2017年11月14日

東急目黒線を使った武蔵小杉駅からの通勤を、他の路線利用と比較する(その2)

東急目黒線を使った通勤事情にスポットを当てたこの記事。
その1では、混雑具合を中心とした内容について、まとめてみた。

その2では、それ以外の重箱の隅的ポイントについて、主にJR横須賀線と比較しながら、まとめてみる。もちろん、人によっては、この重箱の隅こそが重要、という方もいると思うので、何かの参考に名なれば、幸いである。

なお、本記事は、あくまで目黒線通勤の一利用者の感想であり……(以下略)。

東急目黒線の乗客像

目黒線の利用者は、良くも悪くも通勤慣れしていないヒトが多いイメージ。

具体的には、あまり奥に詰めない、リュックを背中に背負ったままの人が散見される、乗降口付近で粘る人が多い……など。
もっとも、横須賀線車両(E217系)よりも狭く感じるがゆえ、というのもあるかもだが。

また、客層は必然的におっさん率が下がるので、深夜の酔っ払いや、おっさん臭に苛まれる、などの心配は、幾分少ないかもしれない。

電車遅延は割と優秀?

電車遅延が発生する頻度は、横須賀線に比べれば、少ないと言っても差し支えあるまい。
無論、2〜3分程度の遅延は日常茶飯事だが、10〜20分規模になると、かなり稀だ。

影響を受ける路線が、直通乗り入れしている東京メトロ南北線、都営三田線というところもあるだろう。完全に運転見合わせにならない限り、東急東横線の煽りを食らうことも、あまりない。

それに引き換え横須賀線は、湘南新宿ラインは当然として、東海道線、京浜東北線、京浜急行、東横線など、とにかく影響を受ける要因が多すぎる。

寝過ごしたときの影響

終電なんかで家路につく際、誤って乗り過ごした場合は、死活問題となる。
横須賀線で乗り過ごした場合、新川崎程度ならいざ知らず、横浜、果ては久里浜まで行こうものなら、はてさて帰りはどうすんべ、という事態になりかねない。

その点、目黒線であれば、どう乗り過ごしたって、せいぜい日吉止まり。
がんばれば、武蔵小杉まで歩いて帰れない距離ではない。

ちなみに私は、日吉まで寝過ごしたことはないが、元住吉でハッと起きて、そこから歩いて……というのは、何度か経験あり。元住吉くらいなら、日ごろから歩いて訪れる場所なので、これは余裕余裕。
もっとも、横須賀線は、座って帰れる可能性が極めて低いため、寝過ごす心配もあまりないのだけどね。

武蔵小杉駅からの帰り道(の活用)

JR横須賀線・武蔵小杉駅の場合、帰り道に使えるスーパーはデリド、あるいはイトーヨーカドー(グランツリー)くらい。

一方で目黒線(東急)は、マルエツや東急ストア(東急スクエア)から、成城石井、九州屋ほか(ららテラス)、ちょっと足を延ばせば大野屋、ヨーカドーと、まさに選び放題。帰る方向にも左右されるものの、東急武蔵小杉駅は、各種スーパーの中心に位置しており、その選択肢は極めて多い、と言っても過言ではあるまい。

とはいえ、この恩恵を受けるには、日々の帰宅時間が遅すぎるのだが……(だいたい23時以降)。

総括

思ってたよりも、東急目黒線での通勤はタイヘン。
ただし、ほかの路線は、さらにタイヘン。
今後、さらに中原区の人口が増えていったとき、この通勤事情はどのように変わっていくのか。
そして、その頃、私はどの路線で通勤しているのだろうか。

案外、バス通勤になってたりして。

posted by たいにー at 01:09 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年11月12日

東急目黒線を使った武蔵小杉駅からの通勤を、他の路線利用と比較する(その1)

群を抜く鉄道利便性を誇る、武蔵小杉駅。
JR横須賀線、および湘南新宿ラインを利用した通勤利用状況について、自身の経験を踏まえ、弊ブログでも何回かレポートさせていただいた。もっとも、2年以上前の話ではあるが。

ブログをほっぽらかしていた間、諸事情により、私の通勤利用は、横須賀線から東急目黒線に変更となった。

横須賀線から目黒線に変わって、何が良くなったのか、悪くなったのか。
2017年秋時点の見解で、さらりとお伝えしてみたい。

結論から書くと『一長一短』である。

東急目黒線は、東急目蒲線(目黒〜蒲田)の目黒〜多摩川園(現:多摩川)を武蔵小杉まで延伸させ、混雑悪化が常態化していた東急東横線のバイパス路線として、2000年に誕生した。

かつては武蔵小杉が始発だったため、非常に使い勝手が良かったのだが、現在は一部を除いて、日吉始発。朝の通勤利用者にとっては悲しい変貌を遂げている。

私は、この日吉延伸前の目黒線通勤を経験している。
ハッキリ言えば、今の状況は、この時代とは比較にならないほど混雑している。

どういった点が特徴的なのか。
いくつかのポイントに絞って、目黒線通勤を検証してみたい。

急行は各駅停車より混雑する

ま、当たり前と言えば当たり前。
どこの線区でも通用する話ではないかと。

日吉からの乗車率、武蔵小杉から乗る人の人数、どちらも急行の方が多い。
時間に余裕のある人、および混雑を嫌う人は、各駅停車への乗車をオススメする。

また、武蔵小杉での混雑がさほどでなかったとしても、大岡山(大井町線からの乗換)、あるいは遅くとも武蔵小山(急行←→各駅停車の乗換)で、確実に乗車率が上がる。このあたりになると、吊り革につかまるのも困難。武蔵小山のあたりでは、駅係員が乗客を車内へ無理やり押し込む、という光景も珍しくない。

急行であれば、大岡山〜武蔵小山〜目黒という行程は、さほど時間がかかるわけでもないので、事前に覚悟さえしておければ、耐えられないということはないんじゃないかな、と

ただし、帰り(下り)は別。
17〜19時の早い時間はともかく、遅い時間になればなるほど、混雑は緩和されていく。
終電まで混雑が続く横須賀線とは、対照的と言える。

あ、いずれにしても、総じて東急東横線よりも混雑度合いがマシ、というのは確かかも。

武蔵小杉始発列車は競争率高し

数は多くないが、日吉延伸化後にあっても今なお、武蔵小杉を始発とする便は存在する。
当然、これに乗れれば着席できる可能性は高いため、早い時間から、多くの人が並ぶ。駅のホームには、通常の整列場所のほかに、始発便専用の整列場所が設けられているほど。

ただし、発車時間ギリギリになって乗っても、絶対に座ることはできない。
私の感覚では、最低でも発車15分前には並ばないと難しそうな気がしている。
無論、その間、いくつもの電車が走り去っていくのを見送ることは、覚悟せねばならない。

6両編成の乗車位置は、後方よりは前方

車両ごとの混雑具合だが、これはもう後高前低と言っていいような。
(そんな言葉があるかどうかはともかく)

大岡山や不動前など、前方にしか出入口がない駅、奥沢などの後方にしか出入口がない駅などの存在を考えると、トータルで一番無難なのは、真ん中の車両(3、4号車)という考え方もできるが、

ただし、4号車は弱冷房車という罠もあるので、そのあたりはご留意あれ。

 

ほかにもポイントはいくつかあるが、長くなりそうなので、記事をまたぎたい。

posted by たいにー at 23:20 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年11月05日

武蔵小杉駅北口にスペインの風、バルサバルサ武蔵小杉駅前店

株式会社ボクデン。
まったくもって、聞いたことのない会社名である。

外食産業を営む同社が、2014年の年末、武蔵小杉にスペインバルをオープンさせた。
名前を『バルサバルサ』という。
場所はJR武蔵小杉駅北口付近、ファミリーマート隣。
これは行ってみないと、と思っていた。

バルサバルサ武蔵小杉駅前店

思っているだけで、はや3年。
そのうち機会があるだろうと思っていては、なかなか足を運ぶには至らないわけで。

その最たる理由は『ランチの提供が平日のみ』というところかもしれない。
そして過日、平日にお休みする機会があり、じゃあ行ってみようか、ということに。
行ってみた。

ランチの内容は、おおまかに

  • サラダ
  • スープ
  • パン
  • メインプレート(主にパスタ)
  • ドリンク

といった内容。
とりあえず、写真だけ、だーっと掲載してみる。

サラダとスープ(バルサバルサ武蔵小杉駅前店) パン(バルサバルサ武蔵小杉駅前店)

明太子クリームパスタ(バルサバルサ武蔵小杉駅前店) アッラビアータ(バルサバルサ武蔵小杉駅前店)

この日、私は明太子クリーム、家人はアッラビアータのパスタをいただいた。

割と太めのスパゲッティーなので、見た目以上に食べ応えがある。
明太子は、比較的オーソドックスなクリーミーパスタ。海苔と水菜、小ねぎのわき役が味と彩りにアクセントを添える。

また、アッラビアータの方は、塩味と辛味のバランスもよく、具材もベーコン、なす、たまねぎ、きのこなど、かなり充実していた。チーズを合わせるというのは、自分ではやったことがなかった。今度やってみよ。

写真だけを見ると、サラダが少し寂しいかな、と思えなくもない。
(私は最初、寂しいと感じた)
だが、しかし、

「サラダとスープ、パンはお替りできますので〜」

とのこと。寂しいとか言ってごめんなさい。
サラダはしっかりお替りさせていただいた。パンは焼き立てでおいしく、こちらもお替り……と思ったが、予想以上におなか一杯になってしまって、こちらは断念。

お値段は(パスタの種類によって)980円〜1,200円といった価格帯だが、この内容であれば、十分にお得感を感じられる。

こちらのお店は、前の職場の同僚からも「よく行ってるんですよ〜」と勧められていたのだが、その言葉に偽りなし、というのをあらためて確認できた。実際のお店の雰囲気は、下記の店舗ブログでも紹介されているので、興味のある方は、ぜひ覗いてみてはいかがだろうか。

posted by たいにー at 21:46 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年11月04日

何年かぶりに、平日の武蔵小杉を歩いてみた

とある平日。
たまたまお休みする機会があったので、日中の武蔵小杉を歩いてみた。
お盆や年末休み以外で、平日に街中を歩くのは、たぶん5年以上ぶり。

以前に歩いたときは、横須賀線駅が開業したかしないかくらいのタイミングだったので、かなり久しぶり、ということになる。

目的は、お昼ごはんと通常の食材買い出し程度だったので、行動範囲も武蔵小杉駅〜東急スクエア〜ららテラス〜グランツリー、といった、ありがちな範囲(ルート)。

率直な第一感。
人多すぎ。

人出の規模から言えば、休日のそれと、さして変わらない気がする。
一家総出の親子連れはさすがに稀だが、ママ友的な女性グループは言うまでもなく、日々の買い出しと思しき主婦の方々や、お仕事中のサラリーマンなど、少し傾向が異なる程度で、人の往来はとても多い。

スーパーマーケットが混雑しているのも一緒。
回し寿司 活(美登利寿司系)に行列ができているのも一緒。
駅周辺で人を縫うように歩いていく姿も一緒。

一人一人に「どちらからいらっしゃってんですか?」と聞いて回りたいほどだ。

確実に平日と異なる、と感じたのは、東急ストア前『銀だこ』の列が皆無だったことくらい。

普段は知りえない、我が街の一面。
これで、今後ますます人が増えるというのだから、いったいどうなることか。

すごいね、武蔵小杉。
そして大丈夫か? 武蔵小杉。

posted by たいにー at 14:52 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年10月30日

書きそびれていた武蔵小杉ランチ情報その4・臥薪 武蔵小杉店

書きそびれていたシリーズは、今回で最後。
ラストは『臥薪 武蔵小杉店』。

臥薪 武蔵小杉店

初夏のころ、中原区役所近くの南武線高架下にオープン。
本店は大船にあり、神奈川県内に、それぞれ少しずつ趣向の異なる店舗を出店している。武蔵小杉店は、鎌倉野菜、小田原漁港の鮮魚、藤沢のみやじ豚といった神奈川食材を使ったメニューを中心とした『和ビストロ』を標榜している。

私がうかがったときのランチは、全4種類。
丼もの中心のメニューは、中心価格帯が1,000円台中盤と、ややお高め。
そんな中でも、今回はもっとも高い『ランチコース』(2,500円)なるものをオーダー。

細かい説明はすっ飛ばして、とりあえず内容と写真を駆け足で掲載しておく。

ランチコース・前菜(臥薪 武蔵小杉店)ランチコース・茶わん蒸し(臥薪 武蔵小杉店)

上の写真は、左が前菜三種、右が茶わん蒸し。

ランチコース・鎌倉野菜サラダ(臥薪 武蔵小杉店)

鎌倉野菜サラダ。
サラダのほうは、一見して普通のグリーンサラダだが、『鎌倉野菜』という看板がつくと、なんとなく贅沢に感じられる。It’s magic!!

