外にあっさりめ。今回は鶏白湯を体験せず終いだったが、鶏白湯はもっとあっさりなんじゃないだろうか、と想像すると、どんな味わいになるのか、という点は、興味のあるところ。

つけ麺 (つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

麺は平打ちにも近い太麺。
国産小麦『春よ恋』を使用した麺とのこと。それほど味が絡みやすい感じではないが、弾力感は十分。私は好きなタイプの麺だ。

しかし、ワタシにとって、このつけ麺の神髄は、あえて別にあると言わせていただこう。
それは、チャーシューだ。
炙りチャーシュー、こいつの存在感が、画的にも味的にも強い。

つけ麺の炙りチャーシュー (つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

『炙り』の冠はだてではなく、薫した風味というか、非常に香ばしい味と香りをまとっている。
美味しいのはもちろんだが、このチャーシューをスープに浸すと、その香ばしさがスープにも転化され、スープの味わいが増す。結果的に、面の味わいも変化する。これは面白い。

ワタシは、いまだかつて『チャーシュー麺』というものに魅力を感じたことがなく、別にラーメンにチャーシューは必要ない、とまで考えたことがなかったのだが、つけ麺 武双のチャーシューは、初めて『食べたい』と思えるチャーシューだと感じた。この店のチャーシューつけ麺、およびチャーシュー麺た、頼んでみてもいいかな、と思うのだ。

果たして三度目の正直なるか

フードコートには存在したものの、一階グルメフロアにおいては、初のラーメン専門店の出店。
オープンから約一か月が経ち、客足は落ち着いてきてはいるものの、週末のお昼ともなれば、行列ができる光景は、ほかの飲食店に劣るものではない。

とはいえ、懸念がないわけではない。
まず、つけ麺ブームが、やや下火になり始めていること。
同店は普通のラーメンもあるので、ブームのみに客入りが左右されることはないと思うが、老若男女が訪れるグランツリーの客層を、継続的に取り込めるかどうかは、今後の課題だろう。

もう一つ、ラーメン店にしては、価格がややお高めであること。
ノーマルのつけ麺やらーめんが850円から(2017年3月現在)。バリエーションメニューは、1000円を超えるものも少なくなく、家族全員で気軽にラーメンを、とするには、いささかお値段が高くつくかも。

一方で、たのグランツリー飲食店と同様、23時まで営業しているというのは強み。
飲み会帰りのサラリーマンが、〆のラーメンのために立ち寄る、なんて使い方もできそう。

つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店

果たして『二度あることは三度ある』、となるか。
あるいは『三度目の正直』となるか。
この区画にお店が根付きにくいという、悩ましいジンクスを、ぜひとも払拭していただきたいものである。

posted by たいにー at 16:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月29日

武蔵小杉駅からはやや歩く、住宅街の中にたたずむステーキハウス グランパ

ステーキを食べたくなるときはあるもので

武蔵小杉。
言わずと知れた、ワタシの住む街、愛すべき街。

最近、その頻度こそ減ったものの、無性に肉を欲することがある。
ああ、肉が食べたい。ガツンと、パンチの効いた肉を。
ガツンといえば、ステーキだろう。若干、高嶺の花感はあるが、たまに食べるくらいなら、許容の範囲内。神様もお許しになるに違いない。

ステーキと言えば。
先日、小杉近辺を散歩していたときに、ステーキハウスを見かけた。
駅からはそこそこ距離があるが、なんとなくよさげな雰囲気。

よし、あそこに行ってみよう。
その店の名を、『ステーキハウス グランパ』という。

ステーキハウス グランパ(武蔵小杉)

サライ通りをどんどん西へ、武蔵小杉駅からは、だいたい10分ちょっと。
こちらのお店、昔はなかったよなあ……と調べてみたら、昨夏にオープンしたという。
ワタシが忙しくしている間に、ワタシに隠れてこっそりオープンさせるとは。
(↑↑↑いろいろ、とんちんかんなコメントを並べていることをお許しください)

こちらのお店のメインは、やはりなんといってもステーキ、ステーキ、ステーキ。
ステーキはビーフステーキとハンバーグステーキの二枚看板。そのほか、ポークステーキやビーフシチュー、ビーフカレーにお子様プレート、ドリアまである。いわば、必殺洋食キングダム。

メニューを見ただけでも、目移りしてしまうが……いかんいかん。
ここは初志貫徹、グランパステーキをいただこう。

グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)

こちらがグランパステーキ。ライス、スープ、ミニサラダ付き。
大きさは……さだかではないが、150gは優にありそうだ。
ちなみに、レギュラーメニューのリブロースステーキ、サーロインステーキ、ともにグラム数は180gからとなっている。うむ、それに近いくらいの量はあるかもしれん。

では、いただきます。
食べてみると……

グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)

ん〜、肉だ(あたりまえ)。
ほどよいミディアムレア感。これ以上赤いのはちょっと……という私の心理を巧みに突いた焼き加減だ。

ソースはデミグラス、和風マスタード、おろしポン酢、ガーリックオニオンの中から、今回はガーリックオニオンでお願いしてみた。

ガーリックオニオン、大正解。
ガーリックの風味と飴色になったオニオンの甘さと、ステーキの旨み、実によいアンサンブルだ。
そのほかのソースも気になるところではあるが、デミグラスソースは、どちらかといえばハンバーグのお友達。ステーキとの相性がどうなのかは、ちょっと気になるところ。

一方、家人はハンバーグステーキを注文した。和風おろしポン酢バージョン。

ハンバーグステーキ・和風おろしポン酢(ステーキハウス グランパ)ハンバーグステーキ・和風おろしポン酢(ステーキハウス グランパ)

ワタシも一口いただいてみたのだが……
食感に特徴がある。
すごくしっとり。
ハンバーグのつなぎに鍵があるのか、一口分は、ハンバーグの一体感から切り離された一部、という感じがする。さまざまな加工手順を経て作られたものではなく、最初から一枚肉だったかような……というのは、いささか誇張が過ぎるかもしれないが、この密度とジューシーさは、なかなかよい、よいぞ。

ランチタイムのひととき、ワタシはステーキに満たされ、酔いしれた。
ごちそうさまでした。

細かいところでうれしい要素満載の洋食屋さん

実は今回のステーキ所望には、裏があって……

1月2日に放送された『孤独のグルメ お正月スペシャル』で、主人公の五郎さん(演:松重豊)が深夜にステーキを食べるシーンがあり、これがまた実に美味そうで、見事に感化されてしまった、というわけだ(記事の文体も、久々に『孤独のグルメ』に寄せてみた)。とはいえ、こちらのお店を見つけたのはつい最近の話で、ある意味、渡りに船ともいえる。

考えてみると、武蔵小杉界隈で、純然たる洋食屋さんというのは、意外と貴重かもしれない。
駅から若干距離があるのは難点だが、住宅街の中にたたずむ様子は、まさに隠れ家的存在。
方向性は若干異なるが、今はなき武蔵中原にあった洋食の名店『多羅葉樹』を思い起こさせる。
ご夫婦でお店を切り盛りされているのか、アットホームな雰囲気が漂うのも、どこかホッとさせてくれる。

個人的には、完全禁煙であることと、土曜に加えて日曜日も影響しているのがうれしい(水曜定休)。
また、夜に来たときには、どんな雰囲気なのかも気になるところ。

とりあえず、ステーキ以外のメニュー、ビーフカレーとハンバーグドリアが気になって仕方がない。
これはまた行かねばだ。
あとは、次回訪問時に、再び『ステーキ食べたい病』が再発していないことを、願うばかりだ。

posted by たいにー at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月16日

丸の内の実績をひっさげ、いざ武蔵小杉へ、Pasta & Grill Antibes グランツリー武蔵小杉店

グランツリー武蔵小杉が開業して、すでに2年が経過した。
早いものである。

いくつかの飲食店で入れ替わりはあったものの、オープン当初から残っている店も数多く、固定客がついている店も多そう。

お店の傾向としては、モールとしての傾向も相まって、家族連れが入りやすい店が多い印象がある。
そんな中でも、今回紹介するお店は、家族連れのみならず、カップルや友人同士、あるいはパーティーなど、幅広い用途に使える使い勝手の良さが、売りの一つである。

Pasta & Grill Antibes グランツリー武蔵小杉店、ご案内しよう。

Pasta & Grill Antibes 武蔵小杉

このお店、東京・丸の内に居を構える『Grill & Bar ANTIBES』の姉妹店である。
こちらは立地を踏まえた大人の雰囲気漂うレストランであるのに対し、武蔵小杉の方は、ややファミリー向けに舵を切った、それでいてモールの中では、比較的落ち着いた空気を醸し出す存在である。

……と、堅苦しい紹介となってしまったが。
おなかが減っているので、さっそくいろいろと頼んでみることにする。

イタリアンフレンチとはなんぞや、を知らずに頼む料理4品

まずは、前菜盛り合わせ五種盛り。
生ハムやらサーモンマリネやらトマトのカプレーゼやら。
見た目からして、ザ・イタリアン。
この面々を目の当たりにすると、ビールではなく、ワインを頼んでおくべきだったかな、とちょっと公開するところも、あったりなかったり。

独特のビールジョッキ(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

ハイ、ビール頼んじゃってます。
ちょっと面白いミニジョッキですな。

ヤリイカと枝豆、ドライトマトのペペロンチーノ(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

こちらは、ヤリイカと枝豆、ドライトマトのペペロンチーノ
ペペロンチーノというと、パスタを思い浮かべるが、ここには麺らしきものは存在しない。あるのはトマトとイカ、そして一面を埋め尽くす緑の軍団。

枝豆をペペロンチーノにするという発想はなかった。
そして、意外とこれはアリ。味もしっかりめで、お酒を飲みながらちまちまつまむお料理としてはうってつけだ。

豚肩ロースのグリル(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

きたぜ、ドカンと肉料理。豚肩ロースのグリルだ。
この店の看板にも掲げられている『グリル』の王道を行く料理の一つだ。
甘じょっぱいソースに満たされた豚肉のソテーは、味わい的にもボリューム的にも程よい感じ。ひと切れの食べごたえが結構あるので、見た目以上に満足感が高い。

エビ、イカ、アサリ、ムール貝のトマトリゾット(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

そして最後に、エビ、イカ、アサリ、ムール貝のトマトソースリゾット。
これはもう、名前の通りだ。
ムール貝以外、赤い色に染まってしまって分かりづらいが、各種魚介類が、そこかしこに散りばめられていて、具だくさん感強め。

この日の料理の中では、最も味付けが濃い目で、家人はあまり量をいただけなかったようだが、その分、ワタシがパクパクと平らげさせていただいた。とはいえ、しっかりした味わいは、二人か三人で取り分けていただくのがちょうどいいくらいの塩梅かも。

まったくもって個人的な感想として、料理名に具材の名前が並んでいるので、あとから「さて、あの皿には何が入っていたっけか……」と悩まなくて済むのも、大変ありがたい。

肉や魚もいいけど、野菜もね

今回、パスタかリゾットかで悩み、最終的にはリゾットに走ったわけだが。
お店の名前に『Pasta & Grill』を冠していることを考えれば、ここはパスタにしておくべきだったか、とちょっと後悔。いや、リゾットも十分に満足したけど。

こちらのお店は、肉や魚介類のグリルのみならず、野菜メニューにも力を入れているのが特徴の一つ。最近はコンプリートベジタブルプレート、通称『コンベジ』なるランチメニューを取り入れ、色とりどり、かつ年齢を問わず食してもらえるような食事の在り方を提供している。

全般的に美味しいのは間違いないのだが、欲を言えば、『この店ならコレ!』という看板メニュー、あるいは他店にはない特筆した要素がほしいところだ。○○をいただくならアンティーブだよね、と思わせるようなウリが登場したら、グランツリーの中でも、その存在感をさらに増すに違いない。

私自身、今回はディナーでの訪問だったが、次回はぜひ『コンベジ』にもチャレンジしてみたいものである。野菜中心ということで、女性には受け入れられやすいと思うが、男性やお子さんには、ちょっとハードルが高い……かな?

posted by たいにー at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月09日

日本酒と魚介料理に定評のある武蔵小杉の老舗店、海鮮山鮮

武蔵小杉に住み始めて、かれこれ10年以上となる私だが。
以前から気になってはいたものの、なかなか入る機会に恵まれないお店、というのが結構ある。

今回ご紹介するのも、そんなお店の一つ。
綱島街道・市坪交差点近くにある居酒屋、海鮮山鮮だ。

海鮮山鮮(武蔵小杉)

一般的にいうところの『海千山千』(うみせんやません)は、世間の酸いも甘いも知り尽くした百戦錬磨のイメージだが、千→鮮と置き換えることで、元のイメージを残しつつ、飲食店にふさわしいイメージを醸し出している。

この店に初めて伺ったのは、2016年の夏。
その後、なんどか訪れているのだが、記事にするタイミングを完全に逸してしまっていた。
時季外れのメニューもあるが、そのあたりはご容赦いただきつつ、とりあえずご紹介。

すべてはお酒のために、美味しくいただくために

こちらのお店の売りは、魚介系料理の数々。
そして、それに合うお酒、主に日本酒の品ぞろえに定評がある。

ここ一年で日本酒に目覚めた私としては、開拓するべくして開拓することになった店なのかもしれない。
では、お酒とともに、お料理をいただこう。

紅鮭のかま焼き(海鮮山鮮)

パッと見でいくらと大根おろししか目立たないが、最初の皿は、紅鮭のかま焼き。

言ってみれば、親子共演の焼き物料理。鮭そのものの塩味がそれほど強くないだけに、いくらの塩味とおろしのさっぱり感がいいバランスで交わりあう。でも、鮭の身を箸でつまむと、いくらを一緒に箸にのせるのは難しく、最後に『いくらおろし』という料理に変貌してしまう……のは、ご愛敬。

秋野菜の揚げ浸し(海鮮山鮮)

ザ・秋メニューから、秋野菜の揚げ浸し。
素揚げから天ぷらから、芋からピーマンかられんこんから、味だけでなく色彩的にも楽しめる一品。

れんこんの穴に詰まっているのは明太子。これだけでお酒がガンガン進む味わい。
こちらには大根おろしとしょうがおろしが添えられており、濃い味の緩和剤(?)として大活躍。

タコの磯辺揚げ(海鮮山鮮)

磯辺揚げであることは、写真を見てだいたいわかると思うが、何の磯辺揚げかわかったら、すごいぞ。
実は……と、引っ張るほど奇異なものではないのだが、タコの磯辺揚げ。

狙ったものなのかどうかは分からないが、磯辺の衣が比較的厚めで柔らかく、タコの触感と若干かぶり気味。一体化しているという見方もできるし、タコの触感が楽しめないとも言えるし、タコに何を求めているかで、この料理の評価が変わってきそう。

辛子蓮根(海鮮山鮮)

こちら、熊本名物・辛子蓮根。
家人の大好物だが、九州料理のお店でないと、なかなか提供されないのが悩みの種。ということで、メニューに書いてあると、必ず注文する一品。

だが、海鮮山鮮の辛子蓮根が、他の店のそれと決定的に違っている点が、一つある。
それは、料理が『揚げたて』で供されること。

辛子蓮根といえば冷たい、あるいは常温の料理というイメージがあるが、ここの辛子蓮根を同じ感覚でほおばると、確実にやけどする。だが、これが美味しい。私の中の辛子蓮根のイメージががらりと変わった。そして、子の辛子蓮根のためだけに、また来てもいい、と思わせる一品である。無論、お酒のお供に最適というのは、言うまでもない。

アジのなめろう・秋版(海鮮山鮮)アジのなめろう・夏版(海鮮山鮮)

上の写真は、どちらも同じ、アジのなめろう。
ただし、左が秋バージョン、右が夏バージョン。夏の方が、氷の上に乗って、非常に涼しげ。

見た目もそうだが、実際に食べてみても、かなりボリューミー。
しかも味噌とゴマの風味がかなり強い。そのため、塩味も強めとなっているので、基本的にお酒とともにいただくのが前提のメニューと言える。もう少しアジそのものの風味を前面に押し出してもいいかも。

愛すべき武蔵小杉の老舗店

日本酒とお通し(海鮮山鮮)

というわけで、『お酒とともにいただく』という観点で、料理をいただいてみた。
全般的に味付けは濃い目で、そのあたりがお酒を売りにする店ならでは、という気がする。
また、客層に男性やサラリーマンが多いのだろうな、と感じさせる要素では、ある。

日本酒は常に10種類前後を用意し、定期的に銘柄が入れ替わっている模様。
日本酒の品ぞろえが充実しているお店は、武蔵小杉駅近辺ではあまりないだけに、それだけでも貴重な存在である。むしろ、もっと増えてほしいくらいだが。

お店に行ってみるとわかるが、料理のメニュー数が非常に多く、そのほとんどが、まるで受験生の合格祈願のごとく、壁などに貼りめぐらされている。もちろん、手元にメニュー評もあるのだが、これもまた、寺子屋の教科書のような装丁で、かなり味のあるつくり。

武蔵小杉が全国的に有名になる前から存在する、貴重なお店の一つでもあるこのお店。
魚料理は、冬場がおいしいイメージ。
この季節が終わらないうちに、また足を運んでおきたいところだ。

posted by たいにー at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年08月14日

武蔵小杉駅発着のJR路線2つが190%超え 今後も悪化する混雑に解決の糸口はあるか

東京圏の混雑ワースト3路線に、武蔵小杉関連が2つも

武蔵小杉駅の混雑・利用率が、うなぎのぼりである。

……と書いたのは、何も最近の話ではない。事態は2010年に入ってから顕在化し、改善の見込みはまったく見えてこない。

先ごろ、東洋経済オンラインにて、武蔵小杉駅の混雑ぶりを憂いた記事が掲載された。
記事の要旨は、乗り入れる路線の混雑率のみならず、駅のホーム、果ては駅に入場する改札までもが混雑、交通機関の対応が、街の発展に追いついていない、とするものだ。

国土交通省が発表している、平成27年度の『東京圏における主要区間の混雑率』によると、東京圏における混雑率上位ランキングの中で、実に3位と5位に、武蔵小杉駅の名が燦然と輝いている。もちろん、あまりうれしくない人の方が多いとは思うが。

順位 会社 路線(区間) 混雑率
1位 JR東日本

総武線 (錦糸町→領国)

199%
2位 東京メトロ 東西線 (木場→門前仲町) 199%
3位 JR東日本 横須賀線 (武蔵小杉→西大井) 193%
4位 小田急 小田原線 (世田谷代田→下北沢) 191%
5位 JR東日本 南武線 (武蔵中原→武蔵小杉) 190%

言うまでもないが、これらの路線は、ラッシュ路線として定評のある中央線快速(中野→新宿)や、東急田園都市線(池尻大橋→渋谷)よりも上位ということになる。

で、実際のところはどうなのさ

かの路線は、なぜここまで混雑するようになったのか、という疑問をここで呈するのは、あまり意味がない。
とかく車両内の混雑ばかりが取りざたされる南武線、横須賀線両線だが、利用している方ならご存知の通り、この2線、駅のホームも、朝を迎えるたびに戦場と化す。

ここでは、実際の現場感(2016年7月現在)をお伝えしてみる。

東急東横線

バイパス線である東急目黒線の登場で、混雑が緩和されたのも、今は昔。
今や副都心線、西武線、東武線などへの乗り入れの影響……かどうかはわからないが、朝の混雑は高止まりしている感がある。

無論、各駅停車よりも快速、特急の方が、混雑率は高まる。
そして、各線乗り入れと、過去の元住吉衝突事件の影響からか、以前よりも遅延するケースが増えたような気がする。もちろん、無理のない運行を心がけていただくのは当然なのだが、一分一秒を争う朝の時間帯では、どうしてもストレスを増す要因となってしまう。

東急目黒線

紹介した4路線の中では、最も混雑率が低い。
もちろん、座れるほどの余裕はないが、少なくとも乗れるかどうかを心配するほどの混雑はない。
朝の上り方面だけでなく、夜の下り方面も、他の路線と比べると、その混雑度は一段下回る。

遅延についても、乗り入れている東京メトロ南北線、都営三田線がさほど遅延することもないためか、あまり頻繁に遅延が発生するというイメージはない。状況が許せば、一番使いたい路線である。

JR横須賀線

現在、私がメインで使っている路線である。
東京圏混雑率第3位の肩書は伊達じゃない。混む。とにかく混む。

また、横須賀線は東海道線や東横線の振り替え路線としても使われるため、この二線がコケると、もはや武蔵小杉からは乗車することさえ容易ではなくなる。横須賀線は遅延していないのに、なぜか乗車できない(遅延証は出ないのに遅れる)という最悪の事態も。

武蔵小杉駅ホームには、各乗り場に横須賀線列と湘南新宿ライン列の表示があるのだが、混雑してくると、湘南新宿ライン列から無法状態で横須賀線車両になだれ込み、一触即発の空気に包まれることもしばしば。

遅延の頻度? 言うに及ばず、というレベルである。

JR湘南新宿ライン

私が以前にメインで使っていた路線。
横須賀線に比べると、確実に混雑率は低いので、乗れないということは、まずない。

ただし、基本的にダイヤ通りには動かないと考えた方がいい路線。仮に渋谷や新宿に行くのであれば、私であれば、定期代の額面を気にしないという前提で、湘南新宿ラインではなく、東急東横線を選ぶ。

週末に使う程度ならともかく、できるのであれば、通勤用に使うのはお勧めしない。

JR南武線

スミマセン。
ほかの線は、なんだかんだで朝の通勤ラッシュ時間に利用することがあるので、その様子もなんとなく把握しているのだが、南武線に限っては、利用する機会がないので、こちらの様子はわからない(わかりたくない、というのが正直なところかも)。

一時期、『よんれつ』という独特のデザインを用い、4列待機の啓蒙を行った南武線だが、いかんせん、一編成6両という輸送力の限界がボトルネックとなっており、混雑の解消には至っていないものと思われる。

朝の遅延については、頻度こそ横須賀線ほどではないが、一度遅れると、影響がかなりデカい。
こうなってみると、廃案となってしまった川崎市縦断地下鉄を、南武線のバイパス路線として検討する価値は、あったんじゃないかと、これはいまさらの話。

 

南武線については、以前からある路線ゆえ、やむを得ない部分もあるだろうが、横須賀線ホームについては、完全に再開発を前提……というよりは、再開発のシンボルにすらなった存在だ。これはJR、および自治体の読みの甘さを指摘されても、仕方があるまい。

しかも、武蔵小杉の人口増は、まだ道半ばである。
マンションはまだまだ建設され、人もまだまだ増える。当然、駅も列車もまだまだ混む。

この悪化の一途をたどる混雑に、どう対処していくのか。
もうこれは、武蔵小杉駅を利用する人々の宿命なのかもしれない。

posted by たいにー at 21:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年07月10日

グランツリー武蔵小杉内の雨時々小豆では、甘味ではなくローストビーフ丼がトレンド?

ブームの波は、ついに武蔵小杉にも?

最近、巷でローストビーフ丼なるものが、ブームである。

火付け役とされるのは、高田馬場のレッドロックというお店で、マスコミなどでとりあげられ、人気を博すと、あTこちの店でローストビーフ丼を提供するお店が続出。一躍ブームと化した。

ローストビーフ丼なんて、そのへんのスーパーで買ってきたローストビーフをごはんの上にのせて、適当に醤油かソースでもかければ完成だろう、と私などは考えてしまうわけだが、どうやらそーゆーものでもないらしい。

ローストビーフは、とにかく山盛り。その上に卵や独自のソースをかけ、お店ならではの味を出すことに、各店とも腐心しているのだとか。

今をときめくローストビーフ丼だからこそ、今をときめく武蔵小杉でもあるのではないか?

ありました。
しかし、提供していたのは、どこぞのレストランでも、どこぞの定食屋さんでもなく、なんと甘味屋さん。グランツリー武蔵小杉の中にある『雨時々小豆』(あめときどきあずき)という店であった。

雨時々小豆(グランツリー武蔵小杉)

『甘味処』という垂れ幕を掲げる通り、このお店の主線は、和のスイーツ。
わらびもちや抹茶アイス、みたらし団子など、お茶とともにいただきたい甘味がウリである。

その一方で、軽めのお食事メニューも用意されている。
けんちんうどんや豆乳うどんなど、女性向きのメニューを用意。奥様方のランチ需要にも応える。

そんな同店が、ローストビーフ丼を始めた。
サイズは並盛りと大盛りの二種類。いずれも味噌汁が付き、豪勢にいきたい、という方は、追加料金でビールセット、あるいは甘味セットなんてこともできちゃう。

せっかくだから、話題のローストビーフ丼、いただいてみるとしよう。

女性向けの丼でも、肉のデカさは容赦なし

ローストビーフ丼・大盛(雨時々小豆)ローストビーフ丼・並盛(雨時々小豆)

で、こちらがそのローストビーフ丼。
左の写真が大盛り、右の写真が並盛り。
写真だと分かりづらいが、肉とご飯の量が、大盛りと並盛りでは明らかに違っている。
当然、大盛りのほうが多い。

添えられているのは、かいわれ大根と卵黄、大根おろし。そしてその上から、自家製の特製甘だれとサワーマヨネーズが縦横無尽に駆け巡る。

では、いただきます。

……肉、でかっ。
一切れの肉がデカい。基本的に一口でほおばるのはあきらめたほうが良い、それくらいのデカさだ。

並盛りだと普通だが、大盛りだと確実にボリューム感はある。とはいえ、あくまで中年男性の感覚であり、育ち盛りの若者や、食欲旺盛な肉食女子にとっては、その限りではないかもしれないが。

これでもか、とご飯を覆いつくすローストビーフ。唯一無二の主役である薄切り肉の存在は、必要にして十分。ソースの味は、ドレッシングのような感じで、かいわれ大根とのコンビネーションの相まって、サラダ感覚で食べられる。このあたりのバランスも、女性を意識してのことか。

もうひと工夫あれば看板メニューも夢ではない?

ローストビーフ丼・大盛(雨時々小豆)

まごうことなく楽しめたローストビーフ丼だが、願わくば改善してほしい、という点もいくつかある。

一つは、一切れあたりの肉が大きすぎること。
ボリューム感を出すための演出なのかもしれないが、男性の私が食べづらさを感じたほどだから、女性はもっとしんどいのではなかろうか。細切れにすると、見た目のインパクトこそ弱くはなってしまうが、その分『積み上げられる』感は強調されそう。

もう一つ、ローストビーフを楽しむための『もう一味』がほしい。
例えばしょうが、例えばこしょう、例えば山椒……といった感じで、丼全体を終始甘酸っぱいソースでいただくからこそ、途中にメリハリをつけるためのひと工夫がほしいところ。

あと、いわゆる『ブームの大元』と呼ばれるお店のローストビーフ丼と比べると、お値段の割には、若干見劣りしてしまうかもしれない。そのあたりは、立地であったり、ターゲットであったり、単純な比較はできないということで、ここは納得しておこう。

以上、ぜいたくなリクエストでした。

 

言いたいことを言って(書いて)はみたが、なんやかんやで、きっちり堪能し、きっちり完食。
見れば、週末のお昼どき、店内は女性中心に多くのお客さんで賑わい、ほとんどの方が、ローストビーフ丼を注文されていたご様子。やはり女性は、流行には目ざとい、ということか。

グランツリーの公式サイトにおける、『雨時々小豆』の店舗紹介ページなどを見ても、メインの写真には、甘味ではなく、今やローストビーフ丼が据えられている。同店は今後、ローストビーフ丼をメインに推していく、とことなのかもしれない。

武蔵小杉で食べられる、数少ないローストビーフ丼を提供するお店。
興味のある方は、ぜひ一度おためしを。

posted by たいにー at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年03月20日

武蔵小杉の隠れた癒しスポット、吉岡時計店でのひととき

東急・武蔵小杉駅のほど近く、府中街道沿いに位置する時計屋さん、吉岡時計店。
5年半ほど前にも、弊ブログで紹介しており、それ以来、頻度は多くないのだが、何度か利用させていただいている。

吉岡時計店(武蔵小杉)

今回もまた、腕時計の電池交換のために、こちらの店を訪れた。

コチラのお店は、ベテランの職人さんがお店を切り盛りしているのとともに、公式サイトでも紹介されているようなネコが、お店に時折顔を出すのが特色。ネコの様子は、お店の外からでも拝見できることがあり、通りがかるたびに、今日はいないかな〜、とお店の方に視線を送ることもしばしば。

この日も、お店にネコが出ていてくれればいいなあ……と期待しつつ、その扉を開けてみると……

いた!

吉岡時計店のネコ(武蔵小杉)

いやー、もう、これはネコのネコによる、いかにもネコらしい寝姿。
愛らしいという言葉をもってしても、物足りぬほどのかわいらしさと、ほのぼのさ加減を醸し出している。

思わず、写真撮ってもいいですか? と訊き、許可を得て撮影させていただいたのが、今回の写真。
しばらくすると、「なんにゃ〜?」という感じで、ちらっとこっちを見つつ、そのままネコ蹴る。いや、寝こける。

吉岡時計店のネコ(武蔵小杉)

いやー、ずーっと見ていても癒される。

メインの目的は腕時計の電池交換で、その目的は十分に果たされているのだが、プラスアルファの満足感。いや、お店の本質とは何の関係もない要素なのだが、お店でほっこりとした気分にさせられたのは、疑いようのない事実。

いつもいるわけではないが、運よく遭遇したときは、思いっきり愛でていただきたい。
というわけで、今回の記事は『それだけ』である。

中身がなくて、すみません……。

posted by たいにー at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月24日

第75回こすぎナイトキャンパス『「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」を語ろう!』に参加してきた

過日、こすぎナイトキャンパスに参加してきた。

こすぎナイトキャンパスといえば、地元の方は知っている方も多いであろう、武蔵小杉とその周辺にお住まい、あるいはお勤めの方が集う、読書を通じた憩いの場。

普段、公言できるほど本を読まない私が参加するテーマと言えば……
指定図書は、TOKYO WALKER・ウォーカームックとして出版された『武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯』。
そう、武蔵小杉周辺の飲食事情だ。

武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯(ウォーカームック)

今回の参加者は20名近く。
通常のナイトキャンパスに比べると『非常に多い』とされる参加者が集い、本の中で紹介されている店舗を中心に、さまざまな談議がなされた。このあたりは、過去にナイトキャンパスで『武蔵小杉Walker』がとりあげられたときと、ほぼ一緒。

毎度のことではあるが、このイベントにおける指定書籍の存在は、会話の『きっかけ』に過ぎない。
基本的には、この本に沿った議論を行うという体裁になってはいるものの、そこに束縛や確たるルールづけがあるわけではない。本に載っていない、あるいは対象地域外の店舗に関する話題も多く飛び交い、長く住んでいる方は自身の経験を如何なく披露、比較的新しい住民の方は、まだ見ぬオススメ店舗の情報収集に余念がない様子。

3つのグループに分かれてのトークだったが、我々のグループでは、比較的元住吉に土地勘のある方が多く、ブレーメン通りを中心とした飲食店の名前が数多く挙がった。と同時に、元住吉の飲食店の移り変わりの早さも話題に。去年できたばかりのお店が、今年はもうなくなっているなど、時の流れ以上の変化の速さを、皆で共感。

あとは、老舗のお店が武蔵小杉にはあまり多くなく、んでもって数少ない老舗店も、意外に足を運んだことのない店が多い、ということを実感。皆さんの意見を伺いながら、せっかくなので一度行ってみようか、と重い腰をあげさせてくれそうな、楽しい会話となった。

毎度のことであるが、イベントを運営されるスタッフの皆様、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございます。

 

肝心の書籍『武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯』についても、少しふれておこう。

同様の書籍と言えば、過去に二回出版されている『武蔵小杉Walker』が記憶に新しい。
武蔵小杉や新丸子の店舗については、基本的に過去の記事の焼き直し+新店といった構成。使い回しの色はどうしても濃くなるが、それでも情報誌としての価値が損なわれていないのは、次々と進展がオープンしているがゆえか。

また、日吉や綱島といった、横浜市(港北区)内の地域にスポットが当たっているのも、大きな特徴。
このあたりは、若者向けのコストパフォーマンスの高いお店も多く、そういった情報に容易にアクセスできる素材となっている。

横浜といえば、今回のこすぎナイトキャンパスには、日吉を中心とした情報発信活動を積極的に行っている、横浜日吉新聞の方が、ゲストで参加されていた。単なる情報収集にとどまらず、地域自治という観点で非常に熱心に取り組まれている様子が感じられ、ご近所さんとして、ともに盛り上げていければいいな、と感じた次第。

 

実際、このナイトキャンパス終了後には、参加者の有志による、簡単なお食事会が行われたのだが。
それはもう、武蔵小杉という枠にとどまらず、中原区、川崎市、そしてお隣の横浜市までをも巻き込んだ、地域コミュニティのあり方を巡る、熱い議論が交わされた。ただの一住民に過ぎない私は、ただただ感心しながら聴くばかり。

勝手知ったる友人と語るのも楽しいが、たまには同じ地域に住まう幅広い方々と意見を交わし、武蔵小杉の現状と未来を真剣に考える機会も持つべきだなあ、とあらためて考えさせられるのである。

もっとも、普段、何も考えずに生活しすぎ、というのも、否定できないわけだが……。

posted by たいにー at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月06日

鶏料理ならお任せ、『空飛ぶ宮崎産若鶏』の真髄を味わえる、とり家ゑび寿 武蔵小杉店

東急武蔵小杉駅の西側、マクドナルド武蔵小杉店の地下。
ここは確か、以前は『やるき茶屋』ではなかったか。
それがいつの間にか、『とり家ゑび寿』という店になっていた。

とり家ゑび寿(えびす) 武蔵小杉店

お店を運営しているのは、『庄や』などでおなじみ、大庄グループ。
『やるき茶屋』もこちらの系列店なので、別業態の店を突っ込んできた、というところか。

この日は、ココと別のある店、どちらに行こうかで悩んでいたのだが、もう一方の方はいずれ行くかもしれないけれど、こちら(とり家ゑび寿)はもう二度と来る機会はないかもしれないと思い、背水の陣の構えで乗り込んでみた。『背水の陣』の使い方が違う気もするけど。

そしてワタシは実感する。
次(二度目)に来る機会をいつにしようか、と。

鶏肉の旨さは鮮度にあり

コチラのお店、肩書の通り『とり家』である。
看板には『宮崎さんの旨い鳥』と書かれていたので、地頭鷄に代表される宮崎地鶏をイメージしていたのだが、そちら方面ではない。

代わりにうたわれているのが『空飛ぶ宮崎産若鶏』。
これは、新鮮な若鶏を宮崎から空輸し、さばいてから一日で提供される『鮮度の高さ』を前面に押し出したうたい文句だ。ふむ。

生ビール大サイズ(中サイズ+100円なのでお得な感じ)とともに、まずは砂肝焼きとミックス焼きを注文する。

砂肝焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

こちら、私の三大好物のひとつでもある、砂肝焼き。
「焼き鳥の3〜4串分はありますよ」という店員さんの言葉は伊達じゃない。ちょうどそれくらいの量を、串を外して出してもらった感じ。グループで食べるときなどは、串から外すケースも多いだろうから、むしろありがたいかも。

ミックス焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

そしてミックス焼き。こちらはその名の通り、ももやレバー、せせり、ハツなど、その日のオススメ部位6種を少しずつ盛り合わせたもの。少しずつゆーても、全部合わさればこのボリューム。いろいろな部位が楽しめるだけに、まずはミックス焼きを注文してt、その中で気に入った部位があれば、あらためて単品注文、といった方法もアリかと。

ハツ焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

で、その流れに乗って、私はハツ焼きを追加。
肉の歯ごたえというか、弾力感というか、このプリッとした感じは、鮮度の良さがあってのものか。

焼き物以外もいくつか頼んでみる。

一つは、特製むね肉のタタキ 土佐造り風。
鮮度を重視しているお店であれば、こういった生肉系の料理も、心情的に頼みやすい。

そのほか、ねぎ焼き、ししとうネギ醤油炒め、〆にはTKG(たまごかけごはん)を注文した。

特製むね肉のタタキ 土佐造り風(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

TKG(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)TKG(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

TKGは、のりの佃煮も入った変わり種だが、これが意外と会う。普段、あまりたまごかけごはんを好んで食べない家人が、気に入っていたほどだ。

また、一緒にやってきた鶏がらスープが、これまたグッド。
こちらには鶏だんごがイン。ワタシ、肉だんご系はあまり好きではないのだが、これは美味しい。スープも鶏だんごも素晴らしいバランス。このスープで食べられるとすれば、別メニューで用意されている鶏スープラーメンも期待できそう。

日本酒グラス(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

なお、お酒類は、ビールのほか、日本酒、焼酎を取り揃える。
宮崎鶏をウリにしているので、てっきり焼酎推しなのかと思いきや、ラインナップとしては、意外にも日本酒の方が充実している。

そして、焼酎ともども、意外と値段がお安い。
これではあれこれ頼んで、あれこれ飲めてしまう。危険だ。

『空飛ぶ若鶏』の看板に偽りなし

注文する際、お店のスタッフからは、内蔵系がおススメですよ、と案内された。
実際食べてみると、その自信は、けっしてハッタリではないことを実感する。内蔵系を美味しくいただけるというのは、新鮮な鶏肉を使っているからこその証。まさに『空飛ぶ若鶏』の面目躍如である。

コチラのお店、良くも悪くも鶏肉に特化したお店である。
ゆえに、牛肉が食べたいよ〜とか、魚料理はないの〜、といったニーズを満たすのは難しい。だが、鶏料理ならお任せあれ。お値段的にもリーズナブルなので、「今日はお腹いっぱい鶏肉が食べたい!」という気分のときには、うってつけのお店となるだろう。

どうせい『庄や』のチェーン系居酒屋でしょ、と侮るなかれ。
お料理が美味しければ、、個人店だろうがチェーン店だろうが、関係なし。

いろいろなサイトに紹介記事が掲載されていて、どうせ提灯記事なんじゃないの? と勘繰りたくもなるが、実際にその足で確かめてみれば、答えはおのずと分かるはず。ぜひとも、先入観なしで足を運んでみていただきたい。もっとも、先入観があったとしても、その既成概念を打破する力は、十分にありそうだが。

次はレバーと、勝利のから揚げ(Vチキン)なるものを食べてみたいぞ。
しばらく『鶏断ち』してから、また行きましょうかね。

posted by たいにー at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月24日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(3)〜Brasserie MUH(ブラッセリ―・ムー)

東急線高架下店舗シリーズ、第三弾はBrasserie MUH(ブラッセリ−・ムー)。
この並びでは、最も『お酒を飲むこと』に力を入れたお店と言ってもいいかもしれない。

Brasserie MUH (ブラッセリ−・ムー)

店名の『MUH』は、

MUSASHIKOSUGI(武蔵小杉の)
UNDER RAILWAY VIADUCT(高架下の)
HIVE(活気のある場所)

の頭文字を取ったものだそうで、そんな由来があったのか、とちょっと驚き。
これは武蔵小山や武蔵中原などに支店がオープンしないかぎり、おなじ名前の店は出てこなさそうだ。

こちらの売りは、なんといってもビール、そして肉。

ビールは、直輸入のベルギービールをはじめとして、クラフトビールなど、あまりお目にかからない(かかれない)ような銘柄が十種類ほど並ぶ。ボトルビールと樽生ビールが存在するが、樽生は次回来たときに同じものが飲める保証のない、まさに『一期一会』な存在だ。

一方の肉料理は、グリルが中心。おまかせの盛り合わせやら、熟成肉やら、仔羊やらと、食欲をそそるメニューが居並びまくる。肉だけでなく、マグロや魚介のメニューもあり、どうにも酒が止まらなくなりそうな布陣ではないか。このやろう。

肉料理がメインに据えるということで、ワインの方にも力を入れているご様子。
フランス、スペインからの直輸入ものを約30種取り揃える。その気になれば、肩書を『ブラッセリ−』から『ワインバー』に替えてもよさそうだ。

で、このラインナップであれば、ビールを片手に肉を頬張り、ちょっとワインで目先(舌先)を変える……なんてのが王道といえそう。だが、ワタシは今回、肉はまったく頼まなかった。

なぜか?
すでに夕食を終えた後で、お腹いっぱいだったのよ……。
紹介するメニューは、そういう観点でご覧いただきたい。

約十種類のビールがあなたを待っている

食後ということで、目的はとにかくビール、ビール、ビール。

燻製タラのポテトサラダ(ブラッセリ−・ムー)ムール貝の香草バターオーブン焼き(ブラッセリ−・ムー)

ベルギービールというと、独特の甘さや酸味がある銘柄が多く、日本のビールとはかなり傾向の違う味わいが多い。それゆえに、普通のビールが苦手な方でも飲みやすく、女性の間口が広いとも言える。

裏を返すと、通常のビール好きには、若干拍子抜け、ということも少なくない。
そういう意味で、私は若干、ベルギービールからは距離を置いていた。面白いんだけどね。

ただ、こちらで揃える銘柄は、海原雄山が「むっ?」と唸る……かどうかは分からないが、そんな驚きがあった。
海原雄山がビール飲むかどうかは知らんけど。

オーソドックス(?)なベルギービールを置く一方で、苦味を強調させた銘柄、あるいはスッキリ飲みやすい日本のビールに近い味わいのものも。今回飲んだ中では、『初陣-Uijin-』と『XXビター(イクスイクスビター)』が私のお気に入りで、次回行ったときにあったら、また飲みたいと思わせてくれた。

お酒を主役として引き立てる料理二選

そのビールとともにいただいたフードメニューは、全部で2品。
たった2品と言うなかれ……、すんません、夕食後だったもんで。

左上の写真が、燻製タラのポテトサラダ。
見た目通りのボリューム感。そして、燻製タラの風味がポテトサラダにゴージャス感を加味してくれる。燻製好きとしては外せない一品。

ムール貝の香草バターオーブン焼き(ブラッセリ−・ムー)

そしてもう一品は、ムール貝の香草バターオーブン焼き。
コチラのお店、肉料理とともにムール貝料理にも力を入れているようで、このオーブン焼きを含め、三種類のムール貝メニューが存在する。

バターはバジルバターか。付け合わせのバケットにのせずにはいられない。
これはビールよりもワインかも分からんね。かまわずビール飲んでたけど。

というわけで、あまり役に立たなそうな料理レポで申し訳ない……

スタンドバー的な感覚で気軽に立ち寄れるお店

ビールは好きだが、ベルギービールについては、特段思い入れのなかった私。
その私をして、また来てみたいと思わせる内容であったことは、間違いない。

ベルギービールといえば、味とともに、銘柄固有のグラスが挙げられる。
特定の銘柄に特定のグラスが出てくるのは、ベルギービールならでは。たまに「こんなんアリか?」と思わせるようなグラスが登場することもあるので、そういった視点で楽しむのも、また面白いかもしれない。

一点だけ注文を付けるなら、公式サイトをもうちょっとがんばって作ろうよ、ということ。
お店の情報やメニューなんかもあって、情報量としては必要十分なんだけど、モバイルファーストの観点で作っているのか、PCなんかで見ると、結構しんどいレイアウトになってしまっている。

「あ〜、もっとこうしたらいいのに〜」
と、見ていてうずうずしてしまうサイトになってしまっている。
ぜひともうずうずさせないようにしていただければ、と。

これまで、武蔵小杉界隈には、こういった『しゃれっ気のある飲み屋さん』は少なかったように思う。
とりわけ女性でも入りやすいというのは、大きなポイントだ。

客層も比較的若めで、いつもにぎやかな声がこだましている。
友達と和気あいあいと、あるいはお店の人にベルギービールのうんちくを問いかけながら、お酒を楽しめる場として、ぜひともがんばっていただきたい。

posted by たいにー at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月11日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(2)〜牛8(USHIHACHI)

『大人が寄り道したくなる』武蔵小杉の東急線高架下店舗シリーズ。
第二弾は、焼肉の牛8(USHIHACHI)だ。

牛8(USHIHACHI)武蔵小杉店

最近ではあまり珍しくはなくなったが、黒毛和牛を一頭買いすることによって、メニューのコストパフォーマンスをあげているお店だ。元々は錦糸町で人気を博しているお店で、その実績を引っ提げての武蔵小杉進出……というと、やや小杉を持ち上げすぎか。

店舗入り口の上に燦然と輝く『KING OF YAKINIKU』の文字は、果たして伊達か否か。
いざ、その門をくぐろうぞ。

今回はランチでの訪問。
ワタシが牛8焼肉ランチ(黒毛和牛、大山鶏、豚カルビ)、家人がゴロゴロ野菜の厚切りタンシチューを注文。

ゴロゴロ野菜の厚切りタンシチュー(USHIHACHI)

まずは、タンシチューがやってきた。

厚切りタンシチューの名は、看板に偽りなし。
ただし、野菜はゴロゴロか? と問われると、いささか名前負け。もっとゴロゴロしててもいいのに。自分はゴロゴロしてると怒られるけど。

牛8焼肉ランチ(USHIHACHI)牛8焼肉ランチ(USHIHACHI)

で、牛8焼肉ランチがこちら。
ランチなので、肉の枚数はそれなり。ただ、ご飯が進むのは言うまでもなし。

肉の種類も牛、豚、鶏と一通りそろっているので、こちらでいただける肉の全容を、おおざっぱでいいので把握してみたい、という方にはうってつけである。そしてその肉は、実に美味い。

こちらのお店では、ガス火焼きでいただくシステム。
一時期の猫も杓子も炭火焼き、という時代から、ガス焼きも見直されてきて、最近では半々くらいだろうか。
炭火もガス火も一長一短なので、一概にどちらがいいとは言い難いが、なんとなく私なんかは、ガス火の方がなじみが深いので、こちらの方が安心できる……気がする。

 

武蔵小杉駅の近辺で、という視点で考えると、焼肉の専門店は、それほど多くはない。
そういった中で、選択肢が一つ増えるというのは、意味のあることだ。

ワタシが伺った日は、開店からあまり時間が経っていないということもあってか、接客オペレーションにおいて、かなり手間取る場面が少なからずあった。これは時間が解決してくれるものだとは思うが、同じ高架下の他店舗と比べると、その効率化では、一歩後れを取っている印象を抱いた。ぜひ頑張ってほしい。

そして、もっと頑張ってほしいと思ったのが、その営業姿勢。

この店、冒頭の店頭写真でもお分かりになると思うが、メニューや価格帯が店の外からでは分からない。
具体的な数字、価格を出すことは、お店の格を決めてしまうとして、嫌がる経営者も多いと聞く。ただ、消費者からすると、価格やメニューの内容を事前に知ることは、その店への安心感に直結する。『お客に知ってもらう』ことへの努力を、もっと進めてもらうことは、この店にとっても、絶対に損にはならないと思うのだが。

お店の雰囲気、あるいは料理の質は悪くないだけに。
そのあたりの点について、この記事が掲載される頃には、改善されていることを願うばかりである。

posted by たいにー at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月10日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(1)〜アジアンビストロDai武蔵小杉店

昨年末、東急武蔵小杉駅近く、東急線の高架下に、新たに飲食店が開業した。

東急武蔵小杉駅 高架下商業施設群

『大人が寄り道したくなる』をコンセプトに、それぞれ毛色の異なる5つのお店がオープン。
それまで、若干辛気臭い雰囲気の漂っていた線路沿いの小路が、一気に華やかとなった。
それだけでも、これらの飲食店がオープンした意味があるというもの。

アジアンビストロDai武蔵小杉店

まず最初に足を運んだのは、ここ、アジアンビストロDai。
最初から是非にと決めていた……というわけではなく、通りがかったときのインスピレーションで。単純に店頭の看板に惹かれた、と言えなくもない。

アジアンビストロの名の通り、中国からタイからベトナムから、日本以外のあまねくアジアを味覚で旅することのできる(ような気がする)お店である。

この店、中に入ってみると、意外と広い。
バーカウンターを含め、全86席。
物件取得から設備費、内装費など、約1億2000万円をかけて出店。飲食店出すのって、お金かかるなあ。

この日、訪れたランチでは、私が鶏肉のガパオ炒めご飯、家人がパッタイを注文。

鶏肉のガパオ炒めご飯(アジアンビストロDai)

ガパオは、ご存知タイ料理の代表的なごはんものメニュー。
ナンプラーやピリリと効いたスパイスが食欲をそそる。んでもって、上に乗っかる目玉焼きは、味的にも見た目的にも主役の座をかっさらいそうな存在。ピリリ+まろやかのコンビネーションは、箸が……いや、スプーンが止まらないぜ。

アジアンセット:前菜3種盛り(アジアンビストロDai)

ついでに、プラス300円で、アジアンセット(前菜3種盛り)なるものもたのんでみた。
内容は、生春巻き、エビトースト、トムヤムクンがミニサイズでセットになったもの。
前菜的な扱いなので、当然ながら一つ一つの量は少ないが、それぞれが東南アジア料理の代表的なもので、ちゃんとそれぞれの味を表現している。個人的にはエビトーストがお気に入り。

パッタイ(アジアンビストロDai)

一方の家人がたのんだ、パッタイ。
メニューには『海鮮焼きビーフン』と注釈がある。その名の通り、ビーフンを使ったタイ風の海鮮焼きそば。

こちらもナンプラーが大活躍。意外と具だくさんで、食べ応えもなかなか。
ビーフンというと、細い麺をイメージするが、パッタイのそれは、うどんにも近い太麺。このコシを感じさせる太い麺が、私は好き。次来たときには、こっちを頼もうかと思うくらいだ(別にガパオがダメというわけではないのだが)。

 

アジア料理というと、味付けも香りも独特。
女性には人気だが、大衆万人に受け入れられるのは、なかなかに難しい。

そんな中でも、コチラのお店は、カップルや女性客のみならず、ご家族連れ、あるいは年配者の方も見かけるほど、広い支持を受けている。実際、ランチどきには行列ができているケースもちらほら。

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズの第一弾としては、実に幸先のいい滑り出しとなった。
他の店舗も、ぜひともこれに続く店でありますよーに。

posted by たいにー at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年12月06日

軽くいただいたメニューにも目を見張るものあり、ビストロランタン武蔵小杉店

武蔵小杉駅北口・小杉ビルディング地下1階の『とんQ亭』跡地に、新たなビストロがオープンした。
……といっても、かなり前(夏ごろ)の話だけど。

お店の名前を、『ビストロランタン』という。

武蔵小杉北口・小杉ビルディングビストロランタンは小杉ビルディング地下一階

そういえば、とんQ亭、一度も行かなかったなぁ……。
その贖罪(?)の感情が私を突き動かしたわけではないが(そうだとしても、まったくの意味不明だし)。

ビストロランタン武蔵小杉

贖罪とか言いつつ、開店してからずいぶんと立ってからの訪問であるうえに、足を運んだのは、かなり遅い時間。
おかげで注文したのも、4品だけ。
記事としては、読む人にとっても、お店にとっても物足りない内容になってしまっているかもしれない。

ただ、先に書いておこう。
私はこの4品で、十分に満足した、と。

料理に見え隠れするひと手間、ひと工夫

まるごとおつまみ盛り合わせ(ビストロランタン)

まず最初に注文したは、まるごとおつまみ盛り合わせ。
イタリアンのお店でよく見るようなまな板に、ラタトゥイユに生ハム、ピクルス、オリーブなどのおつまみ系が賑々しく並んでいる。やはり、イタリアンのおつまみは色彩的に映えますな。

あまりお腹が減っていないときであれば、これ一つにワインを何杯か頼む、といった楽しみ方も十分できそう。

コンフィした砂肝と生ハムの贅沢なサラダ(ビストロランタン)

2品目は、コンフィした砂肝と生ハムの贅沢なサラダ。

野菜の上に乗っている黒い塊群が、砂肝のコンフィ。体裁はきちんとサラダである。
どうも『コンフィ』という文字を見ると、某日経電子版TVCMの影響で『コソフィ』と言いたくなる。
砂肝スキーの私としては、砂肝だけでもイイのだが、そこに生ハムまで盛りつけられているとなれば、そりゃ『贅沢』という言葉を背負うのも許される、ような気がする。

名物! 大漁シラスのアヒージョ・バケット付き(ビストロランタン)名物! 大漁シラスのアヒージョ・バケット付き(ビストロランタン)

こちら、名物! 大漁シラスのアヒージョ(バケット付き)。
『名物』とうたっているのは、ワタシが勝手につけたわけではなく、メニュー名にきちんと入っている言葉。

名物だそうだ。大漁だそうだ。
この手のメニュー名は、多くの場合、看板倒れになっていることが通例。だから、メニューに登場しても、暗黙の裡に期待しない、あるいは三割引き程度に考えろというストッパーが、自分の感情に作用する。

で、やってきた料理を見てみると、だ。

ふむ、大漁ではないか。シラスだから大漁っぽく見えるというのもあるかもだけど。
バケットに乗せてみると……大漁感は伝わりにくいかもしれないが、食欲はそそられる。次回来たときも、また注文したい……と思ってしまうということは、確かに名物の名を冠するにふさわしいのかもしれない。

3種キノコのあつあつソテー(ビストロランタン)

4品目、3種キノコのあつあつソテー。
スパイス感をまとったキノコのソテーは、オーソドックスながらも堅実な味わい。
その『普通』な感じに『独自性』を生んでいるのが、クルミの存在だ。

キノコソテーにクルミ?
この記事をご覧いただいている方は、そう思うかもしれない。私も思った。

だが、キノコの味わいにまろやかさをプラスする共に、その食感がアクセントとしてでしゃばり過ぎない程度に主張する。とても脇役の一言で片づけるには忍びない、『名脇役』的存在。
思わず、お店の人に伺ってみたところ、こちらのシェフのこだわりなのだそーだ。
なるほど、これはいいこだわりだ。

さまざまな料理、それに合うワインを探し出す楽しみ

今回はがっつりとした肉魚系は注文せず終い。
しかし、コチラのお店の楽しみ方は、ワインと共に、さまざまな料理を変幻自在に楽しむという路線が、一番しっくりくるような気がした。

それを裏付ける……かどうかは分からないが、ビストロランタンでは、ほとんどのワインがボトルだけでなく、グラス単位でも注文できる。ボトル注文だと、いろいろなワインを試してみる、といった楽しみ方は難しいだけに、どの料理にどのワインが合うか、といった『マッチングの面白さ』を追求したい人には、非常にありがたい。

難点としては、お向かいにある塚田農場にも当てはまるのだが、構造ゆえか、音が響きやすいという点。そのため、それなりにお客さんが入ると、店内は喧騒に包まれる。あとは、理想を言えば店内を全面禁煙にしていただきたいところだが、これはさすがに高望みが過ぎるか。

 

駅前という最善の立地ながら、地下という目立たない場所。
認められれば、お店は長く続くだろう。だが、鳴かず飛ばずであれば、駅前ゆえの賃料の高さが重くのしかかる。

ぜひとも、前者の展開になってくれることを願いたいお店だ。

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2015年10月11日

おでん以外の充実ぶりに目を見張る、小さく素朴なおでん居酒屋 夢や ぽってり

今回は、新丸子のおでん居酒屋『夢や ぽってり』。
こちら、割と以前からあるお店で、何度か店の前を通り過ぎつつ、いつか来たいな〜、いつか来たいな〜、と思いつつも、なかなかその機会がなかった。

とある週末に、何年か越しの訪問。
ようやく、ようやくである。

外からでもなんとなくうかがえたお店の中は、予想に違わず、広くはない。
カウンターが6席ほど、奥のテーブルが2卓。
なんとなくだけど、おでんをメインに据える居酒屋は、良くも悪くも、この手狭感が特徴的な気がする。

ただ、手狭なお店は、居合わせた他のお客さんが騒がしいと、どうしようもない、というリスクも。
まあ、このあたりは運任せ。騒がしさととるか、賑やかさととるか、まさに紙一重の世界。

余計なことは考えず、あれこれ頼んでみましょーか。

どんどん、おでん居酒屋から遠ざかっていく注文内容

おでん各種(夢やぽってり)

おでん居酒屋というからには、おでんを頼まないことには始まらない。
お皿の中身は、大根×2、しらたき×2、牛すじ、厚揚げ。
注文の仕方としては、単品のほか、おまかせの3点盛、5点盛といった頼み方も。言うまでもなく、後者の方がお得になる。

おでんは、間違いないですな。特に、これからの季節は重宝しそう。
アンタ(大根)、ダシ汁が染みてるぜ。

砂肝のガーリック炒め(夢やぽってり)

砂肝好きのワタシには避けて通れない、砂肝のガーリック炒め。
にんにくダレの中に、しょうがとマヨネーズだろうか? ピリッと感とまろやか感をまとった砂肝。
そうか、しょうがとマヨか。これは家でも試してみなければ、と思いつつ、モリモリ食う。

枝豆のガーリック炒め(夢やぽってり)

同じガーリックでも、こちらは枝豆のガーリック炒め。
皮の中にも少し味が染みてはいるものの、この料理は決して食べはしない皮にまとわりついた味を口の中に残しつつ、中の豆をかき出して食す、このトリッキーな食べ方が面白い。

買ってきて茹でた枝豆を調理するのは、いささか抵抗のあるところだが、茹でてから時間が経過していたり、冷凍ものの枝豆であれば、家でも作ってみたい一品だ。ビールのおつまみとして、普通の枝豆とは、また少し趣の異なる品となること、請け合いだ。

きゅうりと長芋の梅たたき(夢やぽってり)

こちらは一点、さっぱりと。きゅうりと長芋の梅たたき。
梅肉と相性のいいきゅうりと長芋を、一つの皿にむりやり相席させた一品。きゅうりと長芋の相性は分からないが、最終的に梅肉がちゃんと仲を取り持ってくれているので、味わいもさっぱり感も、きちんとまとまっている。

梅をまとった長芋が、遠目にカニ肉に見える……のは、ワタシだけだろうな、きっと。

納豆詰め油揚げ焼き(夢やぽってり)

一見して分かりにくいこちらは、納豆詰め油揚げ焼き。
油揚げの中には、しっかり納豆封入。揚げの香ばしさと納豆の風味、そこにかつおぶしと少しの醤油が、食欲かきたてりんぐ。

中身もさることながら、温度感も一見しては分かりにくい。
お召し上がりの際は、ヤケドに注意。

サーロインステーキ(夢やぽってり)

ちょっとがっつり系のメニューもほしいな、と思って頼んだのが、こちらのサーロインステーキ。
鉄板の上に、ジュージュー状態で出てくるので、見た目通り熱い。お肉だけでなく、鉄板もヤケド注意。

お肉の感じは、いたってふつーというか、専門店と比べるのは野暮というものだが、お酒のつまみとしていただくには十分な一皿。というか、これを食べてる時点で、おでん居酒屋にいるという事実を忘れかけている自分がいる。

で、意外と食欲のあったこの日、最後に注文したのが、

初島岩海苔ラーメン(夢やぽってり)

初島岩海苔ラーメン。
オーソドックスな醤油ラーメンに、岩海苔をどどんとトッピング。スープを全部飲み干すのは体に悪いとか、分かっちゃいるけど、岩海苔を残すもったいなさの方が勝ってしまう、悲しき貧乏性。

ごちそーさまでした。

小さなお店に詰め込まれた数々の魅力とは

『居酒屋』というカテゴリが、ある程度の幅を許容させているとはいえ、ご覧いただいた通り、注文内容は『おでん居酒屋』の名前からは縁遠いものも少なからず。

実際、こちらのメニューを見てみると、サラダや一品おつまみの類はともかく、オムレツからチャーハン、麻婆豆腐に至るまで、実にバラエティに富んでいる。おでんだけでなく、串揚げも幅広く取り揃えており、『おでん居酒屋』の看板がなければ、ジャンルが特定しづらいラインナップでは、ある。最近、Season5の放送が始まった『孤独のグルメ』に登場しそうなお店では、ある。

肝心のおでんは、味に関しては及第点。
惜しむらくは、もう少し、おでん種の数が欲しいかな、というところ。季節や時期によっても異なるのかもしれないが、おでんでは定番どころのこんにゃくやつみれの類がなかったのが、家人はいささか残念だった模様。

とはいえ、そういったデメリットを覆すパワーが、この店には、ある。

まず、なんといっても、値段が安い。
料理の価格は、そのほとんどが300円〜400円台。異色のサーロインステーキですら、700円。ラーメンだって、500円に届かず。三ちゃん食堂に勝るとも劣らぬ衝撃価格だ。

さらにこちらのお店、ハッピーアワーと称して、15時〜19時までは、アルコール類が150円引きとなる。
元々の価格設定が安めな上に、このプライスダウンはありがたい。
欲を言えば、お酒もいろいろ種類が欲しい気がするが(日本酒、もしくは焼酎で)。

んでもって、お店を切り盛りするご夫婦との距離の近さも、また魅力の一つ。
基本的には、明るい奥様がお店のムードメーカー。調理を担当する旦那さんは、ひたすら寡黙で多言を要さず……かと思いきや、調理の手が止まっている間は、積極的に会話に参加される。お喋りもそこそこに、調理の手がおろそかになるという人もいるだけに、このメリハリの利かせ方は、評価に値するかも。

お店に入るまでが、若干敷居が高いかもしれないが、入ってしまえば、ハイそれまでよ。
夕方から一杯ひっかけたい呑兵衛にはうってつけ。
『せんべろ』(1000円でべろべろに酔えるお店の俗称)も不可能ではない。

季節はこれから冬、本格的に、おでんが恋しくなる季節がやってくる。
身も心もあったかくなれそうなお店。
その意味でも、武蔵小杉・新丸子界隈では貴重なお店だ。

[ここに地図が表示されます]
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2015年09月30日

武蔵小杉の隠れた名店・韓国酒家あん寿、9月末をもって、7年強の歴史に幕

無情にも、そのときはやってくる

武蔵小杉駅北口の『韓国酒家あん寿』、
先月末に掲載した記事でも少しお伝えしたが、9月末日を持って営業を終了した。

韓国酒家 あん寿

上記の記事では、そのタイトルの通り、10月末閉店の見込みと書いた。
と同時に、それはあくまで予定であって、早まる可能性があるとも書いた。
そして、結果としては9月末閉店。想定し得るシナリオの中でも、最も早いタイミングでの閉店となってしまった。

あん寿の思い出

あん寿がオープンしたのは、7年以上前にさかのぼる。
『韓国酒家』の肩書通り、基本的には韓国料理のお店。とはいえ、近くに『オモニ』という韓国テイスト満載の人気店がある状況で、こちらのお店は日本ナイズされた、日本人に合う韓国料理を提供してくれる……そんなお店だった。あくまで私のイメージだが。

当初は親父さんが店を切り盛りし、その後、息子さんが加勢しての二人体制。
親父さんが体調を崩し、一人体制になってからも、息子さん店長は頑張った。期せずして韓流ブームに陰りが見えたのを悟った……かどうかは定かではないが、ベースの韓国料理から、自身の経験を活かした和食テイストを徐々に加味。『明らかにコレは韓国料理じゃないだろう』的な皿が増え、それがお客(というかワタシ)に受け入れられていった。

変わっていったのは料理だけではない。
韓国料理ということで、用意されていたお酒もマッコリやJINRO中心だったのが、徐々に焼酎、日本酒といった路線にシフト。やがてそのラインナップはバリエーションを増し、その品揃えも、かなり通好みの内容になっていった。店長曰く「お客さんのリクエストも交えていたらこうなった」らしいが、そこに店長のセンスが垣間見える。

『できる範囲』はすべて充足させたお店

この店の魅力は、前述のような独創的な料理、豊富な品ぞろえのお酒、店長の気配りとともに、圧倒的なコストパフォーマンスがあった。

同じ料理、同じお酒でも、その質と量を考えると、お得感は明らかに他店の上を行く。さんざん食べて、さんざん飲んで、この金額でいいのかしら? と思うことも少なくなかった。

お店としては決して広くはなかったが、店長さんが、とにかく接客向きだった。
足しげく通う客については、名前だけでなく、その好みやキャラクターも憶えてくれる。その一方で、一見さんにも分け隔てなく接するバランス感覚は、お見事の一言。簡単にできることではない。

加えてもう一つ。これはウチの家人が絶賛していたのだが、とにかく清潔感の意識が強かった。店内の掃除はもちろん、食器一つ一つのお手入れに至るまで、飲食店の基本中の基本とも言える点が徹底されていた。一見すると当たり前のことに思えるが、これがしっかり実行できている店は、意外に多くない。料理のおいしさもさることながら、この清潔感に裏打ちされる信頼感が、継続的な来訪に結びついたと言っても、過言ではない。

(裏を返すと、味と値段は申し分ないけど、清潔感に難ありで再訪していない店も結構ある)

知る人ぞ知る店であってほしかった

これだけの魅力を、なんで通常営業している間に書いてくれないの〜と思った方もいらっしゃるかもしれない。言うまでもなく、これらの感想は『意図的に』書かなかった。

理由は、同じ店を集中的に取り上げると、宣伝のようになってしまいそうなため。。
こちらのお店の記事は、ランチ紹介を含め、3回掲載している。
このブログは、ワタシの個人的なブログなので、ある程度好みや偏りが出るのは仕方がないが、あまり偏りすぎたり、ひいきしすぎたり、といったことはしたくないので。

ただ、直接お会いする機会のあった方には、何度か紹介させていただいた記憶が。
『武蔵小杉Walkerを語る会』でも、自信満々に語った記憶がある。
どなたか、足を運んだ方がいらっしゃれば、嬉しいのだが。

最後の晩餐

最後の訪問となった今回、私はいつものように、いつもな感じで料理とお酒を楽しませていただいた。

味噌バターコーンラーメン(韓国酒家 あん寿)

最後に『味噌バターコーンラーメン』なるメニューが大々的に掲示されていたので、これを〆に。家人がほとんど口にしなかったのを「お口に合いませんか?」と気にかけてくれた店長。気にしないでいただきたい。このとき、家人は満腹で食べられなかっただけなのだから。

気になる『今後』だが、店長はいずれ、別の場所で、別の飲食店を開きたいとのこと。
それがいつになるのか、どこになるのかは分からない。
でもまた、お会いすることができたなら。
『安心』と『驚き』を楽しみに、またお店に足を運んでみたいものである。

韓国酒家 あん寿

ひとまず、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

posted by たいにー at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月30日

個人的に大ショック、韓国酒家あん寿が10月末(予定)に閉店の見込み

先日、お気に入り店の一つである『韓国酒家あん寿』に足を運んだワタシ。
その際、ふつーに飲食するワタシを見かねたのか、店長さんが、あることを私にぼそっと告げた。

「そちらの張り紙にもある通り、ウチ、10月に店、閉めちゃうんですよ」

『そちら』と呼ばれた視線の先には、下の写真のような掲示があった。

韓国酒家あん寿 閉店のお知らせ

早いもので、お店がこの地にオープンしてから、約7年半。
客の感覚としては、半永久的に、そこに店があるものと思い込んでいるが、現実に、それはあり得ない。いつかお店はなくなる、もしくは我々が行けなくなる、そのどちらかが、まず間違いなく訪れる。

こちらのお店は、このブログの黎明期に、何度か採り上げさせていただいた。

いろいろ思い起こすことはあるが、それはいずれ書くであろう閉店記事で、綴ろうと思う。

なお、上記の写真では『10月末日もちまして閉店』となっているが、実際には閉店が早まる可能性もあるそうだ。今のところは『9月いっぱいはおそらく営業する』というくらいの感覚のようで、明確なことが決まるのは、もう少し先になるとのこと。

こちらのお店に思い入れのある方は、早めに足を運ばれることをオススメしておく。
ただし、こちらのお店に馴染みのある方はご存じの通り、ここ一年ほど、お店は店長さんが一人で切り盛りされている。そのため、一日に対応できるお客の数は限られるし、提供できるメニューのスピードにも限界があるという点だけは、ご了承をいただきたい。

お店が健在であるうちに、ワタシももう一度くらいは、足を運んでおきたい。

『その時』はまだ来てはいないが。
はなはだ残念である。

韓国酒家あん寿

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2015年08月03日

JR武蔵小杉駅・横須賀線口の混沌具合・後編〜改札口のルール徹底編

前回の混雑編に引き続き、今回はルール編。
多くの人がイライラ感を抱きつつも、ぐっとこらえているであろう、朝のラッシュ時における武蔵小杉駅・横須賀線口改札の列並びについてである。

ルールといっても、法や条例になっているものではない。
あくまでマナー、モラルの世界。
とはいえ、これを全員が守れば、混雑している中でも混乱なく動線は流れ、そして利用者のストレスも最小限に抑えられる。

前回のメールに書いた通り、時間帯にして7:30〜9:00あたりは、ホームも混むが、改札も混む。
この際、前述の『ルール』を守るか否か、この判断で、駅の混雑と秩序は大きく左右される……のは、普段、この改札口を利用される方なら、すでにお分かりのことと思う。

 

実際に、その『ルール』を見ていく。

まず、JR武蔵小杉駅の横須賀線口に設置された改札口は、有人のものを含め、全部で6つ。
自動改札は5つで、駅外から駅中へと吸い込まれていく人々(乗車客)が通れる改札は、基本的に3つ。駅から出てくる人(降車客)は、2つ。
もちろん、タイミングなどによって、この数は逆転、もしくは増減する。

乗車客が改札を入ると、その先には、ホームへと続く上りのエスカレーターがある。
多くの人は、このエスカレーターを目指す。
エスカレーターは2列分の幅しかないから、左2つの改札を通った人が、そのままエスカレーターへと流れ込む。

……となると、3つめの改札を通った人はどうなるのか?
3つめの改札通過者は、直進目的ということになる。すなわちその先にある階段利用、もしくは長い道のりを辿って、南武線ホームを目指す人向けとされている。

この『あるべき利用体系』を図にしたものが、下の図である。
改札を入ってすぐ左上にある階段のようなものが、エスカレーター。
その右側を上へ直進していくと、その先には階段、さらには南武線ホーム絵を続く通路が続く。

■乗車客3列、降車客2列の理想フロー図

乗車客3列、降車客2列の理想フロー図

わざわざ『理想』と書くからには、現実は、こうはなっていない。

エスカレーターへと続く左2つの改札行列は伸びまくり。
チンタラ並んでいると、もうすぐホームに入線してくる電車に乗れなくなる。
そう考えているのかどうかは分からないが、この(主に)直進する人向けの3つめの改札(ここは空いている)を通り、まっすぐ行くと見せかけて(いや、ほとんどの人は見せかけもせず)、エスカレーター列に堂々と割り込んでくる人が、意外といる。結構いる。

具体的に図示すると、下の図のような感じ。

■現実その1:左3列目の改札通過後から流れ込む図

現実その1:左3列目の改札通過後から流れ込む図

この状況が顕著になり始めてから、JR側も、改札通過後のエリアに、行列整理などで使われるベルトパーティションを設置した。言うまでもなく、3列目は直進者用ですよ、と啓蒙するための策だ。

だが、啓蒙はあくまで啓蒙。
マナーなき者の眼には、ちょっとした障害物にしか映らない。

 

割り込みパターンは、もう一つある。
それは、大勢の降車客が押しかけたタイミングなどで、乗車客用の改札が2つしかとれない状態のとき。

乗車客は、3列使えるものと思って、3つめの改札めがけて歩いていく人も多い。
しかし、改札前までたどり着くと、実際に使える改札は2つ。

となると、どうなるか。
一分一秒を争う朝の通勤時間帯、悠長に本来の列に並び直すという人は、極めて稀。その多くは、下図のごとく、当然とばかりに改札機前からの割り込みを謀る。

■現実その2:左3列目の改札手前から流れ込む図

現実その2:左3列目の改札手前から流れ込む図

二つの現実がもたらす結果。
それは、改札入場待ち列の拡大だ。

このとき、見た目に顕著に影響が出るのは、割り込みを受ける左から2列目ではなく、一番左の列。


毎朝の通勤利用者は、割り込みが慢性的に発生し、2列目が見た目の列の短さほど、速くは進まないことを知っている。実際、倍以上の列の長さであっても、左1列目の方が最終的に早く改札にたどり着ける、ということも珍しくない。だから、列長ーな、と思っても、一番左の列に並びたくなる。デリドまで伸びてようと、我慢して並ぶ。

短いと思って最後尾についた2列目は、実際には『罠』であることがほとんど。しかも、列消化遅延の原因が、相次ぐ割り込みによるものだということを、ほとんどの人が改札近くで目の当たりにする。これでは、ストレスを感じる人も少なくない。

見るに見かねたのか、あるいは多数のクレームが入ったのか。
JRはついに動いた。
朝のピークタイムのみではあるが、下の社員のような注意書きを掲示。さらに、ベルトパーティションのところにスタッフを配置し、割り込み入場を阻止する戦術に出た。

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注意掲示+スタッフ配置。
この方策がとられて以来、先に紹介した二つの現実図のような光景を目にすることは、ほとんどなくなった。

だが、たかだか行列整理のためだけに、本来不必要な人件費が割かれているのも確か。スーパーマーケットに対する心無いクレームなどもそうだが、こういった各人のモラルで解決できるはずのことにマンパワーを投入することは、長い目で見たとき、価格転嫁やサービス低下など、利用者の不利益につながる。

 

JRの苦肉の策で、一応の秩序を取り戻した横須賀線口。
以前、武蔵小杉駅の南武線ホーム向けに『よんれつ』というキャラクター(?)が登場し、一世を風靡(??)したことがあった。

ここはひとつ、兄弟分の『にれつ』が出てきてもいいんじゃないか、という気がする。
そして、その発信力(???)をもって、内外にその問題を知らしめてみてはどうだろうか。
小さなお子さんが、

「ポスターに『にれつで』ってかいてあるのに、さんれつめの人がエスカレーターに行くのは、なんでー?」

と親御さんに訊いてくれれば、しめたものである。
とはいっても、こーゆー割り込みをする人って、あんまり人の話、聞いてくれないのよね。
困ったものである。

なお、今回の記事。
先行して武蔵小杉ブログさんで、似たようなテーマの記事を掲載されていたので、載せるか否かで悩んだのだが、途中まで書いちゃっていたので、ええい載せちゃえ、と掲載することにした。

一部かぶっている情報、および不足している情報(改札の増設など)については、ご容赦いただきたい。

posted by たいにー at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月02日

JR武蔵小杉駅・横須賀線口の混沌具合・前編〜駅全体の混雑状況編

JR武蔵小杉の横須賀線運行が開業してから、はや5年。
地域の人口増加に比例するかのごとく、横須賀線ホームの利用者は日に日に増え、開業当初の快適さは、今となっては過去の遺物である。

この武蔵小杉駅・横須賀線乗り場。
最近、ヒドイ。
何がヒドイって……、とにかく、いろいろヒドイ。

今回は、そのヒドさをご紹介すべく、『混雑編』と『ルール編』に分けてお送りする。
まずは前編となる『混雑編』だ。

 

ここのところ、仕事の忙しさも相まって、かなり早い時間から横須賀線を利用することも多かった。
通勤する日々の中で、時間帯によって混雑の傾向が見えてきた。
時間帯によって異なる駅の光景を、ここでちょいとご紹介したい。

なお、ここで紹介するのは、横須賀線上り(品川・東京方面)のお話。
横須賀線下り(横浜・鎌倉方面)は完全に対象外……というか、心配するほどの混雑ではないと思うので、そこんとこだけご注意あれ。

〜7:00の時間帯

朝活している方々が動き出す時間。
当然ながら、以降の時間に比べれば、空いている時間帯である。
それでも、必ずしも座れるわけではない、というところが凄いぞ、横須賀線。
横浜以西の方々、おそるべし。

7:00〜7:30の時間帯

以前のワタシなら、そろそろ起きている時間。
さすがに混み始めはするものの、その混雑は、まだ許容の範囲内。
車内で新聞も読めるし、スマートフォンもいじれる。通勤光景としては、十分に耐えられる状況。

場合によっては、ホーム上で列車を待つ人影もまばら。
可能であれば、私が恒常的に利用したいと考えている乗車率の時間帯である。
もっとも、それなりに早い時間なので、容易ではないわけだが。

7:30〜8:00の時間帯

ワタシが朝食のパンをかじっていた時間。
このあたりの時間から、一気に混み始める。
ホームには黒山の人だかり、列車の乗車率も150%超え。
満員電車と呼ぶにふさわしい光景が、そこにはある。
列車遅延が発生しやすくなるのも、このあたりの時間からである。
そして、この時間帯あたりから、遅延が発生すると、そのあとに待っているのは『地獄』となる。

8:00〜8:30の時間帯

おそらくもっとも混む時間。
場合によっては、社内でスマートフォンをいじることすら叶わない。いくら混んでるからといって、他人の肩や頭をスマートフォンの置き台として使うなど、もってのほかである(結構やってる人がいる)。

電車はもちろんだが、駅も混む。
酷いときは、改札から伸びる列が、デリド武蔵小杉店のテーブル席にまで到達するありさま。
当然ホーム上も、横浜行きの列車に乗る人が立つ位置を侵食する勢いで、人が並ぶ。
積み残しも発生、当然遅延も発生。
毎日やってくる地獄の図がそこに。言うまでもなく、夏の地獄度は30%ほど増。
一番避けたい時間帯である。

8:30〜9:00の時間帯

ピークタイムは越えたという雰囲気が、ホーム上にも、改札口付近にも表れる。
混雑は続いており、遅延の影響も残ることが多いが、来た電車に乗れないといった問題は、ほとんど解消されている時間帯である。

できることならこの時間帯まで遅らせたい。
だが、一歩間違うと、始業時間に間に合わなくなる危険性をはらんでいるのも確か。
JRが確実に運行時間を守ってくれるのであれば、この時間帯で通勤したいところだが……それを望むのはさすがに酷というものか。

9:00〜の時間帯

平和が訪れる時間帯。
こんな時間帯に通勤してみたいねぇ。
(註:ムリです)

 

なお、上記内容は、すべて横須賀線の状況であり、湘南新宿ラインは、だいたい2〜3割くらい差し引いた混雑具合となる。乗車時の快適度は、圧倒的に湘南新宿ラインの方が上である。

ただ、湘南新宿ラインは、決定的に運行本数がねぇ……。しかも、埼京線などの運行状況によっては、1本や2本、平気で運休しちゃうのも怖いところ。

JR武蔵小杉駅横須賀線口前交差点

まだ、混雑という点からいえば、駅ホーム、駅改札だけでなく、駅外、特に駅前交差点も、凄まじいものあり。
人の多さもさることながら、行きかう自転車、信号無視のオンパレード、とめどない『信号のない箇所』での横断……などなど。特にお子さんが行き交うこの時間帯、およそモラルに反した行動は控えてほしいところなのだが。

こういったところでも、
「最近のモラルがなっとらん若者」
を生み出す、その原因の一端は、いい歳したオトナたちの行動であることを、我々はもっと自覚すべきである。

後編では、今回触れなかった混雑エリア、『駅改札』について、そのルールと共にお伝えする予定。

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2015年07月27日

グランツリー店舗紹介(10)〜グランプリ金賞の実力拝見、らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店

今回は、グランツリーの中から、唐揚げ専門店である『らんまん食堂』をご紹介。

らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店

こちらのお店、日本唐揚げ協会が主催する『からあげグランプリ』でバラエティ部門の金賞に輝いた実績を持つ。ただし、各部門の中で、金賞に輝く店舗は常時5店舗前後あり、その上には最高金賞が存在、さらに、らんまん食堂が受賞したのは第2回(2011年)というところは、一応把握しておいた方がいいかもしれない。

……と、ネガティブな要素を出して、読者の読む気をそぎ落としつつ。

お店の位置づけとしては、ショッピングモールの一角に店舗を構えるテイクアウトの唐揚げ惣菜店といったところ。ただし、こちらはテイクアウトだけでなく、わずかながらイートインスペースも設けられている。

その席数、7席。
空いていればラッキー。そしてこのときは空いていた。ラッキーだ。
今回はこちらで、ランチをいただいてきた。

唐揚げ専門店であるからには、唐揚げでいざ勝負!

メニュー(らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店)

イートインでいただけるのは、基本的に『健康セット』一択。
ドリンクが付く、スープが付くなどのバリエーションもあるが、基本は『健康セット』。「健康を志さぬもの、食うべからず」とでも言わんばかりのメニューだ。

唐揚げの味付けは、塩としょうゆの二種類。ここにお好みでフレーバーソース(有料)をつけて、味の変化を楽しむのが上級者の食し方のようだ。

我々は言うまでもなく初心者なので、オーソドックスのそのままの味をいただいてみる。

で、私は健康セット(唐揚げしょうゆ味)を注文。

健康ドリンクセット・しょうゆ味(らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店)

見たか! この皿の彩りを!
オレンジジュースの黄色が、なんと鮮やかなことか!

……いや、そっちじゃないな。

唐揚げを縁の下で……いや、奥で支えているサラダのボリュームは、まさに『健康』の二文字に恥じない内容。野菜だ豆だ海草だ、およそサラダと名のつく食材は、ほぼ網羅しているのではないかと思えるような盛りっぷり。野菜を盛るならこうでなくっちゃ、というお手本のような皿だ。

そして主役の唐揚げも忘れちゃいけない。
こんがりとしたお色の唐揚げは、これはもう唐揚げの称賛コメントとしては言われ尽くした表現だが、外側カリッと、中はジューシー、これこれ。

唐揚げの食べかけ(らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店)

見た目に竜田揚げに近い印象を持ったのだが、実際に食べてみると、竜田揚げのような粉っぽさはなく、しっかりとした味付けと、それでいてくどさのない唐揚げくんですよ。こんな書き方すると、某コンビニから怒られちゃうかしら。

一方で、家人は健康セット(唐揚げ塩味)を注文。

健康ドリンクセット・塩味(らんまん食堂グランツリー武蔵小杉店)

こちらの唐揚げは、しょうゆ味に比べると、幾分白っぽく、より竜田揚げに近い見映え。もちろん、粉っぽさはありませぬ。

一個いただいてみると……ふむ、塩もそうだが、こしょうが利いている。雰囲気は『世界の山ちゃん』の手羽先におけるスパイシー感に近いかもしれない。あくまで雰囲気は、ということでご了承を。

理想は塩を、できたてで

前述の通り、テイクアウト店としての色合いが強いこともあってか、我々が食事している間にも、多くの人が持ち帰りで唐揚げを買い求めていた。

また、イートインカウンターについても、コンスタントにお客さんがついていた。女性の姿が目立ったのが印象的。私なんかは、唐揚げというと、どちらかというと男性的なイメージを思い浮かべるのだが、『健康』路線で女性に支持されている点は、同店の特徴でもあり、ウリと言えるかもしれない。

周りの反応を見る限り、テイクアウトよりも、イートインでいただく方が、より唐揚げを美味しくいただけるようだ。
そりゃ確かにできたて、揚げたてに勝るものナシ。ぜひ一度は、お店で健康セットを味わっていただきたい。
私は別に唐揚げの味にうるさいわけでもなんでもないが、「グランプリ金賞の価値はあるか?」と訊かれたら、「あああ、あるんじゃないかな?」と答えそう。唐揚げとしても、セットとしても、私は好きだぞ。

ちなみに、二種類の唐揚げの味付けについて。
どちらも美味しいことには変わりないが、個人的には塩味がお気に入り。
次回はぜひとも塩味をいただくぞ、と今から心に決めているのである。

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2015年07月21日

グランツリー店舗紹介(8’)〜キミは九州博多料理 幸 とりもつえんのランチを知っているか?

グランツリー武蔵小杉にある、もつ鍋料理店、とりもつえん。

『九州博多料理』という看板を冠してはいるが、基本的にもつ鍋のお店である。
だから、もつ鍋を食べに行くのが主目的となる。

九州博多料理 幸 とりもつえん(グランツリー武蔵小杉)

以前に弊ブログで紹介した内容も、当然のように、もつ鍋……いや、あの記事は水炊きレポートだったか。ここは『基本的に』という部分を強調しておこう。もつ鍋や水炊きをいただけるお店である。なんだか言い訳がましいケド。

だが、それらはあくまで夜の話。
お昼の時間は、もつ鍋と切り離したランチメニューが存在するのを、ご存じだろうか?

種類はさほど多くはないが、定食形式で、数種類のメニューが存在する。
今回は、とりもつえんランチにチャレンジしてみた。

チキン南蛮とホルモン味噌炒めにチャレンジ

ランチの種類は、10種類弱といったところ。
お値段は、平均して1,000円ちょっと。まあ、こんなもんか。

ワタクシは今回、薩摩赤鶏のチキン南蛮定食を注文。
一方の家人は、和牛ホルモン味噌炒め定食を注文。

ランチの小鉢3鉢(とりもつえん)

最初に出てくる小鉢3鉢は、前菜的な存在。
前回レポートの通り、ディナータイムだと、たくさんある中から好きな3鉢を選ぶ楽しみがあるが、お昼は固定された内容。その分、夜よりお得だと考えれば、納得もできよう。

薩摩赤鶏のチキン南蛮定食(とりもつえん)

で、私が頼んだチキン南蛮。
博多料理というよりは宮崎料理のイメージが強いのだが、この際、気にしない。

使われているのは鶏の胸肉中心なので、タルタルを全身に浴びても、くどいということはナシ。自慢するほどチキン南蛮を食べたことがないので、あまり大口は叩けないが、衣がふわっとしている感じで、ちょっと面白い食感。あとは、見た目より食べ応えがある。

和牛ホルモン味噌炒め定食(とりもつえん)

対するホルモン味噌炒めだが、これはまさに、もつ鍋で使っているようなホルモンを、そのまま味噌野菜炒めのような感じで提供してくれる一品。

旨味と塩味を強調する味付けは、味噌炒めならでは。おかげでごはんがススムくん。
見た目より、食べ応えもある。

牛もつを食べたとき特有の、口の中に広がる油のコーティング感は、このメニューでも健在。おいしいんだけど、終盤は若干ツライかもしれない。ただ、また注文したくなる味だから、不思議なのだよ。

もつ鍋からサラダちゃんぽんまで、幅広い定食メニュー

さまざまな飲食店が増えてきた、武蔵小杉。
だが、和定食テイストのメニューをランチで用意してくれる店は、さほど多くない。

『もつ鍋』を前面に打ち出す同店だけに、なかなかお昼の選択肢には挙がりづらいかもしれないが、私は割と『アリ』だと思っている。上記で紹介した以外にも、サラダちゃんぽんセットや、ホルモンカレーなど、女性受け、万人受けしそうなメニューも用意されているので、女性同士や家族客でも問題なさそう。

なお、昼でももつ鍋が食べたいんじゃ! という方のために、ランチ用のもつ鍋セットも用意されている。
他のランチセットから比べると、若干お値段は張るが、それでも夜にいただくよりは、リーズナブル。とりもつえんのもつ鍋をためしてみたいけど、いきなり夜に足を運ぶのは、いささかハードルが高そう……という懸念をお持ちの方には、ランチセットがおススメかもしれない。

というか、私がためしてみたいぞ、ランチもつ鍋セット。

posted by たいにー at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月05日

はも、鮎、じゅんさいなど、新丸子の京ダイニングとみ恵で、初夏の京料理コースをいただく

以前にもご紹介した、新丸子の和食料理店・とみ恵さんに、再びおじゃました。
前回の記事は↓にて。

今回訪れた際におすすめされたのが、『初夏の京料理ミニコース』。
この季節における旬の食材を活かしたコースだ。

コースの内容は、概ね以下の通り。

  • 前菜
  • お刺身
  • 椀もの
  • 焼魚
  • 煮物
  • 季節のご飯
  • デザート

ミニコースっつーか、きちんとコースじゃないっスか。
通常、こちらで提供されるコースは、3,000〜5,000円(もっとしたかな?)なのだが、今回の時期限定と思しきコースは、お値段8,000円ナリ。それなりに値は張るだけに、いやが上にも期待してしまう。

では、コースを始めていただきまショー。

涼を感じさせる初夏のミニコース

コース料理ということで、品数と、それに応じた写真の数も、相応の量となる。
いつもの調子で記事にしていくと、途中で読んでる皆さんが疲れそうなので、トントン拍子で紹介しつつ、文面よりも、目でお楽しみいただきたい。

虫かごの中に椀(京ダイニングとみ恵)虫かごの中から出した椀(京ダイニングとみ恵)

まずは前菜……とにしては、手が込みすぎてはいまいか?
えんどう豆を乗せたごま豆腐とエビ、その下にはナスが鎮座している。
そして、左の写真にもあるように、この皿は、虫かごを模した蓋の覆われて登場している。
のっけから遊び心満点だ。

じゅんさいと湯葉汁(京ダイニングとみ恵)

むしろ前菜という肩書は、こちらの方がしっくりくるだろうか。
左がじゅんさい、右が湯葉汁。

じゅんさいは、この季節ならでは、かつ我が家の大好きな食材の一つ。
じゅんさいというと、秋田のものが有名だが、こちらで使用されているものは京都産。全体的に、秋田のものよりも小ぶりなのが特徴だそうだ。

はもやマグロのお刺身盛り(京ダイニングとみ恵)お刺身盛りのはも(京ダイニングとみ恵)

こちらはお刺身。
お刺身は、こちらのコースには必ずついてくる品ではあるが、今回のコースでは、夏らしく、はもが登場。
『夏わさび……、うなぎ、じゅんさい、はも、●●』という、夏の食材をモチーフとした日本酒のTVCFがあるが、早くもその中の二つが登場したことになる。自他ともにも認める夏らしさ、ということになるだろうか。

お刺身の美味しさは、前回の記事でもご紹介したとおりだが、今回お出しいただいたはもは、梅だれでいただく。食感だけでなく、はもの味もしっかりと楽しめる一品だ。

四万十川の鮎・塩焼き(京ダイニングとみ恵)四万十川の鮎・塩焼き(京ダイニングとみ恵)

焼魚は、鮎。
それも、日本最後の清流とされる、四万十川(高知県)の鮎だ。
『美味しんぼ』に登場する京極さんをも唸らせた(とされる)、四万十川の鮎は、それこそ一大ブランド。

食べるとまた、これが美味しいのよ。
臭みナシ、わたの苦みも嫌味ナシ、頭の先から尻尾の先まで、まるごと全部、あっという間に平らげた。
写真と料理名をさくさく紹介するだけのつもりだったけど、やはり無視して通るわけにはいかないのさ。
大将いわく、

「いいものが手に入ったのでお出しした。ただし、まだ鮎は出始めで、これから身がしっかりしてくる。一番の食べごろは、7月中旬ごろですよ」

と仰るじゃないのさ。
単品で頼むと、お値段は1,500円前後するとのことで、安くはないが、この地で、四万十の鮎が食べられるという事実には替えがたい。大将も雄弁に語る、自慢の一品。
これは7月中旬ごろに、もう一度行かねばならんのか?

椀物(京ダイニングとみ恵)

こちらは、椀物。
ごぼうやキノコに、程良いおだしが染み入る中で、主役はやはり、はもなのだ。
そのまま飲んでも美味しいと感じるおだしをまとい、ふわっとした触感を醸し出す。
使い古された言葉だが、日本人でよかった、うむ。

煮物おばんざい(京ダイニングとみ恵)

こちらは、大将お得意のおばんざい(煮物)オールスターキャスト。
ナスに生麩にかぶ、えんどう。
料理と共に、藍の色が映える器も楽しいですな。

二色の魚そうめん(京ダイニングとみ恵)

もう、今年のはもは一年分食べつくしたかと思っていたが、もう一品でてきた。
こちらが、はもの二色そうめん。
緑色の方は、抹茶による色づけ……だったかな? このあたりはやや記憶があやふや。

とにかく食感(弾力)が強い。んでもって、お味は上品なかまぼこのような、お魚の風味を存分に感じられる。
麺の下にはだし汁が入っていて、これにからめて食べるそうめんの美味さってったら。一人で2皿頼む不届きモノは、どこのどなたぞ?(そーゆー人が実際にいらっしゃるそうで)

お食事・豆ごはんとお漬物(京ダイニングとみ恵)

お食事のごはんには、京都のえんどう豆、付け合わせには、京漬物と、山椒の香りが強いちりめん参照。
豆の青い香りが楽しい。量は限られるが、お替わりもできるとあっては、つい食べてしまうわけだ、これが。

フルーツと杏仁豆腐(京ダイニングとみ恵)

最後はデザートということで、メロンと、手前に見える三角形が、杏仁豆腐。
杏仁豆腐は、ココナッツの甘さが加味されている、こちらの店のオリジナル。

大将いわく「もうすこしココナッツ感を強くすればよかった」
奥様いわく「いや、十分にココナッツの味、出てますよ」
ワタシ「ハイ、十分にココナッツ感、感じられてます」

苦笑いの大将。
次に同じものが出てきたときには、ココナッツ感、増してるな、多分……。

アラカルトのメニューにも目移りし

で、コースはここまでなのだが。
この店に来ると、アラカルトメニューにも目が奪われる。
んでもって、少しずつ試していかないと、いつかメニューから消えてしまうかもしれない。
というわけで、今回もいくつか頼んでみた。

生湯葉(京ダイニングとみ恵)もずく酢とたい塩辛(京ダイニングとみ恵)

左が、生湯葉。
右がもずく酢(上)と、たいの塩辛(下)。

どれも間違いのない逸品ではあるが、とりわけたいの塩辛が美味。
イカの塩辛のような、通好みのアクの強さはないが、その分、くせがなく、食べやすい味に。
この店きっての味の濃さも、お酒のアテにはベストマッチ。

日本酒・京ふじ(京ダイニングとみ恵)

 

今回のコースが8,000円、それにアラカルトの追加やお酒が加われば、一人あたりのお値段がいかほどになったかは、ご想像の通りである。同じ外食でも『ぜいたく』の域に入る額と言っていい。

とはいえ、新丸子という場所で、この内容のお料理がいただけるのは、特筆に値する。
価格が多少高くなったとしても、それに見合ったらからこその満足感がある。見合わなかったら、二度と行かなければいいだけの話なのだから。

特に、記事中でも紹介した、四万十川の鮎は、大将推薦。
しかも、真の旬はこのあとだというのだから、商売人だね、コノコノコノ。
お値段は多少張ってでも、四万十の鮎をいただいてみたいという方は、早めに足を運ばれたし。

さて、季節は初夏から真夏へ。
次は、どんな料理が準備されているのだろうか。
それを予想、想像するだけでも、楽しみなことである。

posted by たいにー at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月05日

季節の京料理を満喫できる和食店が新丸子にオープン、京ダイニングとみ恵

「こちらの店、もう行かれました?」

某飲食店に入った直後、そう言われて、おにーさんから受け取ったチラシには、見たことのない店名が書かれていた。

京ダイニング とみ恵。
『とみえ』ではなく、『とみけい』と読むらしい。

京都で修業したおにーさんからして、この店は間違いなくオススメだという。
とにかく一度行ってみろという。
まだ注文もしていないのに、行けという。早く注文とってくれ。

『だまされたと思って……』というのが、こういったケースの定型句だが、このときのワタシは、思いっきり期待していた。そして、行けと言われた次の日には、もう足がその店に向いていた。

川崎にいながらにして、本格的な京料理を味わえる

東急・新丸子駅の東口から、シェリーブランとすためしのある交差点を左へ曲がって30秒ほど。やきとり竹沢をご存じの方であれば、さらにそこから北(多摩川方面)に少し歩いたところ、と言えば分かりやすいだろうか。

京ダイニングとみ恵

4月にオープンしたばかりの、このお店。
その名の通り、京料理を中心とした、純和風路線。京都の有名料亭で板長を務め、その後赤坂、銀座の京料理店で名を馳せた大将が、このたび、新丸子に新たな店を構えることとなった。

和食というジャンルは、さまざまな食材を、さまざまな調理法で少しずつ提供してくれる。私の中では、そんなイメージ。

であれば、あれこれこ細かいことを考えるのはやめて、おとなしくコースをお願いすることとしよう。
というわけで、この日は、春らしく、たけのこ中心のコースをいただいてみた。

京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)

京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)

京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)

京おばんざいコース(京ダイニングとみ恵)

前述した私の和食に対するイメージを、まさにそのまま具現化したような料理の数々。
お刺身を除くすべての皿に、たけのこが大登場。特に気に入ったのは、写真一枚目、たけのこの木の芽和え。山椒をすりつぶした青い風味と、たけのこの香り、そして食感が心地よい。

そして5枚目の高野豆腐。豆腐の中に、エビやしいたけなど、ダシ感の強いものがインプラント状態。当然ながら、これらの旨みを吸った豆腐が美味しくないわけがない。こちらのお店でも、かなり人気の高いメニューだとのこと。

お刺身(写真2枚目)にも触れておかねば。基本、関東で食べる生魚には期待していない私だが、こちらは文句なし。大将の実績・経歴は、料理の腕のみならず、然るべき食材調達のつてにも、表れているようだ。

 

コースとしては、最後のたけのこごはんで終了なのだが、ほかにも食べてみたいたけのこメニューがある。ありすぎる。とはいえ、全部食べるのはさすがに無理なので、気になったものをいくつかチョイス。

たけのこのお刺身(京ダイニングとみ恵)たけのこのわかめ煮(京ダイニングとみ恵)

春野菜の天ぷら(京ダイニングとみ恵)

左上は、たけのこのお刺身。シンプルにたけのこそのままの味を、わさび醤油でいただく。あくを感じる一歩手前のたけのこの味、そして歯ごたえを存分に楽しむ。

右上のたけのこのわかめ煮は、たけのこと磯の香りの相性の良さを再認識する一品。
そして最後は、こちらも今だけ楽しめそうな、うど、たらの芽、ふきの天ぷら。

最後まで、飽きるどころか、味を探求しっぱなしの約二時間であった。
ごちそうさまでした。

お酒と語らい、美味い料理のある空間

正直なところを書かせていただくと、こちらのお店を記事にするのは、かなり迷った。
一つには、この記事を書いている時点で、ネット上にほとんど情報が出ていないこと。万が一、認知度があがって、我々が今後、行きづらくなるのは困る。お店としてはよいことなんだろうけど。

もう一つは、職人気質の料理人がご夫婦で営む店ということで、あまりネットなどで紹介されるのは、はばかられるのではないかと危惧したこと。これについては、後日お話しさせていただいたところ、「書いていただいて構わない。むしろぜひ」といったお言葉をいただいたので、それならば、と記事を起こすに至った。

カウンター7席、テーブル席4席と、お店としては極めて小ぶり。
厨房スペースもかなり手狭のようで、オープンしてから間もないということも相まって、材料や食器の出し入れは、まだ四苦八苦している様子も。

ただ、お店の大将曰く、自分ですべてのお客さんに料理とサービスを提供し、満足してもらえる程度の規模にしたかったとのこと。お店の大きさは、大将にとっては必要にして十分な規模なのだろう。

女将さんも柔らかい物腰で、実に接客向き。ご夫婦とも、食事と共に会話を楽しむのはウェルカムのようで、知らないお客さん同士で、話に花が咲く、そんな雰囲気をむしろ望んでいらっしゃるようだ。

一応書いておくと、お値段的には、決して安い価格で済むお店ではない。
コース料理で、だいたい4,000円くらいから(ドリンク別)。お酒も飲んで普通にお食事するイメージであれば、一人5,000〜7,000円は見ておいた方が良いと思う。

ただ、この店には、その価格を出す価値が、ある。
「この男に私は3000万出す」という周大人(美味しんぼ)のようなきっぷの良さはワタシにはないが、和食、京料理好きであれば、価格に見合った料理を出してくれるであろうことは、自信を持って言える。

落ち着いた雰囲気の中で、ある程度年齢を重ねたご夫婦、あるいは気のおけない友人との語らいを、美味しい料理とお酒とともに楽しみたいという方に、おススメしたい。

素材と味、それぞれで季節を楽しむ。
いや〜、日本に生まれてよかった。

京ダイニングとみ恵
住所:川崎市中原区新丸子東1丁目773番 アルメットビル1F
電話:044-434-8980

 

[ここに地図が表示されます]
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2015年03月22日

グランツリー店舗紹介(9)〜お手軽スイーツ対決! ブブデメレ vs シュシュクリエ

記事と素材はかなり以前から用意していたのだが、折からの天中殺ならぬ忙殺ぶりで、すっかりお蔵入りしかける状態になっていたネタ。

グランツリー武蔵小杉は、おやつを調達する場所としても事欠かない。
ただ、金に糸目はつけねぇぜ、と言えればいいのだが、なかなかそうはいかないのが、世知辛いこの世の中。どうしても財布の紐はキツくなりがち。

そんな中で、200円以下で購入できるお手軽スイーツを構えるお店がある。
今回は、開店以来、私がちょくちょく買い求めている二つの店舗、二つの商品をご紹介。

なお、下記に記載している価格(税抜)は掲載日時点でのもので、変更される可能性があります。

ブブデメレのワッフル4種

まず最初に紹介するのは、ブブデメレ。
チーズケーキやワッフル、マカロンなどを販売するお店だ。

ブブデメレ(グランツリー武蔵小杉)

こちらで売っているワッフルは、全4種類。
オーソドックスなプレーンから、メープル、チーズ、チョコと取り揃える。

味はどれも濃すぎず、それぞれの味が風味として強く出ている感じ。
また、表面はカリッとしながらも、生地そのものはもちっとした、いわゆるカリモチ。喫茶店なんかで食べるワッフルのように、アイスクリームを添えると、さらに美味しそう。

ブブデメレのワッフル(左がチョコ、右がチーズ)

ウチでは、私がプレーン(もしくはチョコ)、家人がチーズを好んで買っている(上の写真が、まさにそれ)。
チョコもチーズも、さほど主張する味ではない。
味はどれも濃すぎず、風味として強く出ている感じ。

手土産として持って行くにしても、安いし、持ち運びは軽いし、見た目よりも食べごたえあり。
おうちでインスタントコーヒーとともに、プレーンワッフルをいただく。
時間と小銭に余裕のある私のささやかな楽しみである。

  • ワッフル・プレーン:120円
  • ワッフル・メープル:140円
  • ワッフル・チーズ:160円
  • ワッフル・チョコ:160円

シュシュクリエからは、ご当地名のついたシュークリーム

もう一店舗は、パティスリー・シュシュクリエ。
三軒茶屋に店を構える洋菓子店『ラ・ファミーユ』の系列店だそうで。

パティスリー・シュシュクリエ(グランツリー武蔵小杉)

こちらのオススメは、なんといっても『むさけdeシュー』。
武蔵小杉の非公認(?)略称『むさこ』を関した、武蔵小杉店オリジナル商品だそうだ。

  • むさこ de シュー:180円

むさこdeシュー(パティスリー シュシュクリエ)

見た目は、確かにシュークリーム。
んでもって、実際に食べてみると、それはやっぱりシュークリーム。

なにが普通と違うのかというと、まずはその重量感。
手にとって見ると、見た目以上にずっしりと、そのボリューム感が手に伝わってくる。

むさこdeシュー食べかけ(パティスリー シュシュクリエ)

実際に食べてみると、そのボリューム感の正体見たり。
まずはシュー皮。割と固めな、クッキーシュー一歩手前の食感だ。
そしてクリーム。比較的甘さを抑えた感のあるクリームが、シュー内の空洞を埋め尽くす。小腹が減ったので、食事の前にちょっとシュークリームでも……という感覚で食べると、夕食の箸が進まなくなるかもしれないくらいの食い出がある。

こちらのむさこdeシュー、地名を冠していることもあってか、発売当初からかなりの人気のようで、現在は一定時間ごとに、一定の数を、一人あたり数量限定で販売している。

今のところ、10時、13時、16時、18時が焼き上がり時間として設定されているので、どうしても購入したい方は、この時間をめがけていくのが良いだろう。実際、販売が開始されると、飛ぶように売れていくことも珍しくないので、迷っている暇はありませぬぞ。

 

いずれも、ちょっと買ってサクッと食べるには、手頃なスイーツ。
是非一度、お試しあるべし。

posted by たいにー at 16:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年02月16日

グランツリー店舗紹介(8)〜九州博多料理 幸 とりもつえんで、もつ鍋ではなく水炊きをいただけ

今回は『九州博多料理 幸 とりもつえん 武蔵小杉店』をご紹介。

九州博多料理 幸 とりもつえん 武蔵小杉店

もつ鍋がブームになったのって、何年前だっけか。
それ以来、鍋料理の一角として、もつ鍋は完全に認知された。一時期ほどの勢いはないものの、今でも名指しで「もつ鍋食べたい」という声は、周りでも結構多い。

グランツリーにも、もつ鍋の店ができましたぜ。
それが、今回ご紹介する『とりもつえん』。
『取り持つ縁』と引っかけたネーミングであることは、わざわざ書くのも恥ずかしいほどだが、違ってたらもっと恥ずかしい。どうか、違ってはいないことを願うばかり。

こちらのお店、大行列というほどではないものの、お店の前には、大抵何人かの方が入店待ちで座っている。
しかも、そのほとんどは女性グループ。やはり、もつ鍋の女性への訴求力は健在ということか。

で、ウリはもつ鍋なんだから、当然、もつ鍋を食べる(ご紹介する)のが本道、本筋。
しかし、今回は違う。

敢えてあまのじゃく的な感覚を働かせた……わけではない。
単純に、『博多水炊きが食べたい!』という意識が先に働き、お店を探していたら、この『とりもつえん』が該当した、という、それだけの話である。

まあ、もつ鍋は、おそらくは多くの方が行ってレポートしてくれるだろう(他力本願)ということで、こういった『ちょっとズレた』系の記事があった方が、トータルとしては世のため人のためになるような気がする。言うまでもなく、こじつけなわけだが。

というわけで、博多水炊き、お願いします。

もつ鍋の店で、水炊きに始まり、水炊きに終わる

水炊きの前に、まずはビールを頼もう。
と、目の前には、なにやら長方形のトレイが。
何が入るのだろう? ちょいと大きめの箸入れ(箸箱)か? と思っていたら、おもむろにスタッフの方がこちらへ近づいてきて、

「この中から、お好きな小鉢を3つお選びください」

と言うではないか、言うではないか。
なるほど、この空のトレイは、選んだ3つの小鉢をセットするためのものだったのか。
で、できあがった前菜トレイがこちら。選べる小鉢は、5〜6種類はあっただろうか。強制的に食べさせられるのではなく、自分で選べる楽しみがあるのは、ちょっと嬉しい。

生ビールとお通し(とりもつえん武蔵小杉店)

さて、主役の博多水炊きにご登場いただこうか。

薩摩赤鶏水炊き(とりもつえん武蔵小杉店)薩摩赤鶏水炊き(とりもつえん武蔵小杉店)

『薩摩赤鶏水炊き』と銘打ったその鍋は、新鮮な鶏ガラを一昼夜じっくり煮込んだコラーゲンたっぷりの極上スープに、鹿児島産薩摩赤鶏とたっぷり野菜を加えた水炊き鍋……と、説明書きにあったような。

博多水炊きと言えば、やはりこの白濁スープ。
鶏ダシベースのスープなのだが、見た目よりもかな〜りあっさり。鶏肉系の肉具材は最初から入った状態で、野菜はあとから運ばれてくるのだが、これ、先に肉を全部食べてしまえってことなんだろうかと、やや悩む私。いや、やっぱり鍋って、あれやこれやと、いろいろなものを少しずつ食べ進めたいという願望もあるもので。

お味の方はというと、うむ、美味いぞよ。
鶏ダシ感、お強い。
コラーゲン感、お強い。
ただし、塩味は控えめ。これは確かに女性向けというのも、分かる気がする。
ダシとコラーゲンをたっぷりまとった野菜は、いくらでも食べられますぜい。

鍋物は、やはりそれだけで終わらせてしまうのは、もったいない。
ここで雑炊を頼まない手はないだろう。というわけで雑炊、かむぉん。

水炊き後の雑炊(とりもつえん武蔵小杉店)水炊き後の雑炊(とりもつえん武蔵小杉店)

嗚呼、これよこれ。
このなんともシンプルな玉子雑炊。元は白濁スープだったと、まったくわからないこの感じ。
美味きゃ何でもいいんだけど。

これもまた、ダシの感じが前面に出ていて、味は極めて控えめ薄目。物足りないと感じる人もいるかもしれないが、それはいろいろと調整していただくということで。ここでは、水炊き鍋のダシと風味が雑炊に乗り移っている、というところが重要なのだ。

もつ鍋、水炊きに続く、第三勢力・とんちゃん焼きの謎にも迫りたい!

実は今回、注文したのは、この水炊き鍋2人前(+雑炊)のみ。
水炊き鍋は2人前から(もつ鍋は一人前から可)ということで、これで十分だろうと判断してのこと。

ただし、もつ鍋が一人前1,380円なのに対し、水炊き鍋は一人前2,680円。
およそ二倍のお値段というのは、いささかハードルが高い。こちらのもつ鍋をまだいただいていないので、この価格が相応のものかどうかは、現時点では判断しづらいが、少なくとも安くないということはだけは言える。美味しいのは確かなんだけど。

個人的には、もつ鍋、水炊き鍋と並ぶ、とりもつえんのメイン料理・とんちゃん焼きも興味あり。
牛モツと野菜を味噌だれで調味した、山口県下関市発祥の焼き鍋だそうで。
これは是非一度、試してみたいぞ。
となると、とりもつえんのもつ鍋を食すのは、まだ当分先のことになりそうだ。

芋焼酎ケーキと芋焼酎くず餅(とりもつえん武蔵小杉店)

こちらではメインのお食事の他、芋焼酎(さつま白波)を使ったケーキやくず餅を、デザートとして提供している。焼酎を使った甘味というところが、いかにも九州らしいが、これもまた、このお店の特長の一つなのかもしれない。

なお、今回はディナータイムに伺ったが、ランチ営業もされており、ランチもあり、お一人様客もOK。
ランチでは、もつ鍋セットのほか、チキン南蛮や水炊きちゃんぽんなど、一風変わった定食ものも用意されているようなので、ぜひこちらもチャレンジしてみたいところだ。

posted by たいにー at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする