2017年01月10日

新成人の減少とともに、トラブルも減少? 2017年成人式

本格復帰宣言のあとに書くネタがこれかよ、という気がしないでもないが。
裏を返せば、この時期にしか書けないネタ。
それが、毎年恒例、成人式騒動関連の話題だ。

少子化の波には逆らえず、新成人の数も、徐々に減少の一途をたどっている。
その影響もあってか、成人式にまつわるトラブルの数も、少しずつ減っていっている気がする。

一応書いておくと、成人式に、今後の活躍を期待させるような儀式やスピーチをしている新成人は、山ほどいる。彼らがいれば、日本も当分安泰だ、と安心させてくれるような方々だ。

とはいえ、トラブルは今年もあった。
成人とはなんぞや、ということを考える契機とするためにも、これらの騒動に関するニュースを、ご紹介しておく。

その1: 大阪府堺市で成人グループ同士がけんか

記念撮影のさなかに…新成人がグループ同士でけんか 大阪・堺、1人を病院搬送 (産経ニュース)

9日午後1時ごろ、堺市西区家原寺町の家原大池体育館近くの公園で「けんかをしている人がいる」と110番があった。大阪府警などによると、体育館で開かれた成人式の式典に参加したグループ同士でもめごとが発生。うち数人がけんかとなり、男性1人が顔にけがをして病院に搬送された。命に別条はない。
(以下略)

けんかに絡んだ新成人の中には、酒酔いのメンバーもいたそうで、早い話、飲みなれない酒に飲まれた阿呆の所業ということになる。

口火を切った男性は、ジャンプして殴りかかったとの話もある。我々の世代なら、ジャッキーチェンの真似事か、とも考えてしまうが、今の世代だとなんだ? 大パンチ飛込み昇竜拳か? いや、それも古いか。

その2: 岐阜県で新成人を乗せた車が死亡事故

単独、1人死亡 8人乗り「成人式帰り」の車 岐阜 (毎日新聞)

8日午後10時半ごろ、岐阜県岐南町八剣の国道21号で、8人乗りのワンボックスカーが走行中に道路脇のガードレールに激突し、乗っていた20歳前後の女性1人が死亡した。県警岐阜羽島署は、運転していた同県各務原市鵜沼三ツ池町、会社員、木村鯛容疑者(20)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕した。木村容疑者は「成人式に出た後、遊びに行く途中だった」と供述しているという。
(以下略)

乗っていたのは、20歳前後の男性と女性、合わせて8人。
全員が成人式の出席者だったかどうかは定かではないが、奇しくも運転手だった容疑者以外が病院に搬送されるという、皮肉な事態に。しかもうち一人は死亡したというから、どうにもいたたまれない。

もっとも、車が大破するような事故である。
同乗者に無事でいろ、という方が、土台無理な話なのかもしれないが。

その3: 沖縄で改造車走行騒動

沖縄の成人式で今年も騒動、屋根切り取った改造車で走行容疑など (ハフィントンポスト)

沖縄県警は8日、県内各地で、新成人やその後輩ら6人を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕した。

那覇署によると、那覇市の少年(19)は同市牧志2丁目の国際通りで、整備不良の改造車を走らせた疑いがある。屋根を切り取った乗用車に新成人の先輩4人を乗せていた。

本部署によると、本部町のホテル従業員の男(20)ら4人は、同町大浜の国道でオートバイ3台を横に連ねて走り、危険を生じさせた疑いがある。成人式の会場に向かう途中だった。
(以下略)

荒れる成人式の代名詞、沖縄からは、改造車による騒動のニュース。
とはいえ、別に事故を起こしたわけではないし、車で成人式会場に突っ込んだというわけでもない。
だが、このような事件が発生すると、「やはり沖縄」の感は拭えない。

この手の騒ぎを起こす連中に共通して言えるのだが、どうにも徒党を組んで動きたがるケースが目立つ。どうせやるなら孤軍奮闘、大人らしく、独力でやらんかい、と思わずにはいられない。

いや、まったくもって正論でないのは百も承知だが、結局のところ、一人じゃ何もできない連中が、数の力に任せて赤信号を渡る自分たちスゲー、ってのを世間にアピールしているだけな気がしてならないのだ。

ごく少数の無法者と一緒くたにされてしまう、沖縄の『まっとうな』新成人の皆様にとっては、実にいい迷惑。
ご愁傷様です。

その4: 茨城県で、式典壇上に駆け上がろうとして逮捕

茨城・つくば市で19歳の新成人逮捕 成人式で警察官の職務妨害容疑 (産経ニュース)

茨城県つくば市の成人式式典で、警備に当たっていた警察官の職務を妨害したとして、県警つくば中央署は8日、公務執行妨害の容疑で、新成人の会社員の少年(19)=同県土浦市=を現行犯逮捕した。容疑を認めている。)

逮捕容疑は8日午後1時50分ごろ、つくば市の「つくばカピオ」で開かれた「市成人の集い」の最中に、壇上に駆け上がろうとして警察官の制止を振り切り、職務を妨害したとしている。
(以下略)

今年の成人式のネガティブニュースの中で、最も多く報じられたのは、この件かもしれない。
バカはどうにもステージにのぼりたがる。警察の静止があっても、それを振り切ろうとする。結果、公務執行妨害による前科者のできあがり。

式典そのものに混乱をきたしたのは、今年はつくば市くらいのものだろうか。
騒動の様子が、ふつーに動画でアップされるのもイマドキではあるが、こんなのと一緒にされたくない、と思う新成人の方も多いことだろう。ぜひとも反面教師として、研鑽を積んでいただきたい。

 

反面教師と言えば、新成人ではないが、こんなひと悶着もあった。

その他: 賭博市長は成人式に出させてもらえず

飯塚市長、成人式欠席へ…賭けマージャン問題で (livedoorニュース)

福岡県飯塚市の斉藤守史市長(68)の賭けマージャン問題を受け、飯塚市は8日に開催する市主催の成人式で、斉藤市長が欠席することを決めた。

市幹部は「厳粛な成人式であり、混乱を避けたい」としている。
(以下略)

昨年末、平日の昼間から賭けマージャンに興じていたとして、各方面からのバッシングを受けた福岡県飯塚市の斉藤守史市長。
本来であれば、成人式にて新成人への訓示をするところなのだろうが、式典や新成人への影響を考慮し、早々に欠席が決定。代役は、市の教育庁があいさつに立った。

市長の思惑はさておき、新成人としては、こんな大人に、もっともらしいことを言ってほしくはないわな。

「一人前の大人として、社会の規範となる行動を心がけていただきたい」
「責任と自覚ある行動をお願いしたい」

……などといった、ありがたいお言葉をいただけたのかもしれないが。
仮にそんなことになっていたら、間違いなくこう切り返されたの違いない。

「お前が言うな」

と。

註:以下、後日追記分。

その5: 岡山駅近くで新成人同士がストリートファイト

岡山市の成人式で口論から投げ飛ばし、頭蓋骨骨折させる (スポーツ報知)

(中略)
男子大学生(20)を地面に投げ飛ばして重傷を負わせたとして、岡山中央署は9日、岡山市東区の自称アルバイト店員・武田誠人容疑者(20)を傷害容疑で逮捕した。

逮捕容疑は9日午前1時55分ごろ、同市北区のJR岡山駅近くの路上で口論となった滋賀県大津市の大学生を投げ飛ばし、頭の骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。2人は面識がなかった。
(以下略)

ひと目合ったその日から、因縁が芽生えることもある。
それぞれ、別々の同窓会に参加した者同士が、ひとたび路上で鉢合わせると、そこには恋の花どころか、憎悪の渦が巻き起こる。何に対する憎しみなのかは知らんが。

この事件、重傷を負った側はかなり酔っていたらしいが、容疑者側はさほど酔った様子ではなかったという。勝敗の分かれ目は酔いの深さだった……かどうかは定かではないが、頭の骨を折っちゃいかんわな。神妙にいたせ。

その6: 宮城で新成人自衛官が列車に戦いを挑み、自爆

成人式後に飲酒 自衛官が列車と接触しけが (河北新報)

8日午後11時55分ごろ、宮城県栗原市瀬峰のJR東北線藤沢踏切付近で、線路の脇を歩いていた福島県郡山市の男性自衛官(20)が試験運転中の上り列車(10両編成)と接触し、男性が右肘の骨を折るなど大けがをした。
築館署によると、男性は栗原市出身で、8日にあった同市の成人式に出席するため帰郷していた。式典終了後に友人と酒を飲み、酔った状態で歩いていた。周囲に柵などはなく、誰でも線路に近づける状態だったという。
(以下略)

こちらも酔っ払いの事故、というか事件。
おそらくは酩酊状態で線路に近づき、意識せずに列車に戦いを挑み、そして敗れたものと推察する。
結果として、晴れの門出に右ひじ骨折という、なんとも悲惨な結果に。
年明け早々、なんとも先の思いやられる話では、ある。

一昔前なら、『ニューマンアスレチックス』(ナムコの超人ハイパーオリンピック的ゲーム)の競技『VS. EXPRESS』を思い起こさせるところだが、ネタがマイナー、かつ古すぎて、誰もついてこれまい。ふはははは。

それにしても、これだけ酔っ払いが事件を起こすのだから、周りの(比較的お酒に強い、あるいは飲まない)友人たちも、もう少し気を遣って、家まで送り届けてあげればよいものを。皆、そこまでの余裕はないということか。

自己責任という言葉がのしかかりながら、責任をとるには半人前過ぎる。
あわれな新成人たちの明日はどっちだ?

posted by たいにー at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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