ランチコース・お刺身(臥薪 武蔵小杉店)

こちら、お刺身(見ればわかる)。

ランチコース・天ぷら、銀だら西京焼き、ごはん(臥薪 武蔵小杉店)ランチコース・銀だら西京焼き(臥薪 武蔵小杉店)

てんぷら、銀だら西京焼き、そしてごはん。
銀だらは、大きさこそ小ぶりに見えるかもだが、厚みがあるので、それなりのボリューム感。

ランチコース・デザートとドリンク(臥薪 武蔵小杉店)  

最後はデザート(シャーベット)とドリンク(今回はアイスコーヒー)でフィニッシュ。

コースというだけあって、ランチでありながらも、多種多様な料理を堪能できる。
同店の売りである、鎌倉野菜、小田原鮮魚は満喫できる。みやじ豚(藤沢)は出てこなかったが……

重いメニューもないので、女性向けとしては申し分ない内容ではなかろうか。
もちろん、私のように、重ための料理が受け付けられなくなり始めた男性にも、イケると思う。

あとは、2,500円という値段をどう捉えるか。
個人的には、値段分の価値はあるとは思うが、あくまでランチと考えると、ハードルの高さは否めない。

また、この店は日本酒の取り揃えにも力を入れているようで、その真価は、夜に行ってみて初めて分かるのでは、とも考えている。
次は夜、アラカルトで勝負だ。

posted by たいにー at 23:51 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年10月25日

書きそびれていた武蔵小杉ランチ情報その3・100時間カレーAMAZING グランツリー武蔵小杉店

100時間カレーをご存じだろうか?
さらに言えば、すでに武蔵小杉店があるのを、ご存じだろうか?

厳密には、武蔵小杉店というよりは、新丸子店といったほうが適当な立地なのだが、そのあたりは戦略的な事情があるのかもしれない。いずれにしても、下記ページにて、弊ブログでも紹介している。

この系列店が、この度、グランツリー内にもオープンした。
よって、こちらは『グランツリー武蔵小杉店』となる。

武蔵小杉に二店舗。
いつぞや叫ばれた、カレー激戦区・武蔵小杉に真っ向から戦いを挑むかのような出店姿勢だ。
このチャレンジ精神(?)、嫌いじゃないぞ。

100時間カレーAMAZING グランツリー武蔵小杉店

かつて グランツリー武蔵小杉内にあった『霧島黒豚倶楽部』の跡地にオープン。
店名の通り、カレーライス、およびハヤシライスを売りにするお店である。

基本は新丸子にある武蔵小杉店(ややこしいな)と同じだが、価格帯を比較してみると、同じメニューでも、このAMAZINGの方が、ちょーっとだけお安い価格設定になっている。

こだわり野菜カレー(100時間カレーAMAZING グランツリー武蔵小杉店) 三元豚ロースカツカレー(100時間カレーAMAZING グランツリー武蔵小杉店)

上の写真は、こだわり野菜カレー(左)とロースかつカレー(右)。
写真が若干暗めなのは、露出を誤った+画像調整の手抜きのたまものだ。

ちなみに、新丸子の方でいただいたチキンカレーは、↓な感じ。

チキンカツカレー(100時間カレー B&R 武蔵小杉店)チキンカツカレー(100時間カレー B&R 武蔵小杉店)

新丸子は、ごはん皿とカレー皿が分かれる、古き良きセパレートスタイル。
ほーら、なんとなく豪華な感じがするでしょ?

おかげで、写真写りもなんとなくよく見えちゃうから、不思議。
価格の差は、こーゆーところに出ているのかもしれない。

お味のほうは、さすがに同じ(だと思う)。

 

グランツリー店舗は、さすがに立地のメリットもあってか、コンスタントにお客がついているイメージ。週末のお昼どきともなれば、行列も珍しくなく、5〜10人が入店待ちをしていることもざらだ。

ただ、そこはカレーショップ。
比較的、お客さんの回転が速いので、そこまで待ちくたびれるということはない(はず)。
新丸子同様、お持ち帰りもできるので、辛抱たまらんという方は、テイクアウトでどーぞ。

個人的な難点を一つだけ。
支払いが券売機オンリーになっている関係で、nanacoが使えないのが不満。
これは、グランツリーに入居している、比較的新しめの飲食店にみられる傾向。

せっかくセブンアンドアイグループが展開するモール内なのだから、せめてnanacoは使えてほしいところだが、ひょっとすると、その縛りをつけると店舗が入りづらいほど、候補の選定に四苦八苦してる、なんてことは……

posted by たいにー at 00:29 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年10月24日

書きそびれていた武蔵小杉ランチ情報その2・ふらんす食堂M

武蔵小杉……というよりは、最寄り駅は向河原駅。
しかも、面しているのは南武沿線道路。武蔵小杉駅からだと、徒歩10分くらいかしら?

お店の名前は、ふらんす食堂M。

ふらんす食堂M(向河原)

お店は、座席10席と非常に小さな規模。
店内に入ると、そのキッチンの狭さも際立って見える、それくらいに小さい。

お店の方向性は、店名の通り、ザ・フレンチ。
しかし、この中で、フレンチと呼べる料理が出てくるのだろうか?
果たして、出てくるんだな、これが。

骨付き鶏もも肉の赤ワイン煮(ふらんす食堂M) 豚ロース肉の黄金焼き(ふらんす食堂M)

ランチは三種類用意されている中で、この日は、骨付き鶏もも肉の赤ワイン煮(左の写真)、豚ロース肉の黄金焼き(右の写真)を注文してみた。

骨付き鶏もも肉は、フレンチっぽくソースが凝ってる感じ。
一方の豚ロースは、ピカタのようでいて、こちらもコクのあるソースが料理を彩る。

ランチなので、選択肢はあまりないが、ディナータイムであれば、いろいろな料理が出てきそう。ただし、それでもキッチンの広さは変わらないわけで、あの空間から、どれくらいの可能性が料理として紡ぎだされるのかは、興味のあるところ。

残念ながら、まだ夜の同店は試せていないのだが、ぜひチャレンジしてみたいと思っている。

posted by たいにー at 07:42 | Comment(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年10月22日

書きそびれていた武蔵小杉ランチ情報その1・海鮮問屋 浜の玄太丸

復活宣言をしたものの、更新頻度があがらず、スミマセン。

当面は、休眠中に書きたかったけど書けなかった、武蔵小杉界隈の未掲載ランチ情報を載せていこうと思っている。ストックがかなりあるものでして。

内容的には『ちょっと』前の内容なので、ひょっとしたら書いているような内容が、今は存在していないよ、ということもあるかもしれないが、その場合は雰囲気だけくみ取っていただくということで、ご勘弁いただきたい。基本的に、この記事を掲載した時点では、お店はまだ存在しているはずなので。

#掲載候補に入れていながら、掲載前になくなった店もあるわけで。
#諸行無常ですなあ。

ということで、今回は東急武蔵小杉駅とイトーヨーカドーの間に位置する、浜の玄太丸だ。

海鮮問屋 浜の玄太丸

海鮮系の居酒屋として名を馳せる同店。
ランチも積極的に展開していて、なにより週末(土曜、日曜)を問わず、原則として無休で営業しているのがありがたい。日曜はお休みの店も多いだけに、結構お世話になっている。

海鮮丼(海鮮問屋 浜の玄太丸)煮魚定食(海鮮問屋 浜の玄太丸)

上の写真の通り、ランチでもやはり海の幸一直線。
海鮮丼に煮魚、焼き魚と、魚食べたきゃいつでも来やがれ状態。
特に、煮魚料理をお昼に食べられる店は限られるだけに、貴重な存在だ。

お店の前には、発泡スチロールの中に魚を泳がせる生け簀があり、同店のシンボル的な存在でもある。
道行く家族連れ、特にお子さんが、魚の動きに興味津々で足を止める……という光景も、もはやおなじみだ。

現代社会の食生活は、とかく栄養が偏りがち。
特に魚は、かなり意識的に食べようとしないと、口にする機会は少ないだけに、
「お昼に魚食べたいなあ」
という方には、お勧めしたいお店である。

ただ、個人的には、未挑戦のフカヒレあんかけチャーハンが、どうにも気になるわけで……。

posted by たいにー at 22:01 | Comment(1) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年03月20日

あえて網焼きで勝負する独自のジンギスカン、羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

武蔵小杉に、新たなジンギスカンのお店がオープン。
地味ながらも、なかなかに心揺さぶられる報に接したのは、2月の下旬ごろだっただろうか。

新たなお店の名前は『羊肉酒場 悟大』という。

羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

『庄や』、『やるき茶屋』、あるいは『とり家 ゑび寿(えびす)』といったチェーン店を持つ大庄グループの羊肉酒場という業態の店舗である。武蔵小杉以外では、水道橋や用賀、佐賀(九州)など8店舗を構える(2017年3月現在)。

武蔵小杉界隈のジンギスカンは『どぅー』があり、立地としても非常に近いところに位置している。ある意味、真っ向から戦いを挑んだ格好だ。

先駆者である『どぅー』の対抗馬として、『悟大』はいかなる存在たるのか。
早速行ってみた。

見よ、そして食らえ! この肉の分厚さを!

まずは、ナニはなくともビール。
そして生ラムをオーダー、臨戦態勢を整える。

生ラム・特上肩ロース(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)生ラム・ショルダー(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

上の写真は、左が特上肩ロース、右がショルダー(いずれも2人前)なのだが……。
なんだか、一切れが大きく、そして分厚くはありませぬか?

実際食べてみると、確かに大きい。
普通の人は、とても一口で頬張れる大きさではない。ワタシも、焼きあがったものから、箸でちぎりつつ食べていったほどだ。

ただ、お肉自体は柔らかさも十分、箸での裁断が難しかったとしても、噛み切ることは容易。
『想定以上に大きい』以外に、食べづらさを感じることはない。
肉々しい噛みごたえとジューシーさは、重文に満足感を与えてくれる。そんじょそこらの薄切りラム肉とはワケが違うぜ。

ビールと網焼き鍋(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)網焼き鍋(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

ところで、上の写真を見て、何か違和感を持たれた方は、いらっしゃらないだろうか?
ジンギスカンというと、特徴的な鉄鍋の上で、野菜、そして肉が焼かれるのが一般的だ。

だが、こちらのお店では、鍋は使わず、網焼きによる調理。
そういえば、お店の看板にも『あみやき』と書いてあったような……
ま、美味しければなんでもいいんだけど(こだわりなし)。

しかし、網焼きでもなんでも、ジンギスカンともなれば、やはり野菜は欲しいところ。
メニューのおススメに『特性野菜炒め』があったので、これを頼んでみる。
で、やってきたのが、コレ。

特製野菜炒め(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

ワタシは『焼き野菜』のつもりで注文したのだが、これはなるほど、確かに野菜炒めだ。
しかも、やたら量が多い。
ちなみに、これ以外にも『焼き野菜』はきちんと存在するのだが、野菜はこれで充分であった。

ところで、羊肉メニューは、通常の生ラムのほかに、味付けジンギスカンがある。
せっかくなので、ラムロースの味付けを注文してみる。

味付けジンギスカン(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)味付けジンギスカン(羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店)

うん、色はまさに、味付けジンギスカンのそれ。
味わい的にも、甘さと旨みを感じさせる特製ダレで、年齢問わず楽しめそう。大人の皆さまは、ピリ辛旨ダレでもいいかもしれない。

……と、今回の注文は、これにて終了。
決してお腹が減っていなかったわけではないのだが、なにせ最初の分厚いお肉群(軍)の破壊力がすごかった。〆のごはん類などの出番なく、クローズとなった。野菜炒めの威力もすごかったが……。

『ジンギスカン』というよりも『羊肉焼肉店』として楽しめ

結論から言うと、『悟大』はあくまで『羊肉酒場』であって、ジンギスカンのお店ではない、というのが、ワタシの率直な感想である。羊肉専門焼き肉店、といった方が適切だろうか。

ただ、いわゆるジンギスカン鍋ではなく、網焼きで提供するのは、あくまで同社の『意図したこだわり』によるものとのこと。実際に出てくるラム肉は、どれも臭みなく、ジンギスカンに抵抗のある方でも、試してみる価値は十分にありそう。なにより、その食べごたえ感は、ワタシの予想をはるかに超えていた。

注文量は、比較的少なめとなってしまったが、こちらのお店は、ほかにも羊肉餃子、羊肉の希少部位(特上タン、せせり、ハツなど)、ラム茶漬けなど、面白いメニューがいろいろある。これらは、ぜひとも次回、ためしてみたいものだ。

羊肉酒場 悟大 武蔵小杉店

全体的な満足感は高く、コストパフォーマンスも非常に良いのだが、難点も。

行ったことのある方は分かると思うが、こちらのお店、各テーブルから生じる網焼きの煙が、店内に充満する。見通しが悪くなる(煙たくなる)のもさることながら、衣服に匂いがついてしまうのは、不可避となる。一応、上着などはビニール袋に入れてもらえるのだが、それ以外の衣類や荷物には、ある程度の焼肉臭がついてしまうのは、覚悟しておく必要がありそうだ。

気の置けない友人たちと、一緒の煙にまみれながら、楽しくラム肉をつつく。
この店は、そんな楽しみ方がピッタリな気がするのだ。

posted by たいにー at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年03月12日

グランツリー店舗紹介(11)〜グランツリーにも、つけ麺専門店登場、つけ麺や 武双

世の中、どうにも店が入れ代わり立ち代わりになる区画というものはある。
原因はいろいろだ。店の方向性と客層のアンマッチ、価格帯、流行りの問題……などなど。

ことショッピングモールにおいても、それは例外ではないようだ。
グランツリー武蔵小杉において、オープン時にはマウイマイクス(ロティサリーチキン)、その一年半後にはハオツァイ(スープ春雨)が入っていた区画が、これにあたる。レストランエリアの中でココだけが、二年ちょっとの間に、すでに二度も閉店の憂き目を見ている。

(スープ春雨はともかく、マウイマイクスは、ワタシは割と好きだったのですが……記事も書いていたのですが、掲載の日の目を見ずに終わってしまいました)

そして三店舗目となる今回、入居したのは、つけ麺のお店。
『つけ麺や 武双』、入場である。

つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店

ワタシが感銘を受けたのは、麺の上に乗るチャーシュー

こちらのお店の売りは、言うまでもなくつけ麺。
そしてスープが、鶏魚介、鶏白湯の二本柱を軸に提供されること。
原則、どちらかを選ぶことになるが、欲張りな方には、二つのつけ汁を一度に楽しめるセットもある。

つけ麺・大盛り(つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)つけ麺・普通盛り(つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

こちらは、つけ麺大盛り(麺400g)。
参考までに、右の写真は、普通盛り(麺300g)。
追加料金なしで大盛りにできちゃうのは、ちょっと嬉しい。
なお、今回選んだスープは、オーソドックスに鶏魚介。

家系ラーメンばりの海苔に加え、チャーシューの見栄えがインパクト大。

つけ麺というと、スープが濃い味という印象が先入観としてあるのだが、こちらのスープは意外にあっさりめ。今回は鶏白湯を体験せず終いだったが、鶏白湯はもっとあっさりなんじゃないだろうか、と想像すると、どんな味わいになるのか、という点は、興味のあるところ。

つけ麺 (つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

麺は平打ちにも近い太麺。
国産小麦『春よ恋』を使用した麺とのこと。それほど味が絡みやすい感じではないが、弾力感は十分。私は好きなタイプの麺だ。

しかし、ワタシにとって、このつけ麺の神髄は、あえて別にあると言わせていただこう。
それは、チャーシューだ。
炙りチャーシュー、こいつの存在感が、画的にも味的にも強い。

つけ麺の炙りチャーシュー (つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店)

『炙り』の冠はだてではなく、薫した風味というか、非常に香ばしい味と香りをまとっている。
美味しいのはもちろんだが、このチャーシューをスープに浸すと、その香ばしさがスープにも転化され、スープの味わいが増す。結果的に、面の味わいも変化する。これは面白い。

ワタシは、いまだかつて『チャーシュー麺』というものに魅力を感じたことがなく、別にラーメンにチャーシューは必要ない、とまで考えたことがなかったのだが、つけ麺 武双のチャーシューは、初めて『食べたい』と思えるチャーシューだと感じた。この店のチャーシューつけ麺、およびチャーシュー麺た、頼んでみてもいいかな、と思うのだ。

果たして三度目の正直なるか

フードコートには存在したものの、一階グルメフロアにおいては、初のラーメン専門店の出店。
オープンから約一か月が経ち、客足は落ち着いてきてはいるものの、週末のお昼ともなれば、行列ができる光景は、ほかの飲食店に劣るものではない。

とはいえ、懸念がないわけではない。
まず、つけ麺ブームが、やや下火になり始めていること。
同店は普通のラーメンもあるので、ブームのみに客入りが左右されることはないと思うが、老若男女が訪れるグランツリーの客層を、継続的に取り込めるかどうかは、今後の課題だろう。

もう一つ、ラーメン店にしては、価格がややお高めであること。
ノーマルのつけ麺やらーめんが850円から(2017年3月現在)。バリエーションメニューは、1000円を超えるものも少なくなく、家族全員で気軽にラーメンを、とするには、いささかお値段が高くつくかも。

一方で、たのグランツリー飲食店と同様、23時まで営業しているというのは強み。
飲み会帰りのサラリーマンが、〆のラーメンのために立ち寄る、なんて使い方もできそう。

つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉店

果たして『二度あることは三度ある』、となるか。
あるいは『三度目の正直』となるか。
この区画にお店が根付きにくいという、悩ましいジンクスを、ぜひとも払拭していただきたいものである。

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2017年01月29日

武蔵小杉駅からはやや歩く、住宅街の中にたたずむステーキハウス グランパ

ステーキを食べたくなるときはあるもので

武蔵小杉。
言わずと知れた、ワタシの住む街、愛すべき街。

最近、その頻度こそ減ったものの、無性に肉を欲することがある。
ああ、肉が食べたい。ガツンと、パンチの効いた肉を。
ガツンといえば、ステーキだろう。若干、高嶺の花感はあるが、たまに食べるくらいなら、許容の範囲内。神様もお許しになるに違いない。

ステーキと言えば。
先日、小杉近辺を散歩していたときに、ステーキハウスを見かけた。
駅からはそこそこ距離があるが、なんとなくよさげな雰囲気。

よし、あそこに行ってみよう。
その店の名を、『ステーキハウス グランパ』という。

ステーキハウス グランパ(武蔵小杉)

サライ通りをどんどん西へ、武蔵小杉駅からは、だいたい10分ちょっと。
こちらのお店、昔はなかったよなあ……と調べてみたら、昨夏にオープンしたという。
ワタシが忙しくしている間に、ワタシに隠れてこっそりオープンさせるとは。
(↑↑↑いろいろ、とんちんかんなコメントを並べていることをお許しください)

こちらのお店のメインは、やはりなんといってもステーキ、ステーキ、ステーキ。
ステーキはビーフステーキとハンバーグステーキの二枚看板。そのほか、ポークステーキやビーフシチュー、ビーフカレーにお子様プレート、ドリアまである。いわば、必殺洋食キングダム。

メニューを見ただけでも、目移りしてしまうが……いかんいかん。
ここは初志貫徹、グランパステーキをいただこう。

グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)

こちらがグランパステーキ。ライス、スープ、ミニサラダ付き。
大きさは……さだかではないが、150gは優にありそうだ。
ちなみに、レギュラーメニューのリブロースステーキ、サーロインステーキ、ともにグラム数は180gからとなっている。うむ、それに近いくらいの量はあるかもしれん。

では、いただきます。
食べてみると……

グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)グランパステーキ(ステーキハウス グランパ)

ん〜、肉だ(あたりまえ)。
ほどよいミディアムレア感。これ以上赤いのはちょっと……という私の心理を巧みに突いた焼き加減だ。

ソースはデミグラス、和風マスタード、おろしポン酢、ガーリックオニオンの中から、今回はガーリックオニオンでお願いしてみた。

ガーリックオニオン、大正解。
ガーリックの風味と飴色になったオニオンの甘さと、ステーキの旨み、実によいアンサンブルだ。
そのほかのソースも気になるところではあるが、デミグラスソースは、どちらかといえばハンバーグのお友達。ステーキとの相性がどうなのかは、ちょっと気になるところ。

一方、家人はハンバーグステーキを注文した。和風おろしポン酢バージョン。

ハンバーグステーキ・和風おろしポン酢(ステーキハウス グランパ)ハンバーグステーキ・和風おろしポン酢(ステーキハウス グランパ)

ワタシも一口いただいてみたのだが……
食感に特徴がある。
すごくしっとり。
ハンバーグのつなぎに鍵があるのか、一口分は、ハンバーグの一体感から切り離された一部、という感じがする。さまざまな加工手順を経て作られたものではなく、最初から一枚肉だったかような……というのは、いささか誇張が過ぎるかもしれないが、この密度とジューシーさは、なかなかよい、よいぞ。

ランチタイムのひととき、ワタシはステーキに満たされ、酔いしれた。
ごちそうさまでした。

細かいところでうれしい要素満載の洋食屋さん

実は今回のステーキ所望には、裏があって……

1月2日に放送された『孤独のグルメ お正月スペシャル』で、主人公の五郎さん(演:松重豊)が深夜にステーキを食べるシーンがあり、これがまた実に美味そうで、見事に感化されてしまった、というわけだ(記事の文体も、久々に『孤独のグルメ』に寄せてみた)。とはいえ、こちらのお店を見つけたのはつい最近の話で、ある意味、渡りに船ともいえる。

考えてみると、武蔵小杉界隈で、純然たる洋食屋さんというのは、意外と貴重かもしれない。
駅から若干距離があるのは難点だが、住宅街の中にたたずむ様子は、まさに隠れ家的存在。
方向性は若干異なるが、今はなき武蔵中原にあった洋食の名店『多羅葉樹』を思い起こさせる。
ご夫婦でお店を切り盛りされているのか、アットホームな雰囲気が漂うのも、どこかホッとさせてくれる。

個人的には、完全禁煙であることと、土曜に加えて日曜日も影響しているのがうれしい(水曜定休)。
また、夜に来たときには、どんな雰囲気なのかも気になるところ。

とりあえず、ステーキ以外のメニュー、ビーフカレーとハンバーグドリアが気になって仕方がない。
これはまた行かねばだ。
あとは、次回訪問時に、再び『ステーキ食べたい病』が再発していないことを、願うばかりだ。

posted by たいにー at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月16日

丸の内の実績をひっさげ、いざ武蔵小杉へ、Pasta & Grill Antibes グランツリー武蔵小杉店

グランツリー武蔵小杉が開業して、すでに2年が経過した。
早いものである。

いくつかの飲食店で入れ替わりはあったものの、オープン当初から残っている店も数多く、固定客がついている店も多そう。

お店の傾向としては、モールとしての傾向も相まって、家族連れが入りやすい店が多い印象がある。
そんな中でも、今回紹介するお店は、家族連れのみならず、カップルや友人同士、あるいはパーティーなど、幅広い用途に使える使い勝手の良さが、売りの一つである。

Pasta & Grill Antibes グランツリー武蔵小杉店、ご案内しよう。

Pasta & Grill Antibes 武蔵小杉

このお店、東京・丸の内に居を構える『Grill & Bar ANTIBES』の姉妹店である。
こちらは立地を踏まえた大人の雰囲気漂うレストランであるのに対し、武蔵小杉の方は、ややファミリー向けに舵を切った、それでいてモールの中では、比較的落ち着いた空気を醸し出す存在である。

……と、堅苦しい紹介となってしまったが。
おなかが減っているので、さっそくいろいろと頼んでみることにする。

イタリアンフレンチとはなんぞや、を知らずに頼む料理4品

まずは、前菜盛り合わせ五種盛り。
生ハムやらサーモンマリネやらトマトのカプレーゼやら。
見た目からして、ザ・イタリアン。
この面々を目の当たりにすると、ビールではなく、ワインを頼んでおくべきだったかな、とちょっと公開するところも、あったりなかったり。

独特のビールジョッキ(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

ハイ、ビール頼んじゃってます。
ちょっと面白いミニジョッキですな。

ヤリイカと枝豆、ドライトマトのペペロンチーノ(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

こちらは、ヤリイカと枝豆、ドライトマトのペペロンチーノ
ペペロンチーノというと、パスタを思い浮かべるが、ここには麺らしきものは存在しない。あるのはトマトとイカ、そして一面を埋め尽くす緑の軍団。

枝豆をペペロンチーノにするという発想はなかった。
そして、意外とこれはアリ。味もしっかりめで、お酒を飲みながらちまちまつまむお料理としてはうってつけだ。

豚肩ロースのグリル(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

きたぜ、ドカンと肉料理。豚肩ロースのグリルだ。
この店の看板にも掲げられている『グリル』の王道を行く料理の一つだ。
甘じょっぱいソースに満たされた豚肉のソテーは、味わい的にもボリューム的にも程よい感じ。ひと切れの食べごたえが結構あるので、見た目以上に満足感が高い。

エビ、イカ、アサリ、ムール貝のトマトリゾット(Pasta & Grill Antibes武蔵小杉)

そして最後に、エビ、イカ、アサリ、ムール貝のトマトソースリゾット。
これはもう、名前の通りだ。
ムール貝以外、赤い色に染まってしまって分かりづらいが、各種魚介類が、そこかしこに散りばめられていて、具だくさん感強め。

この日の料理の中では、最も味付けが濃い目で、家人はあまり量をいただけなかったようだが、その分、ワタシがパクパクと平らげさせていただいた。とはいえ、しっかりした味わいは、二人か三人で取り分けていただくのがちょうどいいくらいの塩梅かも。

まったくもって個人的な感想として、料理名に具材の名前が並んでいるので、あとから「さて、あの皿には何が入っていたっけか……」と悩まなくて済むのも、大変ありがたい。

肉や魚もいいけど、野菜もね

今回、パスタかリゾットかで悩み、最終的にはリゾットに走ったわけだが。
お店の名前に『Pasta & Grill』を冠していることを考えれば、ここはパスタにしておくべきだったか、とちょっと後悔。いや、リゾットも十分に満足したけど。

こちらのお店は、肉や魚介類のグリルのみならず、野菜メニューにも力を入れているのが特徴の一つ。最近はコンプリートベジタブルプレート、通称『コンベジ』なるランチメニューを取り入れ、色とりどり、かつ年齢を問わず食してもらえるような食事の在り方を提供している。

全般的に美味しいのは間違いないのだが、欲を言えば、『この店ならコレ!』という看板メニュー、あるいは他店にはない特筆した要素がほしいところだ。○○をいただくならアンティーブだよね、と思わせるようなウリが登場したら、グランツリーの中でも、その存在感をさらに増すに違いない。

私自身、今回はディナーでの訪問だったが、次回はぜひ『コンベジ』にもチャレンジしてみたいものである。野菜中心ということで、女性には受け入れられやすいと思うが、男性やお子さんには、ちょっとハードルが高い……かな?

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2017年01月09日

日本酒と魚介料理に定評のある武蔵小杉の老舗店、海鮮山鮮

武蔵小杉に住み始めて、かれこれ10年以上となる私だが。
以前から気になってはいたものの、なかなか入る機会に恵まれないお店、というのが結構ある。

今回ご紹介するのも、そんなお店の一つ。
綱島街道・市坪交差点近くにある居酒屋、海鮮山鮮だ。

海鮮山鮮(武蔵小杉)

一般的にいうところの『海千山千』(うみせんやません)は、世間の酸いも甘いも知り尽くした百戦錬磨のイメージだが、千→鮮と置き換えることで、元のイメージを残しつつ、飲食店にふさわしいイメージを醸し出している。

この店に初めて伺ったのは、2016年の夏。
その後、なんどか訪れているのだが、記事にするタイミングを完全に逸してしまっていた。
時季外れのメニューもあるが、そのあたりはご容赦いただきつつ、とりあえずご紹介。

すべてはお酒のために、美味しくいただくために

こちらのお店の売りは、魚介系料理の数々。
そして、それに合うお酒、主に日本酒の品ぞろえに定評がある。

ここ一年で日本酒に目覚めた私としては、開拓するべくして開拓することになった店なのかもしれない。
では、お酒とともに、お料理をいただこう。

紅鮭のかま焼き(海鮮山鮮)

パッと見でいくらと大根おろししか目立たないが、最初の皿は、紅鮭のかま焼き。

言ってみれば、親子共演の焼き物料理。鮭そのものの塩味がそれほど強くないだけに、いくらの塩味とおろしのさっぱり感がいいバランスで交わりあう。でも、鮭の身を箸でつまむと、いくらを一緒に箸にのせるのは難しく、最後に『いくらおろし』という料理に変貌してしまう……のは、ご愛敬。

秋野菜の揚げ浸し(海鮮山鮮)

ザ・秋メニューから、秋野菜の揚げ浸し。
素揚げから天ぷらから、芋からピーマンかられんこんから、味だけでなく色彩的にも楽しめる一品。

れんこんの穴に詰まっているのは明太子。これだけでお酒がガンガン進む味わい。
こちらには大根おろしとしょうがおろしが添えられており、濃い味の緩和剤(?)として大活躍。

タコの磯辺揚げ(海鮮山鮮)

磯辺揚げであることは、写真を見てだいたいわかると思うが、何の磯辺揚げかわかったら、すごいぞ。
実は……と、引っ張るほど奇異なものではないのだが、タコの磯辺揚げ。

狙ったものなのかどうかは分からないが、磯辺の衣が比較的厚めで柔らかく、タコの触感と若干かぶり気味。一体化しているという見方もできるし、タコの触感が楽しめないとも言えるし、タコに何を求めているかで、この料理の評価が変わってきそう。

辛子蓮根(海鮮山鮮)

こちら、熊本名物・辛子蓮根。
家人の大好物だが、九州料理のお店でないと、なかなか提供されないのが悩みの種。ということで、メニューに書いてあると、必ず注文する一品。

だが、海鮮山鮮の辛子蓮根が、他の店のそれと決定的に違っている点が、一つある。
それは、料理が『揚げたて』で供されること。

辛子蓮根といえば冷たい、あるいは常温の料理というイメージがあるが、ここの辛子蓮根を同じ感覚でほおばると、確実にやけどする。だが、これが美味しい。私の中の辛子蓮根のイメージががらりと変わった。そして、子の辛子蓮根のためだけに、また来てもいい、と思わせる一品である。無論、お酒のお供に最適というのは、言うまでもない。

アジのなめろう・秋版(海鮮山鮮)アジのなめろう・夏版(海鮮山鮮)

上の写真は、どちらも同じ、アジのなめろう。
ただし、左が秋バージョン、右が夏バージョン。夏の方が、氷の上に乗って、非常に涼しげ。

見た目もそうだが、実際に食べてみても、かなりボリューミー。
しかも味噌とゴマの風味がかなり強い。そのため、塩味も強めとなっているので、基本的にお酒とともにいただくのが前提のメニューと言える。もう少しアジそのものの風味を前面に押し出してもいいかも。

愛すべき武蔵小杉の老舗店

日本酒とお通し(海鮮山鮮)

というわけで、『お酒とともにいただく』という観点で、料理をいただいてみた。
全般的に味付けは濃い目で、そのあたりがお酒を売りにする店ならでは、という気がする。
また、客層に男性やサラリーマンが多いのだろうな、と感じさせる要素では、ある。

日本酒は常に10種類前後を用意し、定期的に銘柄が入れ替わっている模様。
日本酒の品ぞろえが充実しているお店は、武蔵小杉駅近辺ではあまりないだけに、それだけでも貴重な存在である。むしろ、もっと増えてほしいくらいだが。

お店に行ってみるとわかるが、料理のメニュー数が非常に多く、そのほとんどが、まるで受験生の合格祈願のごとく、壁などに貼りめぐらされている。もちろん、手元にメニュー評もあるのだが、これもまた、寺子屋の教科書のような装丁で、かなり味のあるつくり。

武蔵小杉が全国的に有名になる前から存在する、貴重なお店の一つでもあるこのお店。
魚料理は、冬場がおいしいイメージ。
この季節が終わらないうちに、また足を運んでおきたいところだ。

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2016年08月14日

武蔵小杉駅発着のJR路線2つが190%超え 今後も悪化する混雑に解決の糸口はあるか

東京圏の混雑ワースト3路線に、武蔵小杉関連が2つも

武蔵小杉駅の混雑・利用率が、うなぎのぼりである。

……と書いたのは、何も最近の話ではない。事態は2010年に入ってから顕在化し、改善の見込みはまったく見えてこない。

先ごろ、東洋経済オンラインにて、武蔵小杉駅の混雑ぶりを憂いた記事が掲載された。
記事の要旨は、乗り入れる路線の混雑率のみならず、駅のホーム、果ては駅に入場する改札までもが混雑、交通機関の対応が、街の発展に追いついていない、とするものだ。

国土交通省が発表している、平成27年度の『東京圏における主要区間の混雑率』によると、東京圏における混雑率上位ランキングの中で、実に3位と5位に、武蔵小杉駅の名が燦然と輝いている。もちろん、あまりうれしくない人の方が多いとは思うが。

順位 会社 路線(区間) 混雑率
1位 JR東日本

総武線 (錦糸町→領国)

199%
2位 東京メトロ 東西線 (木場→門前仲町) 199%
3位 JR東日本 横須賀線 (武蔵小杉→西大井) 193%
4位 小田急 小田原線 (世田谷代田→下北沢) 191%
5位 JR東日本 南武線 (武蔵中原→武蔵小杉) 190%

言うまでもないが、これらの路線は、ラッシュ路線として定評のある中央線快速(中野→新宿)や、東急田園都市線(池尻大橋→渋谷)よりも上位ということになる。

で、実際のところはどうなのさ

かの路線は、なぜここまで混雑するようになったのか、という疑問をここで呈するのは、あまり意味がない。
とかく車両内の混雑ばかりが取りざたされる南武線、横須賀線両線だが、利用している方ならご存知の通り、この2線、駅のホームも、朝を迎えるたびに戦場と化す。

ここでは、実際の現場感(2016年7月現在)をお伝えしてみる。

東急東横線

バイパス線である東急目黒線の登場で、混雑が緩和されたのも、今は昔。
今や副都心線、西武線、東武線などへの乗り入れの影響……かどうかはわからないが、朝の混雑は高止まりしている感がある。

無論、各駅停車よりも快速、特急の方が、混雑率は高まる。
そして、各線乗り入れと、過去の元住吉衝突事件の影響からか、以前よりも遅延するケースが増えたような気がする。もちろん、無理のない運行を心がけていただくのは当然なのだが、一分一秒を争う朝の時間帯では、どうしてもストレスを増す要因となってしまう。

東急目黒線

紹介した4路線の中では、最も混雑率が低い。
もちろん、座れるほどの余裕はないが、少なくとも乗れるかどうかを心配するほどの混雑はない。
朝の上り方面だけでなく、夜の下り方面も、他の路線と比べると、その混雑度は一段下回る。

遅延についても、乗り入れている東京メトロ南北線、都営三田線がさほど遅延することもないためか、あまり頻繁に遅延が発生するというイメージはない。状況が許せば、一番使いたい路線である。

JR横須賀線

現在、私がメインで使っている路線である。
東京圏混雑率第3位の肩書は伊達じゃない。混む。とにかく混む。

また、横須賀線は東海道線や東横線の振り替え路線としても使われるため、この二線がコケると、もはや武蔵小杉からは乗車することさえ容易ではなくなる。横須賀線は遅延していないのに、なぜか乗車できない(遅延証は出ないのに遅れる)という最悪の事態も。

武蔵小杉駅ホームには、各乗り場に横須賀線列と湘南新宿ライン列の表示があるのだが、混雑してくると、湘南新宿ライン列から無法状態で横須賀線車両になだれ込み、一触即発の空気に包まれることもしばしば。

遅延の頻度? 言うに及ばず、というレベルである。

JR湘南新宿ライン

私が以前にメインで使っていた路線。
横須賀線に比べると、確実に混雑率は低いので、乗れないということは、まずない。

ただし、基本的にダイヤ通りには動かないと考えた方がいい路線。仮に渋谷や新宿に行くのであれば、私であれば、定期代の額面を気にしないという前提で、湘南新宿ラインではなく、東急東横線を選ぶ。

週末に使う程度ならともかく、できるのであれば、通勤用に使うのはお勧めしない。

JR南武線

スミマセン。
ほかの線は、なんだかんだで朝の通勤ラッシュ時間に利用することがあるので、その様子もなんとなく把握しているのだが、南武線に限っては、利用する機会がないので、こちらの様子はわからない(わかりたくない、というのが正直なところかも)。

一時期、『よんれつ』という独特のデザインを用い、4列待機の啓蒙を行った南武線だが、いかんせん、一編成6両という輸送力の限界がボトルネックとなっており、混雑の解消には至っていないものと思われる。

朝の遅延については、頻度こそ横須賀線ほどではないが、一度遅れると、影響がかなりデカい。
こうなってみると、廃案となってしまった川崎市縦断地下鉄を、南武線のバイパス路線として検討する価値は、あったんじゃないかと、これはいまさらの話。

 

南武線については、以前からある路線ゆえ、やむを得ない部分もあるだろうが、横須賀線ホームについては、完全に再開発を前提……というよりは、再開発のシンボルにすらなった存在だ。これはJR、および自治体の読みの甘さを指摘されても、仕方があるまい。

しかも、武蔵小杉の人口増は、まだ道半ばである。
マンションはまだまだ建設され、人もまだまだ増える。当然、駅も列車もまだまだ混む。

この悪化の一途をたどる混雑に、どう対処していくのか。
もうこれは、武蔵小杉駅を利用する人々の宿命なのかもしれない。

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2016年07月10日

グランツリー武蔵小杉内の雨時々小豆では、甘味ではなくローストビーフ丼がトレンド?

ブームの波は、ついに武蔵小杉にも?

最近、巷でローストビーフ丼なるものが、ブームである。

火付け役とされるのは、高田馬場のレッドロックというお店で、マスコミなどでとりあげられ、人気を博すと、あTこちの店でローストビーフ丼を提供するお店が続出。一躍ブームと化した。

ローストビーフ丼なんて、そのへんのスーパーで買ってきたローストビーフをごはんの上にのせて、適当に醤油かソースでもかければ完成だろう、と私などは考えてしまうわけだが、どうやらそーゆーものでもないらしい。

ローストビーフは、とにかく山盛り。その上に卵や独自のソースをかけ、お店ならではの味を出すことに、各店とも腐心しているのだとか。

今をときめくローストビーフ丼だからこそ、今をときめく武蔵小杉でもあるのではないか?

ありました。
しかし、提供していたのは、どこぞのレストランでも、どこぞの定食屋さんでもなく、なんと甘味屋さん。グランツリー武蔵小杉の中にある『雨時々小豆』(あめときどきあずき)という店であった。

雨時々小豆(グランツリー武蔵小杉)

『甘味処』という垂れ幕を掲げる通り、このお店の主線は、和のスイーツ。
わらびもちや抹茶アイス、みたらし団子など、お茶とともにいただきたい甘味がウリである。

その一方で、軽めのお食事メニューも用意されている。
けんちんうどんや豆乳うどんなど、女性向きのメニューを用意。奥様方のランチ需要にも応える。

そんな同店が、ローストビーフ丼を始めた。
サイズは並盛りと大盛りの二種類。いずれも味噌汁が付き、豪勢にいきたい、という方は、追加料金でビールセット、あるいは甘味セットなんてこともできちゃう。

せっかくだから、話題のローストビーフ丼、いただいてみるとしよう。

女性向けの丼でも、肉のデカさは容赦なし

ローストビーフ丼・大盛(雨時々小豆)ローストビーフ丼・並盛(雨時々小豆)

で、こちらがそのローストビーフ丼。
左の写真が大盛り、右の写真が並盛り。
写真だと分かりづらいが、肉とご飯の量が、大盛りと並盛りでは明らかに違っている。
当然、大盛りのほうが多い。

添えられているのは、かいわれ大根と卵黄、大根おろし。そしてその上から、自家製の特製甘だれとサワーマヨネーズが縦横無尽に駆け巡る。

では、いただきます。

……肉、でかっ。
一切れの肉がデカい。基本的に一口でほおばるのはあきらめたほうが良い、それくらいのデカさだ。

並盛りだと普通だが、大盛りだと確実にボリューム感はある。とはいえ、あくまで中年男性の感覚であり、育ち盛りの若者や、食欲旺盛な肉食女子にとっては、その限りではないかもしれないが。

これでもか、とご飯を覆いつくすローストビーフ。唯一無二の主役である薄切り肉の存在は、必要にして十分。ソースの味は、ドレッシングのような感じで、かいわれ大根とのコンビネーションの相まって、サラダ感覚で食べられる。このあたりのバランスも、女性を意識してのことか。

もうひと工夫あれば看板メニューも夢ではない?

ローストビーフ丼・大盛(雨時々小豆)

まごうことなく楽しめたローストビーフ丼だが、願わくば改善してほしい、という点もいくつかある。

一つは、一切れあたりの肉が大きすぎること。
ボリューム感を出すための演出なのかもしれないが、男性の私が食べづらさを感じたほどだから、女性はもっとしんどいのではなかろうか。細切れにすると、見た目のインパクトこそ弱くはなってしまうが、その分『積み上げられる』感は強調されそう。

もう一つ、ローストビーフを楽しむための『もう一味』がほしい。
例えばしょうが、例えばこしょう、例えば山椒……といった感じで、丼全体を終始甘酸っぱいソースでいただくからこそ、途中にメリハリをつけるためのひと工夫がほしいところ。

あと、いわゆる『ブームの大元』と呼ばれるお店のローストビーフ丼と比べると、お値段の割には、若干見劣りしてしまうかもしれない。そのあたりは、立地であったり、ターゲットであったり、単純な比較はできないということで、ここは納得しておこう。

以上、ぜいたくなリクエストでした。

 

言いたいことを言って(書いて)はみたが、なんやかんやで、きっちり堪能し、きっちり完食。
見れば、週末のお昼どき、店内は女性中心に多くのお客さんで賑わい、ほとんどの方が、ローストビーフ丼を注文されていたご様子。やはり女性は、流行には目ざとい、ということか。

グランツリーの公式サイトにおける、『雨時々小豆』の店舗紹介ページなどを見ても、メインの写真には、甘味ではなく、今やローストビーフ丼が据えられている。同店は今後、ローストビーフ丼をメインに推していく、とことなのかもしれない。

武蔵小杉で食べられる、数少ないローストビーフ丼を提供するお店。
興味のある方は、ぜひ一度おためしを。

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2016年03月20日

武蔵小杉の隠れた癒しスポット、吉岡時計店でのひととき

東急・武蔵小杉駅のほど近く、府中街道沿いに位置する時計屋さん、吉岡時計店。
5年半ほど前にも、弊ブログで紹介しており、それ以来、頻度は多くないのだが、何度か利用させていただいている。

吉岡時計店(武蔵小杉)

今回もまた、腕時計の電池交換のために、こちらの店を訪れた。

コチラのお店は、ベテランの職人さんがお店を切り盛りしているのとともに、公式サイトでも紹介されているようなネコが、お店に時折顔を出すのが特色。ネコの様子は、お店の外からでも拝見できることがあり、通りがかるたびに、今日はいないかな〜、とお店の方に視線を送ることもしばしば。

この日も、お店にネコが出ていてくれればいいなあ……と期待しつつ、その扉を開けてみると……

いた!

吉岡時計店のネコ(武蔵小杉)

いやー、もう、これはネコのネコによる、いかにもネコらしい寝姿。
愛らしいという言葉をもってしても、物足りぬほどのかわいらしさと、ほのぼのさ加減を醸し出している。

思わず、写真撮ってもいいですか? と訊き、許可を得て撮影させていただいたのが、今回の写真。
しばらくすると、「なんにゃ〜?」という感じで、ちらっとこっちを見つつ、そのままネコ蹴る。いや、寝こける。

吉岡時計店のネコ(武蔵小杉)

いやー、ずーっと見ていても癒される。

メインの目的は腕時計の電池交換で、その目的は十分に果たされているのだが、プラスアルファの満足感。いや、お店の本質とは何の関係もない要素なのだが、お店でほっこりとした気分にさせられたのは、疑いようのない事実。

いつもいるわけではないが、運よく遭遇したときは、思いっきり愛でていただきたい。
というわけで、今回の記事は『それだけ』である。

中身がなくて、すみません……。

posted by たいにー at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月24日

第75回こすぎナイトキャンパス『「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」を語ろう!』に参加してきた

過日、こすぎナイトキャンパスに参加してきた。

こすぎナイトキャンパスといえば、地元の方は知っている方も多いであろう、武蔵小杉とその周辺にお住まい、あるいはお勤めの方が集う、読書を通じた憩いの場。

普段、公言できるほど本を読まない私が参加するテーマと言えば……
指定図書は、TOKYO WALKER・ウォーカームックとして出版された『武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯』。
そう、武蔵小杉周辺の飲食事情だ。

武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯(ウォーカームック)

今回の参加者は20名近く。
通常のナイトキャンパスに比べると『非常に多い』とされる参加者が集い、本の中で紹介されている店舗を中心に、さまざまな談議がなされた。このあたりは、過去にナイトキャンパスで『武蔵小杉Walker』がとりあげられたときと、ほぼ一緒。

毎度のことではあるが、このイベントにおける指定書籍の存在は、会話の『きっかけ』に過ぎない。
基本的には、この本に沿った議論を行うという体裁になってはいるものの、そこに束縛や確たるルールづけがあるわけではない。本に載っていない、あるいは対象地域外の店舗に関する話題も多く飛び交い、長く住んでいる方は自身の経験を如何なく披露、比較的新しい住民の方は、まだ見ぬオススメ店舗の情報収集に余念がない様子。

3つのグループに分かれてのトークだったが、我々のグループでは、比較的元住吉に土地勘のある方が多く、ブレーメン通りを中心とした飲食店の名前が数多く挙がった。と同時に、元住吉の飲食店の移り変わりの早さも話題に。去年できたばかりのお店が、今年はもうなくなっているなど、時の流れ以上の変化の速さを、皆で共感。

あとは、老舗のお店が武蔵小杉にはあまり多くなく、んでもって数少ない老舗店も、意外に足を運んだことのない店が多い、ということを実感。皆さんの意見を伺いながら、せっかくなので一度行ってみようか、と重い腰をあげさせてくれそうな、楽しい会話となった。

毎度のことであるが、イベントを運営されるスタッフの皆様、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございます。

 

肝心の書籍『武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯』についても、少しふれておこう。

同様の書籍と言えば、過去に二回出版されている『武蔵小杉Walker』が記憶に新しい。
武蔵小杉や新丸子の店舗については、基本的に過去の記事の焼き直し+新店といった構成。使い回しの色はどうしても濃くなるが、それでも情報誌としての価値が損なわれていないのは、次々と進展がオープンしているがゆえか。

また、日吉や綱島といった、横浜市(港北区)内の地域にスポットが当たっているのも、大きな特徴。
このあたりは、若者向けのコストパフォーマンスの高いお店も多く、そういった情報に容易にアクセスできる素材となっている。

横浜といえば、今回のこすぎナイトキャンパスには、日吉を中心とした情報発信活動を積極的に行っている、横浜日吉新聞の方が、ゲストで参加されていた。単なる情報収集にとどまらず、地域自治という観点で非常に熱心に取り組まれている様子が感じられ、ご近所さんとして、ともに盛り上げていければいいな、と感じた次第。

 

実際、このナイトキャンパス終了後には、参加者の有志による、簡単なお食事会が行われたのだが。
それはもう、武蔵小杉という枠にとどまらず、中原区、川崎市、そしてお隣の横浜市までをも巻き込んだ、地域コミュニティのあり方を巡る、熱い議論が交わされた。ただの一住民に過ぎない私は、ただただ感心しながら聴くばかり。

勝手知ったる友人と語るのも楽しいが、たまには同じ地域に住まう幅広い方々と意見を交わし、武蔵小杉の現状と未来を真剣に考える機会も持つべきだなあ、とあらためて考えさせられるのである。

もっとも、普段、何も考えずに生活しすぎ、というのも、否定できないわけだが……。

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2016年02月06日

鶏料理ならお任せ、『空飛ぶ宮崎産若鶏』の真髄を味わえる、とり家ゑび寿 武蔵小杉店

東急武蔵小杉駅の西側、マクドナルド武蔵小杉店の地下。
ここは確か、以前は『やるき茶屋』ではなかったか。
それがいつの間にか、『とり家ゑび寿』という店になっていた。

とり家ゑび寿(えびす) 武蔵小杉店

お店を運営しているのは、『庄や』などでおなじみ、大庄グループ。
『やるき茶屋』もこちらの系列店なので、別業態の店を突っ込んできた、というところか。

この日は、ココと別のある店、どちらに行こうかで悩んでいたのだが、もう一方の方はいずれ行くかもしれないけれど、こちら(とり家ゑび寿)はもう二度と来る機会はないかもしれないと思い、背水の陣の構えで乗り込んでみた。『背水の陣』の使い方が違う気もするけど。

そしてワタシは実感する。
次(二度目)に来る機会をいつにしようか、と。

鶏肉の旨さは鮮度にあり

コチラのお店、肩書の通り『とり家』である。
看板には『宮崎さんの旨い鳥』と書かれていたので、地頭鷄に代表される宮崎地鶏をイメージしていたのだが、そちら方面ではない。

代わりにうたわれているのが『空飛ぶ宮崎産若鶏』。
これは、新鮮な若鶏を宮崎から空輸し、さばいてから一日で提供される『鮮度の高さ』を前面に押し出したうたい文句だ。ふむ。

生ビール大サイズ(中サイズ+100円なのでお得な感じ)とともに、まずは砂肝焼きとミックス焼きを注文する。

砂肝焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

こちら、私の三大好物のひとつでもある、砂肝焼き。
「焼き鳥の3〜4串分はありますよ」という店員さんの言葉は伊達じゃない。ちょうどそれくらいの量を、串を外して出してもらった感じ。グループで食べるときなどは、串から外すケースも多いだろうから、むしろありがたいかも。

ミックス焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

そしてミックス焼き。こちらはその名の通り、ももやレバー、せせり、ハツなど、その日のオススメ部位6種を少しずつ盛り合わせたもの。少しずつゆーても、全部合わさればこのボリューム。いろいろな部位が楽しめるだけに、まずはミックス焼きを注文してt、その中で気に入った部位があれば、あらためて単品注文、といった方法もアリかと。

ハツ焼き(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

で、その流れに乗って、私はハツ焼きを追加。
肉の歯ごたえというか、弾力感というか、このプリッとした感じは、鮮度の良さがあってのものか。

焼き物以外もいくつか頼んでみる。

一つは、特製むね肉のタタキ 土佐造り風。
鮮度を重視しているお店であれば、こういった生肉系の料理も、心情的に頼みやすい。

そのほか、ねぎ焼き、ししとうネギ醤油炒め、〆にはTKG(たまごかけごはん)を注文した。

特製むね肉のタタキ 土佐造り風(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

TKG(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)TKG(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

TKGは、のりの佃煮も入った変わり種だが、これが意外と会う。普段、あまりたまごかけごはんを好んで食べない家人が、気に入っていたほどだ。

また、一緒にやってきた鶏がらスープが、これまたグッド。
こちらには鶏だんごがイン。ワタシ、肉だんご系はあまり好きではないのだが、これは美味しい。スープも鶏だんごも素晴らしいバランス。このスープで食べられるとすれば、別メニューで用意されている鶏スープラーメンも期待できそう。

日本酒グラス(とり家ゑび寿 武蔵小杉店)

なお、お酒類は、ビールのほか、日本酒、焼酎を取り揃える。
宮崎鶏をウリにしているので、てっきり焼酎推しなのかと思いきや、ラインナップとしては、意外にも日本酒の方が充実している。

そして、焼酎ともども、意外と値段がお安い。
これではあれこれ頼んで、あれこれ飲めてしまう。危険だ。

『空飛ぶ若鶏』の看板に偽りなし

注文する際、お店のスタッフからは、内蔵系がおススメですよ、と案内された。
実際食べてみると、その自信は、けっしてハッタリではないことを実感する。内蔵系を美味しくいただけるというのは、新鮮な鶏肉を使っているからこその証。まさに『空飛ぶ若鶏』の面目躍如である。

コチラのお店、良くも悪くも鶏肉に特化したお店である。
ゆえに、牛肉が食べたいよ〜とか、魚料理はないの〜、といったニーズを満たすのは難しい。だが、鶏料理ならお任せあれ。お値段的にもリーズナブルなので、「今日はお腹いっぱい鶏肉が食べたい!」という気分のときには、うってつけのお店となるだろう。

どうせい『庄や』のチェーン系居酒屋でしょ、と侮るなかれ。
お料理が美味しければ、、個人店だろうがチェーン店だろうが、関係なし。

いろいろなサイトに紹介記事が掲載されていて、どうせ提灯記事なんじゃないの? と勘繰りたくもなるが、実際にその足で確かめてみれば、答えはおのずと分かるはず。ぜひとも、先入観なしで足を運んでみていただきたい。もっとも、先入観があったとしても、その既成概念を打破する力は、十分にありそうだが。

次はレバーと、勝利のから揚げ(Vチキン)なるものを食べてみたいぞ。
しばらく『鶏断ち』してから、また行きましょうかね。

posted by たいにー at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月24日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(3)〜Brasserie MUH(ブラッセリ―・ムー)

東急線高架下店舗シリーズ、第三弾はBrasserie MUH(ブラッセリ−・ムー)。
この並びでは、最も『お酒を飲むこと』に力を入れたお店と言ってもいいかもしれない。

Brasserie MUH (ブラッセリ−・ムー)

店名の『MUH』は、

MUSASHIKOSUGI(武蔵小杉の)
UNDER RAILWAY VIADUCT(高架下の)
HIVE(活気のある場所)

の頭文字を取ったものだそうで、そんな由来があったのか、とちょっと驚き。
これは武蔵小山や武蔵中原などに支店がオープンしないかぎり、おなじ名前の店は出てこなさそうだ。

こちらの売りは、なんといってもビール、そして肉。

ビールは、直輸入のベルギービールをはじめとして、クラフトビールなど、あまりお目にかからない(かかれない)ような銘柄が十種類ほど並ぶ。ボトルビールと樽生ビールが存在するが、樽生は次回来たときに同じものが飲める保証のない、まさに『一期一会』な存在だ。

一方の肉料理は、グリルが中心。おまかせの盛り合わせやら、熟成肉やら、仔羊やらと、食欲をそそるメニューが居並びまくる。肉だけでなく、マグロや魚介のメニューもあり、どうにも酒が止まらなくなりそうな布陣ではないか。このやろう。

肉料理がメインに据えるということで、ワインの方にも力を入れているご様子。
フランス、スペインからの直輸入ものを約30種取り揃える。その気になれば、肩書を『ブラッセリ−』から『ワインバー』に替えてもよさそうだ。

で、このラインナップであれば、ビールを片手に肉を頬張り、ちょっとワインで目先(舌先)を変える……なんてのが王道といえそう。だが、ワタシは今回、肉はまったく頼まなかった。

なぜか?
すでに夕食を終えた後で、お腹いっぱいだったのよ……。
紹介するメニューは、そういう観点でご覧いただきたい。

約十種類のビールがあなたを待っている

食後ということで、目的はとにかくビール、ビール、ビール。

燻製タラのポテトサラダ(ブラッセリ−・ムー)ムール貝の香草バターオーブン焼き(ブラッセリ−・ムー)

ベルギービールというと、独特の甘さや酸味がある銘柄が多く、日本のビールとはかなり傾向の違う味わいが多い。それゆえに、普通のビールが苦手な方でも飲みやすく、女性の間口が広いとも言える。

裏を返すと、通常のビール好きには、若干拍子抜け、ということも少なくない。
そういう意味で、私は若干、ベルギービールからは距離を置いていた。面白いんだけどね。

ただ、こちらで揃える銘柄は、海原雄山が「むっ?」と唸る……かどうかは分からないが、そんな驚きがあった。
海原雄山がビール飲むかどうかは知らんけど。

オーソドックス(?)なベルギービールを置く一方で、苦味を強調させた銘柄、あるいはスッキリ飲みやすい日本のビールに近い味わいのものも。今回飲んだ中では、『初陣-Uijin-』と『XXビター(イクスイクスビター)』が私のお気に入りで、次回行ったときにあったら、また飲みたいと思わせてくれた。

お酒を主役として引き立てる料理二選

そのビールとともにいただいたフードメニューは、全部で2品。
たった2品と言うなかれ……、すんません、夕食後だったもんで。

左上の写真が、燻製タラのポテトサラダ。
見た目通りのボリューム感。そして、燻製タラの風味がポテトサラダにゴージャス感を加味してくれる。燻製好きとしては外せない一品。

ムール貝の香草バターオーブン焼き(ブラッセリ−・ムー)

そしてもう一品は、ムール貝の香草バターオーブン焼き。
コチラのお店、肉料理とともにムール貝料理にも力を入れているようで、このオーブン焼きを含め、三種類のムール貝メニューが存在する。

バターはバジルバターか。付け合わせのバケットにのせずにはいられない。
これはビールよりもワインかも分からんね。かまわずビール飲んでたけど。

というわけで、あまり役に立たなそうな料理レポで申し訳ない……

スタンドバー的な感覚で気軽に立ち寄れるお店

ビールは好きだが、ベルギービールについては、特段思い入れのなかった私。
その私をして、また来てみたいと思わせる内容であったことは、間違いない。

ベルギービールといえば、味とともに、銘柄固有のグラスが挙げられる。
特定の銘柄に特定のグラスが出てくるのは、ベルギービールならでは。たまに「こんなんアリか?」と思わせるようなグラスが登場することもあるので、そういった視点で楽しむのも、また面白いかもしれない。

一点だけ注文を付けるなら、公式サイトをもうちょっとがんばって作ろうよ、ということ。
お店の情報やメニューなんかもあって、情報量としては必要十分なんだけど、モバイルファーストの観点で作っているのか、PCなんかで見ると、結構しんどいレイアウトになってしまっている。

「あ〜、もっとこうしたらいいのに〜」
と、見ていてうずうずしてしまうサイトになってしまっている。
ぜひともうずうずさせないようにしていただければ、と。

これまで、武蔵小杉界隈には、こういった『しゃれっ気のある飲み屋さん』は少なかったように思う。
とりわけ女性でも入りやすいというのは、大きなポイントだ。

客層も比較的若めで、いつもにぎやかな声がこだましている。
友達と和気あいあいと、あるいはお店の人にベルギービールのうんちくを問いかけながら、お酒を楽しめる場として、ぜひともがんばっていただきたい。

posted by たいにー at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月11日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(2)〜牛8(USHIHACHI)

『大人が寄り道したくなる』武蔵小杉の東急線高架下店舗シリーズ。
第二弾は、焼肉の牛8(USHIHACHI)だ。

牛8(USHIHACHI)武蔵小杉店

最近ではあまり珍しくはなくなったが、黒毛和牛を一頭買いすることによって、メニューのコストパフォーマンスをあげているお店だ。元々は錦糸町で人気を博しているお店で、その実績を引っ提げての武蔵小杉進出……というと、やや小杉を持ち上げすぎか。

店舗入り口の上に燦然と輝く『KING OF YAKINIKU』の文字は、果たして伊達か否か。
いざ、その門をくぐろうぞ。

今回はランチでの訪問。
ワタシが牛8焼肉ランチ(黒毛和牛、大山鶏、豚カルビ)、家人がゴロゴロ野菜の厚切りタンシチューを注文。

ゴロゴロ野菜の厚切りタンシチュー(USHIHACHI)

まずは、タンシチューがやってきた。

厚切りタンシチューの名は、看板に偽りなし。
ただし、野菜はゴロゴロか? と問われると、いささか名前負け。もっとゴロゴロしててもいいのに。自分はゴロゴロしてると怒られるけど。

牛8焼肉ランチ(USHIHACHI)牛8焼肉ランチ(USHIHACHI)

で、牛8焼肉ランチがこちら。
ランチなので、肉の枚数はそれなり。ただ、ご飯が進むのは言うまでもなし。

肉の種類も牛、豚、鶏と一通りそろっているので、こちらでいただける肉の全容を、おおざっぱでいいので把握してみたい、という方にはうってつけである。そしてその肉は、実に美味い。

こちらのお店では、ガス火焼きでいただくシステム。
一時期の猫も杓子も炭火焼き、という時代から、ガス焼きも見直されてきて、最近では半々くらいだろうか。
炭火もガス火も一長一短なので、一概にどちらがいいとは言い難いが、なんとなく私なんかは、ガス火の方がなじみが深いので、こちらの方が安心できる……気がする。

 

武蔵小杉駅の近辺で、という視点で考えると、焼肉の専門店は、それほど多くはない。
そういった中で、選択肢が一つ増えるというのは、意味のあることだ。

ワタシが伺った日は、開店からあまり時間が経っていないということもあってか、接客オペレーションにおいて、かなり手間取る場面が少なからずあった。これは時間が解決してくれるものだとは思うが、同じ高架下の他店舗と比べると、その効率化では、一歩後れを取っている印象を抱いた。ぜひ頑張ってほしい。

そして、もっと頑張ってほしいと思ったのが、その営業姿勢。

この店、冒頭の店頭写真でもお分かりになると思うが、メニューや価格帯が店の外からでは分からない。
具体的な数字、価格を出すことは、お店の格を決めてしまうとして、嫌がる経営者も多いと聞く。ただ、消費者からすると、価格やメニューの内容を事前に知ることは、その店への安心感に直結する。『お客に知ってもらう』ことへの努力を、もっと進めてもらうことは、この店にとっても、絶対に損にはならないと思うのだが。

お店の雰囲気、あるいは料理の質は悪くないだけに。
そのあたりの点について、この記事が掲載される頃には、改善されていることを願うばかりである。

posted by たいにー at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月10日

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズ(1)〜アジアンビストロDai武蔵小杉店

昨年末、東急武蔵小杉駅近く、東急線の高架下に、新たに飲食店が開業した。

東急武蔵小杉駅 高架下商業施設群

『大人が寄り道したくなる』をコンセプトに、それぞれ毛色の異なる5つのお店がオープン。
それまで、若干辛気臭い雰囲気の漂っていた線路沿いの小路が、一気に華やかとなった。
それだけでも、これらの飲食店がオープンした意味があるというもの。

アジアンビストロDai武蔵小杉店

まず最初に足を運んだのは、ここ、アジアンビストロDai。
最初から是非にと決めていた……というわけではなく、通りがかったときのインスピレーションで。単純に店頭の看板に惹かれた、と言えなくもない。

アジアンビストロの名の通り、中国からタイからベトナムから、日本以外のあまねくアジアを味覚で旅することのできる(ような気がする)お店である。

この店、中に入ってみると、意外と広い。
バーカウンターを含め、全86席。
物件取得から設備費、内装費など、約1億2000万円をかけて出店。飲食店出すのって、お金かかるなあ。

この日、訪れたランチでは、私が鶏肉のガパオ炒めご飯、家人がパッタイを注文。

鶏肉のガパオ炒めご飯(アジアンビストロDai)

ガパオは、ご存知タイ料理の代表的なごはんものメニュー。
ナンプラーやピリリと効いたスパイスが食欲をそそる。んでもって、上に乗っかる目玉焼きは、味的にも見た目的にも主役の座をかっさらいそうな存在。ピリリ+まろやかのコンビネーションは、箸が……いや、スプーンが止まらないぜ。

アジアンセット:前菜3種盛り(アジアンビストロDai)

ついでに、プラス300円で、アジアンセット(前菜3種盛り)なるものもたのんでみた。
内容は、生春巻き、エビトースト、トムヤムクンがミニサイズでセットになったもの。
前菜的な扱いなので、当然ながら一つ一つの量は少ないが、それぞれが東南アジア料理の代表的なもので、ちゃんとそれぞれの味を表現している。個人的にはエビトーストがお気に入り。

パッタイ(アジアンビストロDai)

一方の家人がたのんだ、パッタイ。
メニューには『海鮮焼きビーフン』と注釈がある。その名の通り、ビーフンを使ったタイ風の海鮮焼きそば。

こちらもナンプラーが大活躍。意外と具だくさんで、食べ応えもなかなか。
ビーフンというと、細い麺をイメージするが、パッタイのそれは、うどんにも近い太麺。このコシを感じさせる太い麺が、私は好き。次来たときには、こっちを頼もうかと思うくらいだ(別にガパオがダメというわけではないのだが)。

 

アジア料理というと、味付けも香りも独特。
女性には人気だが、大衆万人に受け入れられるのは、なかなかに難しい。

そんな中でも、コチラのお店は、カップルや女性客のみならず、ご家族連れ、あるいは年配者の方も見かけるほど、広い支持を受けている。実際、ランチどきには行列ができているケースもちらほら。

武蔵小杉東急線・高架下店舗シリーズの第一弾としては、実に幸先のいい滑り出しとなった。
他の店舗も、ぜひともこれに続く店でありますよーに。

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2015年12月06日

軽くいただいたメニューにも目を見張るものあり、ビストロランタン武蔵小杉店

武蔵小杉駅北口・小杉ビルディング地下1階の『とんQ亭』跡地に、新たなビストロがオープンした。
……といっても、かなり前(夏ごろ)の話だけど。

お店の名前を、『ビストロランタン』という。

武蔵小杉北口・小杉ビルディングビストロランタンは小杉ビルディング地下一階

そういえば、とんQ亭、一度も行かなかったなぁ……。
その贖罪(?)の感情が私を突き動かしたわけではないが(そうだとしても、まったくの意味不明だし)。

ビストロランタン武蔵小杉

贖罪とか言いつつ、開店してからずいぶんと立ってからの訪問であるうえに、足を運んだのは、かなり遅い時間。
おかげで注文したのも、4品だけ。
記事としては、読む人にとっても、お店にとっても物足りない内容になってしまっているかもしれない。

ただ、先に書いておこう。
私はこの4品で、十分に満足した、と。

料理に見え隠れするひと手間、ひと工夫

まるごとおつまみ盛り合わせ(ビストロランタン)

まず最初に注文したは、まるごとおつまみ盛り合わせ。
イタリアンのお店でよく見るようなまな板に、ラタトゥイユに生ハム、ピクルス、オリーブなどのおつまみ系が賑々しく並んでいる。やはり、イタリアンのおつまみは色彩的に映えますな。

あまりお腹が減っていないときであれば、これ一つにワインを何杯か頼む、といった楽しみ方も十分できそう。

コンフィした砂肝と生ハムの贅沢なサラダ(ビストロランタン)

2品目は、コンフィした砂肝と生ハムの贅沢なサラダ。

野菜の上に乗っている黒い塊群が、砂肝のコンフィ。体裁はきちんとサラダである。
どうも『コンフィ』という文字を見ると、某日経電子版TVCMの影響で『コソフィ』と言いたくなる。
砂肝スキーの私としては、砂肝だけでもイイのだが、そこに生ハムまで盛りつけられているとなれば、そりゃ『贅沢』という言葉を背負うのも許される、ような気がする。

名物! 大漁シラスのアヒージョ・バケット付き(ビストロランタン)名物! 大漁シラスのアヒージョ・バケット付き(ビストロランタン)

こちら、名物! 大漁シラスのアヒージョ(バケット付き)。
『名物』とうたっているのは、ワタシが勝手につけたわけではなく、メニュー名にきちんと入っている言葉。

名物だそうだ。大漁だそうだ。
この手のメニュー名は、多くの場合、看板倒れになっていることが通例。だから、メニューに登場しても、暗黙の裡に期待しない、あるいは三割引き程度に考えろというストッパーが、自分の感情に作用する。

で、やってきた料理を見てみると、だ。

ふむ、大漁ではないか。シラスだから大漁っぽく見えるというのもあるかもだけど。
バケットに乗せてみると……大漁感は伝わりにくいかもしれないが、食欲はそそられる。次回来たときも、また注文したい……と思ってしまうということは、確かに名物の名を冠するにふさわしいのかもしれない。

3種キノコのあつあつソテー(ビストロランタン)

4品目、3種キノコのあつあつソテー。
スパイス感をまとったキノコのソテーは、オーソドックスながらも堅実な味わい。
その『普通』な感じに『独自性』を生んでいるのが、クルミの存在だ。

キノコソテーにクルミ?
この記事をご覧いただいている方は、そう思うかもしれない。私も思った。

だが、キノコの味わいにまろやかさをプラスする共に、その食感がアクセントとしてでしゃばり過ぎない程度に主張する。とても脇役の一言で片づけるには忍びない、『名脇役』的存在。
思わず、お店の人に伺ってみたところ、こちらのシェフのこだわりなのだそーだ。
なるほど、これはいいこだわりだ。

さまざまな料理、それに合うワインを探し出す楽しみ

今回はがっつりとした肉魚系は注文せず終い。
しかし、コチラのお店の楽しみ方は、ワインと共に、さまざまな料理を変幻自在に楽しむという路線が、一番しっくりくるような気がした。

それを裏付ける……かどうかは分からないが、ビストロランタンでは、ほとんどのワインがボトルだけでなく、グラス単位でも注文できる。ボトル注文だと、いろいろなワインを試してみる、といった楽しみ方は難しいだけに、どの料理にどのワインが合うか、といった『マッチングの面白さ』を追求したい人には、非常にありがたい。

難点としては、お向かいにある塚田農場にも当てはまるのだが、構造ゆえか、音が響きやすいという点。そのため、それなりにお客さんが入ると、店内は喧騒に包まれる。あとは、理想を言えば店内を全面禁煙にしていただきたいところだが、これはさすがに高望みが過ぎるか。

 

駅前という最善の立地ながら、地下という目立たない場所。
認められれば、お店は長く続くだろう。だが、鳴かず飛ばずであれば、駅前ゆえの賃料の高さが重くのしかかる。

ぜひとも、前者の展開になってくれることを願いたいお店だ。

posted by たいにー at 16:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年10月11日

おでん以外の充実ぶりに目を見張る、小さく素朴なおでん居酒屋 夢や ぽってり

今回は、新丸子のおでん居酒屋『夢や ぽってり』。
こちら、割と以前からあるお店で、何度か店の前を通り過ぎつつ、いつか来たいな〜、いつか来たいな〜、と思いつつも、なかなかその機会がなかった。

とある週末に、何年か越しの訪問。
ようやく、ようやくである。

外からでもなんとなくうかがえたお店の中は、予想に違わず、広くはない。
カウンターが6席ほど、奥のテーブルが2卓。
なんとなくだけど、おでんをメインに据える居酒屋は、良くも悪くも、この手狭感が特徴的な気がする。

ただ、手狭なお店は、居合わせた他のお客さんが騒がしいと、どうしようもない、というリスクも。
まあ、このあたりは運任せ。騒がしさととるか、賑やかさととるか、まさに紙一重の世界。

余計なことは考えず、あれこれ頼んでみましょーか。

どんどん、おでん居酒屋から遠ざかっていく注文内容

おでん各種(夢やぽってり)

おでん居酒屋というからには、おでんを頼まないことには始まらない。
お皿の中身は、大根×2、しらたき×2、牛すじ、厚揚げ。
注文の仕方としては、単品のほか、おまかせの3点盛、5点盛といった頼み方も。言うまでもなく、後者の方がお得になる。

おでんは、間違いないですな。特に、これからの季節は重宝しそう。
アンタ(大根)、ダシ汁が染みてるぜ。

砂肝のガーリック炒め(夢やぽってり)

砂肝好きのワタシには避けて通れない、砂肝のガーリック炒め。
にんにくダレの中に、しょうがとマヨネーズだろうか? ピリッと感とまろやか感をまとった砂肝。
そうか、しょうがとマヨか。これは家でも試してみなければ、と思いつつ、モリモリ食う。

枝豆のガーリック炒め(夢やぽってり)

同じガーリックでも、こちらは枝豆のガーリック炒め。
皮の中にも少し味が染みてはいるものの、この料理は決して食べはしない皮にまとわりついた味を口の中に残しつつ、中の豆をかき出して食す、このトリッキーな食べ方が面白い。

買ってきて茹でた枝豆を調理するのは、いささか抵抗のあるところだが、茹でてから時間が経過していたり、冷凍ものの枝豆であれば、家でも作ってみたい一品だ。ビールのおつまみとして、普通の枝豆とは、また少し趣の異なる品となること、請け合いだ。

きゅうりと長芋の梅たたき(夢やぽってり)

こちらは一点、さっぱりと。きゅうりと長芋の梅たたき。
梅肉と相性のいいきゅうりと長芋を、一つの皿にむりやり相席させた一品。きゅうりと長芋の相性は分からないが、最終的に梅肉がちゃんと仲を取り持ってくれているので、味わいもさっぱり感も、きちんとまとまっている。

梅をまとった長芋が、遠目にカニ肉に見える……のは、ワタシだけだろうな、きっと。

納豆詰め油揚げ焼き(夢やぽってり)

一見して分かりにくいこちらは、納豆詰め油揚げ焼き。
油揚げの中には、しっかり納豆封入。揚げの香ばしさと納豆の風味、そこにかつおぶしと少しの醤油が、食欲かきたてりんぐ。

中身もさることながら、温度感も一見しては分かりにくい。
お召し上がりの際は、ヤケドに注意。

サーロインステーキ(夢やぽってり)

ちょっとがっつり系のメニューもほしいな、と思って頼んだのが、こちらのサーロインステーキ。
鉄板の上に、ジュージュー状態で出てくるので、見た目通り熱い。お肉だけでなく、鉄板もヤケド注意。

お肉の感じは、いたってふつーというか、専門店と比べるのは野暮というものだが、お酒のつまみとしていただくには十分な一皿。というか、これを食べてる時点で、おでん居酒屋にいるという事実を忘れかけている自分がいる。

で、意外と食欲のあったこの日、最後に注文したのが、

初島岩海苔ラーメン(夢やぽってり)

初島岩海苔ラーメン。
オーソドックスな醤油ラーメンに、岩海苔をどどんとトッピング。スープを全部飲み干すのは体に悪いとか、分かっちゃいるけど、岩海苔を残すもったいなさの方が勝ってしまう、悲しき貧乏性。

ごちそーさまでした。

小さなお店に詰め込まれた数々の魅力とは

『居酒屋』というカテゴリが、ある程度の幅を許容させているとはいえ、ご覧いただいた通り、注文内容は『おでん居酒屋』の名前からは縁遠いものも少なからず。

実際、こちらのメニューを見てみると、サラダや一品おつまみの類はともかく、オムレツからチャーハン、麻婆豆腐に至るまで、実にバラエティに富んでいる。おでんだけでなく、串揚げも幅広く取り揃えており、『おでん居酒屋』の看板がなければ、ジャンルが特定しづらいラインナップでは、ある。最近、Season5の放送が始まった『孤独のグルメ』に登場しそうなお店では、ある。

肝心のおでんは、味に関しては及第点。
惜しむらくは、もう少し、おでん種の数が欲しいかな、というところ。季節や時期によっても異なるのかもしれないが、おでんでは定番どころのこんにゃくやつみれの類がなかったのが、家人はいささか残念だった模様。

とはいえ、そういったデメリットを覆すパワーが、この店には、ある。

まず、なんといっても、値段が安い。
料理の価格は、そのほとんどが300円〜400円台。異色のサーロインステーキですら、700円。ラーメンだって、500円に届かず。三ちゃん食堂に勝るとも劣らぬ衝撃価格だ。

さらにこちらのお店、ハッピーアワーと称して、15時〜19時までは、アルコール類が150円引きとなる。
元々の価格設定が安めな上に、このプライスダウンはありがたい。
欲を言えば、お酒もいろいろ種類が欲しい気がするが(日本酒、もしくは焼酎で)。

んでもって、お店を切り盛りするご夫婦との距離の近さも、また魅力の一つ。
基本的には、明るい奥様がお店のムードメーカー。調理を担当する旦那さんは、ひたすら寡黙で多言を要さず……かと思いきや、調理の手が止まっている間は、積極的に会話に参加される。お喋りもそこそこに、調理の手がおろそかになるという人もいるだけに、このメリハリの利かせ方は、評価に値するかも。

お店に入るまでが、若干敷居が高いかもしれないが、入ってしまえば、ハイそれまでよ。
夕方から一杯ひっかけたい呑兵衛にはうってつけ。
『せんべろ』(1000円でべろべろに酔えるお店の俗称)も不可能ではない。

季節はこれから冬、本格的に、おでんが恋しくなる季節がやってくる。
身も心もあったかくなれそうなお店。
その意味でも、武蔵小杉・新丸子界隈では貴重なお店だ。

[ここに地図が表示されます]
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2015年09月30日

武蔵小杉の隠れた名店・韓国酒家あん寿、9月末をもって、7年強の歴史に幕

無情にも、そのときはやってくる

武蔵小杉駅北口の『韓国酒家あん寿』、
先月末に掲載した記事でも少しお伝えしたが、9月末日を持って営業を終了した。

韓国酒家 あん寿

上記の記事では、そのタイトルの通り、10月末閉店の見込みと書いた。
と同時に、それはあくまで予定であって、早まる可能性があるとも書いた。
そして、結果としては9月末閉店。想定し得るシナリオの中でも、最も早いタイミングでの閉店となってしまった。

あん寿の思い出

あん寿がオープンしたのは、7年以上前にさかのぼる。
『韓国酒家』の肩書通り、基本的には韓国料理のお店。とはいえ、近くに『オモニ』という韓国テイスト満載の人気店がある状況で、こちらのお店は日本ナイズされた、日本人に合う韓国料理を提供してくれる……そんなお店だった。あくまで私のイメージだが。

当初は親父さんが店を切り盛りし、その後、息子さんが加勢しての二人体制。
親父さんが体調を崩し、一人体制になってからも、息子さん店長は頑張った。期せずして韓流ブームに陰りが見えたのを悟った……かどうかは定かではないが、ベースの韓国料理から、自身の経験を活かした和食テイストを徐々に加味。『明らかにコレは韓国料理じゃないだろう』的な皿が増え、それがお客(というかワタシ)に受け入れられていった。

変わっていったのは料理だけではない。
韓国料理ということで、用意されていたお酒もマッコリやJINRO中心だったのが、徐々に焼酎、日本酒といった路線にシフト。やがてそのラインナップはバリエーションを増し、その品揃えも、かなり通好みの内容になっていった。店長曰く「お客さんのリクエストも交えていたらこうなった」らしいが、そこに店長のセンスが垣間見える。

『できる範囲』はすべて充足させたお店

この店の魅力は、前述のような独創的な料理、豊富な品ぞろえのお酒、店長の気配りとともに、圧倒的なコストパフォーマンスがあった。

同じ料理、同じお酒でも、その質と量を考えると、お得感は明らかに他店の上を行く。さんざん食べて、さんざん飲んで、この金額でいいのかしら? と思うことも少なくなかった。

お店としては決して広くはなかったが、店長さんが、とにかく接客向きだった。
足しげく通う客については、名前だけでなく、その好みやキャラクターも憶えてくれる。その一方で、一見さんにも分け隔てなく接するバランス感覚は、お見事の一言。簡単にできることではない。

加えてもう一つ。これはウチの家人が絶賛していたのだが、とにかく清潔感の意識が強かった。店内の掃除はもちろん、食器一つ一つのお手入れに至るまで、飲食店の基本中の基本とも言える点が徹底されていた。一見すると当たり前のことに思えるが、これがしっかり実行できている店は、意外に多くない。料理のおいしさもさることながら、この清潔感に裏打ちされる信頼感が、継続的な来訪に結びついたと言っても、過言ではない。

(裏を返すと、味と値段は申し分ないけど、清潔感に難ありで再訪していない店も結構ある)

知る人ぞ知る店であってほしかった

これだけの魅力を、なんで通常営業している間に書いてくれないの〜と思った方もいらっしゃるかもしれない。言うまでもなく、これらの感想は『意図的に』書かなかった。

理由は、同じ店を集中的に取り上げると、宣伝のようになってしまいそうなため。。
こちらのお店の記事は、ランチ紹介を含め、3回掲載している。
このブログは、ワタシの個人的なブログなので、ある程度好みや偏りが出るのは仕方がないが、あまり偏りすぎたり、ひいきしすぎたり、といったことはしたくないので。

ただ、直接お会いする機会のあった方には、何度か紹介させていただいた記憶が。
『武蔵小杉Walkerを語る会』でも、自信満々に語った記憶がある。
どなたか、足を運んだ方がいらっしゃれば、嬉しいのだが。

最後の晩餐

最後の訪問となった今回、私はいつものように、いつもな感じで料理とお酒を楽しませていただいた。

味噌バターコーンラーメン(韓国酒家 あん寿)

最後に『味噌バターコーンラーメン』なるメニューが大々的に掲示されていたので、これを〆に。家人がほとんど口にしなかったのを「お口に合いませんか?」と気にかけてくれた店長。気にしないでいただきたい。このとき、家人は満腹で食べられなかっただけなのだから。

気になる『今後』だが、店長はいずれ、別の場所で、別の飲食店を開きたいとのこと。
それがいつになるのか、どこになるのかは分からない。
でもまた、お会いすることができたなら。
『安心』と『驚き』を楽しみに、またお店に足を運んでみたいものである。

韓国酒家 あん寿

ひとまず、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

posted by たいにー at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月30日

個人的に大ショック、韓国酒家あん寿が10月末(予定)に閉店の見込み

先日、お気に入り店の一つである『韓国酒家あん寿』に足を運んだワタシ。
その際、ふつーに飲食するワタシを見かねたのか、店長さんが、あることを私にぼそっと告げた。

「そちらの張り紙にもある通り、ウチ、10月に店、閉めちゃうんですよ」

『そちら』と呼ばれた視線の先には、下の写真のような掲示があった。

韓国酒家あん寿 閉店のお知らせ

早いもので、お店がこの地にオープンしてから、約7年半。
客の感覚としては、半永久的に、そこに店があるものと思い込んでいるが、現実に、それはあり得ない。いつかお店はなくなる、もしくは我々が行けなくなる、そのどちらかが、まず間違いなく訪れる。

こちらのお店は、このブログの黎明期に、何度か採り上げさせていただいた。

いろいろ思い起こすことはあるが、それはいずれ書くであろう閉店記事で、綴ろうと思う。

なお、上記の写真では『10月末日もちまして閉店』となっているが、実際には閉店が早まる可能性もあるそうだ。今のところは『9月いっぱいはおそらく営業する』というくらいの感覚のようで、明確なことが決まるのは、もう少し先になるとのこと。

こちらのお店に思い入れのある方は、早めに足を運ばれることをオススメしておく。
ただし、こちらのお店に馴染みのある方はご存じの通り、ここ一年ほど、お店は店長さんが一人で切り盛りされている。そのため、一日に対応できるお客の数は限られるし、提供できるメニューのスピードにも限界があるという点だけは、ご了承をいただきたい。

お店が健在であるうちに、ワタシももう一度くらいは、足を運んでおきたい。

『その時』はまだ来てはいないが。
はなはだ残念である。

韓国酒家あん寿

posted by たいにー at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵小杉・新丸子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする